中村学園大学の高大接続探究学習ワークショップは、高校生が大学生と課題を考え、提案や発表に取り組むプログラムです。地域マーケティングや食品開発など、社会とつながるテーマが用意されています。
大学での探究を、資格と本人のデータ分析・制作へ発展させ、推薦で説明できる実績を育てましょう。高校1・2年生から、志望分野を考えながら準備を進められます。
2026年は、地域のデータ分析やメニュー開発を実施
2026年10月24日には、高校1・2年生を対象に、地域マーケティングのワークショップが開かれました。マーケティングの講義に続き、RESASを使って福岡市・福岡県の人口や産業構成などを分析しています。
グループワークでは、高級スーパーの社長という立場で、特産品を生かす地域活性化策を考えました。Googleトレンドも使いながら需要を検討し、提案をポスターにまとめて発表しています。大学生の支援、参加者の投票、教員の講評もありました。
9月26日には、高校1・2年生向けのメニュー開発を実施しています。事前に商品企画の動画を学び、当日は大学生や飲食店のスタッフと、福岡産食材と韓国料理を組み合わせた企画を考えました。最後に発表と審査があり、参加者には修了証が授与されています。
優秀案の商品化は、実施報告時点では今後の予定です。また、この修了証の授与を、別のテーマを含む全ワークショップに一律の制度として広げることはできません。
データを根拠に考え、グループで提案し、発表後に助言を受ける過程を経験できる企画です。各回は別テーマで、全員が複数回続けて受講する制度という意味ではありません。
出典:中村学園大学・2026年高大接続探究学習ワークショップ実施報告
体験した分析を、自分の地域や課題へ広げる
例えば、ワークショップで使った地域統計の見方を、自分の住む地域にも応用する探究が考えられます。人口や産業構成、交通、観光などの公開資料を集め、年次と地域の範囲をそろえて比較する活動です。
店舗や商品を題材にするなら、対象とする人、価格、提供方法を考え、公開データと本人の観察を区別して記録しましょう。企画の案と、実際に試して確かめた結果も分けて残すことが大切です。
統計検定の学習を比較やグラフの読み取りに、ITパスポートの学習をビジネスと情報管理の理解に生かす準備もできます。情報系を目指す場合は、自分で集計や可視化のプログラムを作り、処理の工夫や改善まで説明する方法があります。
大学生に教わった内容と、本人が調べ、考え、試した成果を分けることが、活動資料の準備につながります。これらは受講後の発展例で、全参加者が同じ制作を行ったという意味ではありません。
探究と資格から考える大学・方式
| 大学・2027年度の方式 | 実績を伝える場面 | 主な条件・選考 |
|---|---|---|
| 中村学園大学流通科学部・総合型Ⅱ期学習プラン評価型 | 調査や企画を、大学での学びと将来像へ | 現役または2026年3月卒、全体3.6以上、小論文・グループ面接・書類 |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 地域データを本人の情報系分析・制作へ | 現役等、入学確約、数学・情報CBT、発表・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜AO | データ処理や提案の試作を課題・活動報告へ | 数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件、発表・面接等 |
2026年に紹介されたワークショップは高校1・2年生向けです。上の2027年度入試を、その参加者がすぐ受験できるという意味ではありません。方式の比較例として、主に翌年度以降の条件を確認しながら準備するために活用してください。
流通科学部Ⅱ期は、学習プランを説明する入試
2027年度の総合型Ⅱ期「学習プラン評価型」は、2027年3月卒業見込み、または2026年3月に高校・中等教育学校を卒業した人などが対象です。学部のアドミッション・ポリシーへの理解と学習意欲、全体の学習成績の状況3.6以上が条件です。
Ⅰ期のビジネス系検定・資格評価型とは異なり、Ⅱ期には同じ資格取得条件は課されません。Ⅱ期では、流通科学部で学びたいことと将来の構想について、15分程度のグループ面接を行います。
選考は、小論文30点、面接30点、書類審査40点です。小論文は60分で、経営・商学・経済学分野のテーマに取り組みます。書類では調査書や志望理由書などを審査します。
公表基準には「根拠に基づき自分の考えを論理的に説明できるか」という観点があります。地域データをどう読み、どの提案を選んだかを説明する準備は、この評価の考え方につなげられます。
探究で生まれた関心を、大学で学ぶ内容と将来像まで具体化することが対策になります。資格学習は、本人の分析や考察を深める知識として組み合わせましょう。
出願は2026年12月1〜7日の必着、試験は12月12日です。翌年度以降に受験する高校生は、募集条件や選考が同じと決めつけず、その年度の要項で確かめる必要があります。
出典:中村学園大学2027年度流通科学部Ⅱ期案内・2027年度募集要項14〜15ページ
情報系推薦では、数学・情報の基礎も準備
電気通信大学Ⅰ類は2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポートと3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等で選考します。
東京電機大学理工学部AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件があり、事前課題、活動報告、発表・面接等で選考します。他大学との併願も可能です。
両大学の2027年度出願は2026年9月上旬で、紹介した9月26日・10月24日のワークショップより前でした。その参加や修了を、すでに終わった出願の実績にはできません。高校1・2年生から、本人の分析・制作と基礎学力を育てる準備を考えましょう。
出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項
低倍率の理系推薦も、早くから比較する
2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
資格、本人の探究、数学・理科の基礎を積み重ね、条件と分野が合う低倍率の方式を比較すれば、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで資格・本人の探究・小論文・面接まで
スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。参加時期と受験年度、必要な評定を整理し、資格学習と本人の調査・分析を組み合わせるところから支えます。
地域マーケティングなら、資料の年次や比較対象を確かめ、提案の根拠と検証方法を整理します。情報系へ進む場合は、自分で処理したデータや試作も資料にし、志望理由書、発表、小論文・口頭試問へつなげる対策ができます。
ワークショップの気づきを、本人の成果と大学で学ぶ理由が伝わる実績へ育てる支援です。オンラインで徹底伴走します。
資格と本人の探究を生かす推薦対策は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


