熱をつくり、運び、使う設備に興味がある人へ。ボイラー取扱技能講習で得た知識を、大学で熱やエネルギーを学ぶ理由につなげてみませんか。
設備の知識から生まれた疑問を、熱の移動やエネルギーの探究へ広げましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
ボイラー取扱技能講習の学習内容
通称「小規模ボイラー」の取扱いに関する技能講習です。日本ボイラ協会の案内では14時間の学科講習で、受講資格の制限はありません。設備の区分によって必要な資格や教育が異なるため、対象を正確に確認することが大切です。
小型ボイラーの特別教育や、ボイラー技士の免許とは別です。修了証の名称と、学んだ設備の範囲を正確に伝えましょう。講習を受けられることと、年齢などを含めて実際の業務に就けることも分けて確認してください。
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 熱・エネルギーへの学修計画 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 設備の構造や熱の考察 |
| 工学院大学先進工学部(対象学科)・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 熱移動の条件比較と発表 |
表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の機械・エネルギー分野を調べ、熱の利用について入学後に深めたい内容を考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。機械工学系を志望するなら、熱や設備を学んで気づいた疑問を、実験・調査の経験と一緒に説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。機械工学系の口頭試問では数学Ⅰ・Ⅱと物理基礎・物理の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。先進工学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。温度変化などを条件をそろえて測定し、結果を比較して発表する理数系探究が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
講習の学びを志望理由書・面接へ
例えば、先生の指導のもとで安全な容器と温度の範囲を決め、断熱材の違いによる冷め方を比べる活動があります。室温、初めの温度、時間、測定位置などを記録してみましょう。講習で学んだ熱の利用と結びつけ、どこへ熱が移ったのかを考えると、熱力学や伝熱を大学で学ぶ理由が具体的になります。
「ボイラーの学習→温度変化や熱移動の比較→大学で深めたいエネルギー技術」をつなげましょう。面接では、比較のためにそろえた条件と、そろえられなかった条件を説明してください。これは学校での学習例で、実機の運転方法を練習する提案ではありません。
スキルパスでは、受講して学んだ内容を探究や進路に結びつけるところから、出願先の検討、志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


