海の生物や環境に興味があるなら、講義と実験を通して、何を確かめたいかを考える機会が役立ちます。東海大学の「高大連携特別プログラム」は、水産・海洋系高校などとの教育交流を続ける企画です。体験の後に本人がどんな問いを立て、研究を深めたかが、推薦・総合型選抜で伝える実績になります。
海洋学部と人文学部がつなぐ、2日間の学習
東海大学は2026年8月5日、8月18・19日に静岡キャンパスで行う高大連携特別プログラムを発表しました。2006年度から続く、水産・海洋系高校などとの教育交流協定に基づく取り組みです。
公表時点では、協定校を中心に全国約40校・75人の参加を予定していました。これは開催前の案内で示した規模です。参加方法や対象は在籍校などを通して確認する必要があります。
海洋学部と人文学部の特色を生かし、自然科学だけでなく、海と地域の暮らしや文化も扱います。同じ海の問題を、実験と人文社会の両方から考える機会が設けられています。
実験は選択制。自分が学んだ方法を記録する
2026年の案内では、初日に船上コミュニケーション、海と人の歴史・文化に関する講義を掲載しています。実験は「光で探る海の世界」「カツオの鮮度評価」「浮く力」から選ぶ形式です。全員が3つの実験を行うものではありません。
2日目には、海水に溶けている物質、ウミクワガタの生態に関する講義を予定し、最後にまとめの時間があります。研究室・施設見学は希望者向けの追加企画です。
自分が選んだテーマについて、実験の目的、何を観察したか、方法の意味、残った疑問を記録しましょう。大学の実験で得た知識と、自分で行った調査・分析を区別することが、経験を正確に伝える基礎になります。
資格の学習を、海の研究へ使う準備
生物検定や化学検定、統計検定、英検などの学習は、生命科学の用語、データの比較、資料の読解を支える知識になります。取得した資格は、どの知識を研究で使ったかまで説明できることが目標です。
例えば、食品や海洋生物に関心を持った場合、実習の記録を基に論文や公開資料を読み、比較すべき条件を整理する探究が考えられます。Pythonで環境の公開データを図表にするなら、観測地点、期間、欠測も確かめましょう。
安全面や生物の扱いを伴う実験は、学校や指導者のルールの下で行うことが前提です。大学での体験をきっかけに、本人の研究計画や考察を深める準備の例として考えてください。
生命科学の研究を生かす大学3校の例
| 大学・方式 | 活動の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 千葉大学・園芸学部応用生命化学科/総合型選抜 | 理科研究や科学技術関連活動の参加を証明。高校卒業等の資格、共通テスト、入学確約が必要 |
| 東京農業大学・生命科学部等/総合型選抜全学部 | 自己推薦書と学科別事前課題で研究への関心を説明。2027年卒業見込み・2026年卒業等、第一志望・合格時入学が前提 |
| 日本大学・生物資源科学部バイオサイエンス学科等/総合型選抜 | 志望理由書、小論文、実験・実習と発表・口述試問で評価。高校卒業等、第一志望・入学確約が必要 |
千葉大学園芸学部の2027年度要項3ページには「セミナー・社会活動等に参加した者」とあります。理科研究や科学技術に関わる活動を示す資料に加え、本人の研究目的、助言、修正後の考察を整理する準備が考えられます。
応用生命化学科は、書類・面接に加えて指定共通テストの受験が必要です。5教科7科目の段階表示合計45以上、かつ化学・生物・外国語各7以上が最終合格の基準です。研究実績と基礎学力を並行して準備しましょう。
出典:千葉大学・2027年度園芸学部総合型選抜要項3・7〜8ページ
東京農業大学は、全体評定の数値要件を設けていません。調査書・自己推薦書・学科別事前課題と、口頭試問を含む面接で評価します。第一志望とし、一次合格後は二次を受験し、二次合格時に入学することが条件です。
出典:東京農業大学・2027年度総合型選抜全学部要項4・6〜8ページ
日本大学生物資源科学部では、一次の書類選考後、学科に関連する実験・実習・演習と発表・口述試問があります。バイオサイエンス学科等は1日の選考です。小論文も学科別なので、研究の関心と出願学科の内容を結びつけて準備します。
出典:日本大学・2027年度生物資源科学部総合型選抜要項1ページ
2027年度要項は今後の準備の比較例です。参加や資格に一律加点が付くという説明ではありません。本人の受験年度と提出期限を確かめ、出願後の成果を過去の実績にせず、翌年度以降も見据えて研究を続けましょう。
高校1・2年から、名門理系大学へ
2026年度の京都工芸繊維大学工芸科学部応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。高校生企画の選考とは別の実績です。資格、本人の探究成果、教科学力を早めに育てることで、理系推薦にも進路の選択肢が広がります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで海の実験を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。参加できる企画の検討から、関連する生物・化学・統計・英語の学習、研究者へ聞きたい問いの整理まで支援を受けられます。
活動後は、本人が選んだ実験の目的と結果を見直し、資料の比較、データの分析、考察を含む報告へ発展させます。志望理由書では残った研究課題と大学の学びを結びつけ、発表や口頭試問では、根拠や方法の変更を自分の言葉で伝えられるように準備します。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・発表・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


