常葉大学の「高大接続活動」は、大学での学びを体験し、レポートや面接へつなげる企画です。2027年度の総合能力入試[高大接続型]では、志望する学部・学科の活動参加が出願条件となります。参加する前から資格や探究を重ね、自分で考え、説明できる準備を進めることが大切です。
10学部19学科で、活動参加が入試につながる
2027年度は全10学部19学科で実施し、高校を2026年3月に卒業した人、または2027年3月に卒業見込みの人が対象です。出願する課程・学科・専攻を専願とし、合格した場合は入学する条件があります。全体の学習成績の状況に数値条件はありません。
規定された回数の活動参加が必要で、学部によって内容が異なります。体験授業、グループワーク、発表、個別面談、課題レポートなどの案内を、自分の学科に合わせて確認しましょう。
大学の案内は「各学部・学科が指定する『高大接続活動』に参加することが出願の条件」と説明しています。参加が出願の前提であり、参加だけで合格が決まる制度ではありません。資格の学習も、大学の内容を理解し考える基礎として使うことが重要です。
社会環境学部は、授業と個別面談からレポートへ
社会環境学部の2026年の活動は、7月18日、8月1日、8月22日から1回以上参加する案内です。体験授業60分と、1人10分程度の個別面談があり、面談ではエントリーシートを使います。高校1・2年生は受講できない案内です。
テーマには、震災後の住宅の住みこなし、課題解決力、プラスチック利用の課題などがあります。授業参加時にレポート要領が配られ、作成したレポートは出願時に提出します。
話を聞くだけでなく、自分がどの問題に関心を持ち、授業で何を考え直したかを整理することが準備になります。2027年度の社会環境学部ガイドは、入試で10分程度の面接を行う流れを示しています。
出典:常葉大学・高大接続活動の学部別案内/社会環境学部2027入試ガイド
造形学部は、制作と発表まで見据える
造形学部は、コミュニティデザイン、環境デザイン、アートのいずれかの領域の授業に1回以上参加します。地域の課題を考える活動、建築図面と模型、基礎デッサンなどを掲載しています。
活動時にレポートとプレゼンテーションの要領が配られ、レポートは出願時、発表は入学試験時に行い、どちらも評価対象になります。何を作ったかに加え、観察、着想、修正の理由を記録することが大切です。
これらは2026年に案内された活動です。次回の対象や日程を推測せず、新しい大学の公表で確かめる必要があります。
資格、本人の探究、授業の学びを重ねる
社会環境に関心があれば、統計検定の学習を地域の公開データの比較へ、ITパスポートの学習を情報の収集・管理へつなげる方法があります。Pythonで図表を作るなら、集計年や対象、数値から判断できる範囲を説明しましょう。
造形分野なら、色彩や製図に関する学習を、街の観察や模型の比較に使う探究が考えられます。これらは本人が発展させる学習例です。大学の課題は所定のルールに沿って本人が取り組み、既存の制作と課題として提出する内容を区別する必要があります。
本人の研究が深まった場合の大学3校の比較例
| 大学・方式 | 主な条件と成果の伝え方 |
|---|---|
| 常葉大学・社会環境学部等/総合能力入試[高大接続型] | 対象の卒業年度、規定回数の活動参加、専願・合格時入学が条件。学部別のレポートや面接等へ備える |
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類(融合系)/総合型選抜 | 日本の高校等を2027年3月卒業見込み等、合格時の入学確約が必要。情報工学へ発展した本人の活動を報告書・発表へ整理 |
| 工学院大学・建築学部等/探究成果活用型 | 現役、理数分野の探究発表または外部コンテスト等への提出経験と、課程別の学習成績・履修条件が必要 |
電気通信大学の2027年度要項7ページは、活動例に「他大学でのスクーリング・セミナー参加」を挙げています。例えば、環境の課題を調べた本人がデータ分析や情報システムの制作へ発展させた場合、その過程を活動実績報告書と3分以内の自己PR動画へ整理する準備が考えられます。一次は書類、二次はプレゼンテーションと口頭試問を含む面接です。数学Ⅲや物理・化学等の履修は望ましいとされています。
2027年度は、日本の高校等を2027年3月に卒業・修了見込みの人(2026年度の途中卒業等を含む)が対象で、二次合格時に必ず入学する確約が必要です。Ⅱ類(融合系)の一次は書類選考で、Ⅰ類のCBTとは異なります。出願は2026年9月1〜3日必着で、既に終了しています。
工学院大学の探究成果活用型は、理数分野の発表、または外部コンテスト等への提出経験が必要です。建築学部では、普通・理数科は全体3.2以上、専門学科等は全体3.5以上。その他の課程は、所定の数学・理科の履修状況により全体3.2または3.5以上です。一次の英語・数学と書類、二次の発表・質疑にも備えます。
他大学での活用は、参加証明の置き換えや一律加点を意味しません。2027年度要項は比較例とし、本人の受験年度と提出期限に合う成果を準備しましょう。
理系推薦では、資格と成果を早くから準備
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。常葉大学の倍率とは別の実績です。資格、分析・制作の成果、数学や英語を組み合わせて、名門理系大学を目指す準備も考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで学びを推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から関心、参加対象、資格と基礎学力を整理し、受講前に必要な読み取りや考察、本人の探究を準備できます。
受講後は、ノート、制作過程、調査結果を整理し、本人の問いと大学での学びがつながる報告へ発展させます。志望理由書、プレゼンテーション、面接では、方法を選んだ理由や結果の限界まで説明できるように練習します。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


