愛知工業大学の2027年度公募推薦では、一般推薦と、工学部推薦・経営情報システム推薦・スポーツ推薦で選考方法が異なります。志望理由だけでなく、受験する方式の配点と口頭試問の範囲を確認することが大切です。
2027年度の正式な募集要項では、一般推薦にも面接が記載されています。筆記試験だけの対策で済ませず、本人の学習や活動を説明する準備も進めましょう。
以下の質問・回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人の経験や学習内容に置き換えて練習してください。
愛知工業大学の公募推薦は方式別に面接を確認
2027年度学生募集要項の改訂版では、次のように案内されています。いずれも面接は15分程度ですが、評価項目は同じではありません。
| 方式 | 主な選考内容 |
|---|---|
| 一般推薦 | 基礎学力調査2教科・各100点と、主体性評価の面接100点 |
| 工学部推薦 | 口頭試問30点、志望理由書を資料とした主体性評価の面接40点、書類審査30点 |
| 経営情報システム推薦 | 興味のある科目・身に付けたいスキルの面接40点、口頭試問30点、資格点を含む書類審査30点 |
| スポーツ推薦 | 口頭試問30点、志望理由書を資料とした主体性評価の面接30点、部活動実績40点 |
一般推薦の基礎学力調査は、マークセンス式の2教科で90分です。一部の専攻には科目選択の扱いがあるため、自分の専攻の範囲を確認してください。一般推薦の面接を、他方式の口頭試問と同じ内容だと決め付けないことも大切です。
工学部推薦とスポーツ推薦では、本人が作成する所定の志望理由書が必要です。経営情報システム推薦にも専用の志望理由書があります。提出書類の内容を、本人の行動や学びに基づいて説明できるようにしておきましょう。
工学部推薦は学科に合った口頭試問の準備を
工学部推薦は、ものづくりへの関心と、大学で学ぶ意欲を持つ人が対象です。面接では、志望分野とのつながりを説明する準備と、指定された基礎学力を口頭で説明する準備が必要になります。
| 学科 | 要項に示された口頭試問の教科 |
|---|---|
| 電気 | 数学・物理・英語 |
| 応用化学 | 化学基礎 |
| 機械・社会基盤 | 数学・物理 |
| 建築 | 数学・物理・英語 |
口頭試問の範囲は学科によって異なります。募集要項33ページの範囲と注記を確認し、答えだけでなく理由や考え方も言葉で説明する練習が大切です。
例えば、物理なら公式を使える条件や単位、化学基礎なら用語や物質の変化を説明する練習が考えられます。ここで挙げた内容は独自の練習の方向性であり、今年の出題予告ではありません。
物理検定・化学検定などを実際に学習している場合は、理解した内容や、実験・制作で試したことを整理すると、学びの説明にも役立ちます。ただし、検定の学習だけで指定範囲の対策が済むわけではありません。
経営情報システム推薦は動画・資格点を確認
経営情報システム推薦は、経営学部の経営情報システム専攻が対象です。大学が配信する専攻の動画を視聴し、興味のあるコースについて志望理由書を提出する条件があります。
コースは、ものづくり技術経営、IT技術者、経理・会計、企画・営業・サービス、経営者育成の5つです。複数のコースに関心がある場合も、何を学び、どのような力を身に付けたいのかを具体的に説明しましょう。
口頭試問の範囲には、数学Iのデータの分析、英語の音読や質問、公民の時事問題が示されています。資格取得の話だけで面接全体を乗り切ろうとせず、教科の基礎と社会への関心も確かめておくことが大切です。
この方式では、ITパスポート、基本情報技術者、簿記3級以上など、要項に示された資格は一つにつき1点の加点と案内されています。所定の記入用紙と証明書が必要です。その他の資格やコンテスト実績には別の判断・証明条件があるため、一覧の原文を確認してください。
この資格点の扱いを、他の推薦方式へそのまま当てはめることはできません。資格名だけでなく、そこで学んだことと、大学で身に付けたいスキルのつながりも説明できるようにしましょう。
学び・制作・活動を話す面接練習例
質問例1:この学科・専攻で学びたい理由は何ですか
…(関心を持った実際のきっかけ)…から、…(本人の学習や制作)…に取り組みました。…(試して分かったこと)…の一方で、…(まだ説明できないこと)…もあります。貴学の…(公式に確認した学科・専攻の学び)…を通じて、その疑問を深めたいです。
大学名だけを置き換えた説明ではなく、これまでの経験と専攻で学ぶ内容がつながっているか確認する練習です。研究室や授業を挙げる場合は、最新の公式情報を読んでください。
質問例2:理科の学習や実験で工夫したことは何ですか
…(実際に取り組んだ実験や検定学習)…では、…(理解が難しかったこと)…がありました。…(条件をそろえる、図に描くなど実際の工夫)…によって、…(理解できたこと)…が分かりました。ただ、…(確認が不十分な点)…は残っているので、基礎から確かめたいです。
物理・化学・生物など、本人が本当に学習した分野に置き換えてください。活動説明の練習例であり、公式の口頭試問への解答例ではありません。教科の問題には、指定された範囲の復習が別途必要です。
質問例3:制作したものの仕組みを説明してください
…(本人の実際のプログラムや作品)…は、…(目的)…のために制作しました。私は…(担当した部分)…を実装し、…(動作や性能を確かめた方法)…で確認しました。…(うまくいかなかった点)…を…(修正内容)…に変えましたが、…(残る課題)…があります。
ITパスポートの学習、プログラミング、情報オリンピックなどの経験を話す場合も、本人が取り組んだ範囲を明確にしましょう。予選Bランクなどの成績は、実際の結果がある場合だけ伝えてください。ここで挙げた経験が、すべての方式で資格点になるという意味ではありません。
質問例4:大学でどのようなスキルを身に付けたいですか
…(実際に学習した情報・簿記などの内容)…を通じて、…(分かったこと)…に関心を持ちました。専攻の動画で…(本人が確認した学び)…を知り、…(さらに身に付けたい力)…を学びたいと考えました。将来の目標だけでなく、大学では…(具体的な学習課題)…に取り組みたいです。
経営情報システム推薦向けの独自例です。動画を見たことにせず、実際に視聴して、関心を持ったコースや科目を説明してください。
質問例5:活動で他の人と協力した経験はありますか
…(実際の部活動や学校での活動)…で、私は…(本人の役割)…を担いました。…(チームで困ったこと)…に対して、…(相談や記録などの工夫)…を試しました。…(実際の結果)…から、…(学んだこと)…に気付きました。学業と活動の両立では、…(本人が続けた工夫)…を大切にしました。
スポーツ推薦には、大学が定める部活動や競技実績の出願条件があります。独自の回答例を用意することと、条件を満たすことは別です。証明書類と一致する実績だけを伝えてください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
出願締切と公式の口頭試問資料を確認
公募推薦の出願期間は、2026年11月1日から11月5日までで、書類は締切日必着です。ネット出願の事前登録と出願確認票の印刷は10月22日から可能ですが、登録だけで出願が完了するわけではありません。
一般推薦の試験日は11月14日、工学部推薦・経営情報システム推薦・スポーツ推薦は11月15日です。工学部・情報科学部は八草キャンパス、経営学部は自由ヶ丘キャンパスと案内されています。
大学の過去問題ページには、2026年度の口頭試問の問題・解答と出題意図が掲載されています。過去の出題傾向を知る資料として使い、2027年度募集要項の出題範囲と区別して確認しましょう。
公式資料:2027年度募集要項の掲載ページ、2027年度学生募集要項・改訂版、口頭試問の過去問題・出題意図、アドミッション・ポリシーの訂正情報。出願条件、提出書類、試験内容の変更は大学の最新案内で確認してください。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・制作を整理し、志望理由書と面接・口頭試問の準備を徹底伴走で支援します。相談は下のフォームからどうぞ。


