愛知工業大学の公募推薦は、ものづくりへの関心、情報系資格、スポーツの実績などを生かしながら、他大学も受験できる入試です。工学・経営・情報科学の3学部で、学びたい分野と得意な評価方法に合う方式を選べます。2027年度の一般推薦は筆記試験と面接の組み合わせです。実績づくりに加え、数学・英語などの基礎学力を早めに整えることで、併願先にも対応しやすくなります。
結論:愛知工業大学は推薦入試で併願できますか?
結論:愛知工業大学の一般推薦・工学部推薦・経営情報システム推薦・スポーツ推薦は、専願入試ではありません。愛知工業大学を第一志望にしながら、条件の合う他大学の推薦・総合型選抜を併願できます。
- できる:愛知工業大学の公募推薦と、他大学の併願可能な推薦・総合型選抜を受験し、合格結果と手続期限を踏まえて進学先を選ぶこと。
- できない:他大学の専願・入学確約条件に反して、合格後も自由に進学先を選ぶこと。同じ日に実施される試験を両方受けること。
- 注意:一般推薦は11月14日、工学部推薦・経営情報システム推薦・スポーツ推薦は11月15日です。公募推薦の入学金は12月11日、授業料等と手続書類は2027年1月8日が期限です。
2027年度・愛知工業大学の公募推薦とスキルパスの対策
ここでは公募制の学校推薦型選抜を紹介します。いずれも2027年3月に高校・中等教育学校を卒業見込みで、出身学校長の推薦を受けられる人が対象です。総合型選抜とひとまとめにせず、学校の推薦と各方式の要件を確認することが大切です。
一般推薦入試〈3学部・併願可〉
基礎学力調査の筆記試験と、主体性を評価する面接で選考されます。原則は数学・英語各100点、面接100点。筆記はマークセンス式で2教科90分、面接は15分程度です。2027年度は、前年までの面接中心の対策だけでは足りません。
工学部の都市デザイン専攻・住居デザイン専攻、経営学部の全専攻、情報科学部のメディア情報専攻では、数学・英語・国語から2教科を試験当日に選べます。それ以外は数学・英語です。通常の数学は数学Ⅰ・Ⅱ・Aの指定範囲、3教科から選べる区分の数学は数学Ⅰ・Aの指定範囲です。
スキルパスの対策:受験専攻に合わせて筆記の2教科を決め、時間内に解き切る演習と面接練習を並行して進めることが重要です。情報系なら資格学習やプログラム制作、化学系なら実験・観察の記録、建築系なら模型や設計の検討過程を整理し、学習意欲や主体性を具体的な経験で説明できるように仕上げます。
工学部推薦入試〈ものづくりへの意欲・併願可〉
ものづくりに興味があり、愛知工業大学で学ぶ意欲の高い人を対象に、工学部の電気・応用化学・機械・社会基盤・建築の5学科で実施します。口頭試問30点、志望理由書を資料とする主体性評価40点、書類審査30点です。面接全体は15分程度で、推薦書・調査書・志望理由書も選考に使われます。
- 電気学科:数学、物理基礎、英語。数学では二次関数、微分・積分、ベクトルなど、物理では波・電気も重点範囲です。
- 応用化学科:化学基礎。物質の構成・変化について、用語だけでなく現象の理由を説明する準備が必要です。
- 機械学科・社会基盤学科:数学と物理基礎。式の意味や力・エネルギーの関係を言葉で説明する練習が有効です。
- 建築学科:数学Ⅰ・Aの指定範囲、物理基礎、英語。英語では部活動・得意科目・学習状況などへの応答もあります。
スキルパスの対策:制作物を見せるだけでなく、「何を改善したか」「なぜその方法を選んだか」「高校で学んだ数式や理科とどうつながるか」を説明できることが重要です。例えば機械系の試作なら測定と改良の記録、建築系なら敷地条件と模型の比較、応用化学なら条件を変えた観察結果を整理します。資格・探究実績と口頭試問の学力を、同じ志望理由に結び付ける対策が効果的です。
経営情報システム推薦入試〈経営学部・併願可〉
経営情報システム専攻の紹介動画を視聴し、関心のあるコースについて志望理由書を提出する方式です。対象は、ものづくり技術経営、IT技術者、経理・会計、企画・営業・サービス、経営者育成の5コース。複数のコースに関心があっても構いません。
面接のうち、学びたい科目・身に付けたいスキルに関する評価が40点、口頭試問30点、資格点を含む書類審査30点です。数学Ⅰ「データの分析」、英語の音読・質問、公民の時事問題が口頭試問の範囲です。
ITパスポート、基本情報技術者、情報セキュリティマネジメント、情報技術検定3級以上、情報処理検定2級以上、簿記3級以上、簿記実務検定2級以上、漢検2級以上、数検2級以上は、資格1つにつき1点の加点対象です。所定用紙と証明書の提出が必要です。大学が認める外部コンテストの入賞についても、証明資料を提出する仕組みがあります。
スキルパスの対策:IT技術者コースなら情報系資格と自作ツール、経理・会計なら簿記と企業分析、企画・営業ならデータを使った提案など、コースに合った実績づくりが大切です。資格の取得だけで終わらず、学んだ知識を何に使ったかまで整理すると、書類・面接・データ分析の対策を共通化できます。
スポーツ推薦入試〈競技実績が条件・併願可〉
工学部・経営学部・情報科学部が対象です。大学が指定する部活動で、都道府県大会以上の出場・レギュラー・選抜メンバーなど、競技ごとに定められた実績基準を満たす必要があります。口頭試問30点、主体性評価30点、部活動実績40点で、部活動の証明書と志望理由書も必要です。
スキルパスの対策:競技成績の一覧に加え、練習の記録、役割、改善に取り組んだ経験を整理することが有効です。スポーツマネジメントなら練習・大会運営のデータ分析、工学や情報なら競技を支える計測・システムへの関心につなげると、大学で学びたい理由を説明しやすくなります。口頭試問は志望学科の範囲で準備が必要です。
出願・試験・手続のスケジュール
- 出願:2026年11月1日~11月5日。出願書類は締切日必着。ネット出願の事前登録は10月22日からです。
- 試験:一般推薦11月14日。工学部推薦・経営情報システム推薦・スポーツ推薦11月15日。
- 合格発表:12月1日。合格通知の発送日です。
- 入学手続:入学金12月11日、授業料等・手続書類2027年1月8日。
- 辞退・返還:2027年3月31日までに入学辞退を申し出た場合、入学金と対象者の入学前教育費を除く学納金等を返還する案内があります。
同じ学科の他専攻で合格となる場合もあります。出願した専攻だけでなく、通知された合格先と通学キャンパスも確認が必要です。経営情報システム専攻は自由ヶ丘キャンパス、それ以外の各専攻は八草キャンパスが基本です。
愛知工業大学を軸にした推薦併願校の組み方
工学・情報分野の学びと対策が近い私立大学3校から、専攻、試験科目、日程に合う併願先を比較するのがおすすめです。資格や探究の準備は共通化できますが、志望理由書では各大学で学びたい内容を具体的に書き分けることが大切です。
比較したい理工系私立大学3校
金沢工業大学、福井工業大学、静岡理工科大学には、併願可能な公募推薦・総合型の選択肢があります。各大学の方式と専願条件は、以下の記事で確認できます。
推薦でさらに挑戦できる大学
条件が合う人には岐阜大学工学部も候補として考えられます。ただし、共通テストを課さない学校推薦型選抜Ⅰの機械工学科は、工業系学科の卒業見込み、大学・国立研究開発法人による5日以上の宇宙工学講座の受講、学習成績概評Aなどの限定的な要件があります。合格した場合の入学確約も必要です。
この推薦Ⅰの試験日は11月14日で、愛知工業大学の一般推薦と重なります。愛知工業大学の工学部推薦は翌15日ですが、移動と準備の負担も含めた計画が必要です。一般高校の全員に利用できる方式ではないため、岐阜大学のほかの推薦方式も含め、学科・コースの出願要件から検討することが大切です。
実績づくりから推薦併願まで、スキルパスの一貫対策
AIで整った文章を作れる時代だからこそ、面接で説明できる資格・制作・探究の実績が重要です。愛知工業大学では、工学部推薦の主体性評価や経営情報システム推薦の資格点など、方式ごとの評価に合わせて準備することが効果的です。理系大学院講師を中心とするスキルパスでは、実績づくりと学力、志望理由、口頭試問を一緒に整え、複数大学の受験へつなげます。
スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
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愛知工業大学の推薦併願でよくある質問
公募推薦は、合格したら必ず入学する専願ですか?
いいえ。2027年度要項は、一般推薦・スポーツ推薦・工学部推薦・経営情報システム推薦を、いずれも専願入試ではないと明示しています。他大学側の条件と手続期限を満たせば併願できます。
一般推薦も口頭試問だけですか?
違います。2027年度の一般推薦には2教科の筆記試験と主体性を評価する面接があります。工学部推薦などの口頭試問型と区別して対策する必要があります。
情報系資格を生かしやすい推薦はありますか?
経営学部の経営情報システム推薦には、ITパスポートや基本情報技術者など、所定の資格の加点があります。情報科学部の公募推薦とは対象専攻も評価方法も異なります。
公式の入試情報
2026年10月時点の2027年度情報です。試験範囲、競技実績の基準、提出様式は公式募集要項で確認してください。



