京都文教大学の進路探求プログラムは、高校3年生がこれまでの活動を振り返り、大学で何を学ぶかを考えるプログラムです。修了は、総合社会学部の高大接続入試「進路探求方式」の出願資格の一つになります。
継続してきた活動の中にある本人の工夫を見つけ、資格や調査の成果と組み合わせ、推薦で伝えられる実績にしましょう。参加だけで終えず、何を学び、大学で何を深めたいかまで説明する準備が大切です。
高校3年生が、活動と将来の学びを振り返る
2026年は8月23日と9月26日に、それぞれ14〜17時のプログラムが案内されました。会場は京都文教大学です。エントリー費用・受講料は無料で、交通費などは本人負担です。
対象は、高校在学中の部活動、委員会活動、課外活動など、継続的な活動に取り組んだ経験を進路探求に生かしたい高校3年生です。活動の形式は問われず、その経験を他者に説明できることが求められます。
目標は、過去の経験を振り返って自分の特徴を言葉にし、大学生として学ぶ自分をイメージして他者へ説明できるようになることです。大学生との交流も通して、進路を考えられる構成です。
案内は、昨年度の例として、互いの活動を聞くインタビュー、川柳での表現、大学生との座談会などを紹介しています。2026年の全参加者が、昨年度と全く同じ内容を行ったと断定するものではありません。
修了後に京都文教大学へ出願するかは自由です。プログラムで経験を整理した結果、他大学を選ぶことも認められています。進路探求方式に出願する場合は、修了と大学の入試資格の両方が必要です。
部活動や委員会の経験を、調査・分析へ深める
例えば、チームの記録係を続けた経験なら、何を記録し、どう整理すると練習の改善に使えたかを振り返る方法があります。記録の欠け、比較条件、図の見せ方まで考えれば、情報やデータ分析への関心を説明できます。
地域活動なら、公開統計を使って住民や交通の変化を調べ、活動を通して感じた課題と比べる探究も考えられます。活動で自分が見たことと、資料から分かることを区別することも大切です。
統計検定の学習を比較やグラフの読み取りに、情報分野の資格学習をデータ管理や集計に生かす準備ができます。これは本人が経験を発展させる例で、プログラムで全員が統計や情報処理を学ぶという意味ではありません。
活動名だけでなく、本人の役割、工夫、結果、考えが変わった点まで残すことが、エントリーシートや面接の材料になります。
修了経験から考える大学・方式
| 大学・2027年度の方式 | 実績の生かし方 | 主な条件・選考 |
|---|---|---|
| 京都文教大学総合社会学科・実践社会学科の進路探求方式 | プログラム修了を出願資格へ、継続活動を面接へ | 現役等、併願可、修了証、エントリーシート・個人面接等 |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 活動の記録を情報系分析・制作へ発展 | 現役等、入学確約、数学・情報CBT、発表・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜AO | 本人の分析・試作を活動報告や事前課題へ | 数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件、発表・面接等 |
進路探求方式は、修了と高校での継続活動を評価
2027年度の進路探求方式は、総合社会学科と実践社会学科が対象です。プログラムを修了し、高校・中等教育学校等を2027年3月に卒業・修了する見込みの人などが出願できます。他大学との併願も可能です。
調査書、エントリーシート、取得資格等、個人面接で総合的に判定します。要項の評価の観点には「学び・気づきを自分の言葉などで表現できているか」があります。
何かを続けたという事実に加え、目標に向けてどう動いたか、仲間とどう協力したか、その経験を大学で何に生かしたいかを整理しましょう。提出する修了証はコピーです。
任意の資格加点は10点満点です。共通要項の基準には、英検、日本漢字能力検定、実用数学技能検定などがあります。取得時期は2024年4月〜出願時点に限られ、区分ごとに最も高い1資格を申し出ます。所定の申出書と実施団体の証明書類が必要です。
ITパスポートや統計検定を、この公表資格表にないまま固定加点の対象とは扱えません。一方、本人の活動を深める学習として組み合わせる方法は考えられます。
Ⅰ期は2026年9月1〜26日が消印有効で、9月28日のみ窓口受付、試験は10月4日でした。プログラム修了と出願書類の準備を、日程に合わせて進める必要があります。
出典:京都文教大学2027年度進路探求方式Ⅰ期要項・2027年度共通要項・資格加点
他大学では、本人の成果と基礎学力を準備
電気通信大学Ⅰ類は2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポートと3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等で選考します。
東京電機大学理工学部AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では、数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件があります。事前課題、活動報告、発表・面接等で選考し、他大学との併願も可能です。
両大学の2027年度出願は2026年9月上旬でした。8月23日の参加と9月26日の参加では、出願までに使える経験が異なります。9月下旬の修了を、すでに終わった9月上旬の出願実績にすることはできません。方式は比較例として、高校1・2年生から翌年度以降の実績づくりを考えることも大切です。
出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項
低倍率の理系推薦も、早期対策で比較
2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
資格、本人の探究、数学・理科の基礎を育て、条件と倍率が合う方式を比較することで、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで活動の振り返り・資格・書類・面接まで
スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。応募条件や日程を整理し、過去の活動の中から本人の工夫と学びを探すところから支えます。
データを扱った経験なら、記録の集め方、比較、図示、考察を整理し、必要な資格学習と次の探究へつなげます。エントリーシートでは経験と大学での学びを結び、面接では自分の役割や判断を説明する練習までできます。
継続してきた経験を、本人の成果と学びたい理由が伝わる実績へ育てる対策です。オンラインで徹底伴走します。
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