平成音楽大学の総合型・公募推薦は、専門科目と個人面接を組み合わせた選抜です。演奏の経験、作品を作った過程、音楽を通じて人と関わった経験を振り返り、そのコースで学びたい理由を説明する準備が大切です。公募推薦では、コースによって楽典やソルフェージュ等も必要になります。

音楽学部の音楽学科・未来創造学科を扱います。以下の質問・回答例は、独自の架空の練習例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制のみを扱います。

コースごとの個人面接と専門科目

コース総合型・公募推薦の面接併せて準備する内容
声楽・ミュージカル個人面接声楽は課題曲・自由曲。ミュージカルは自由曲と、ダンスまたは台詞課題。公募は楽典・ソルフェージュもあり
ピアノ・管弦打楽・電子オルガン各コースとも個人面接楽器ごとの専門科目。公募は楽典・ソルフェージュもあり。ピアノの総合型第3回は自由曲のみ
作曲個人面接楽典基礎と自作曲発表。公募は副科ピアノ・和声課題・楽典・ソルフェージュもあり
ロック&ポップス個人面接専攻したい楽器や歌で任意の1曲を演奏
サウンドデザイン個人面接作品提出・演奏・小論文のうち1つを選択。小論文は50分・800字以内
音楽教育・音楽療法各コースとも個人面接専門科目は演奏と小論文50分・800字以内。公募は副科・楽典・ソルフェージュもあり
こども文化個人面接演奏・ダンス等の実技発表、または自分の経験や考えを述べる口述発表。3分以内
声優個人面接当日指定の200字程度の原稿読みと、歌・ナレーション・演技・口述等による3分以内の音声表現

出典:平成音楽大学公式2027年度入学者選抜要項1~4・10~16ページ。演奏曲の条件、提出する楽譜・音源、副科の選び方はコースごとの表で確認してください。

総合型も公募推薦も、全コースに個人面接があります。専門科目の練習と、志望理由・活動を説明する練習を並行して進めましょう。

音楽の実績を、本人の工夫から説明する

コンクールの結果や出演歴がある場合は、曲を選んだ理由、練習で見つけた課題、指導を受けて変えた点まで整理してください。受賞歴がない場合も、日々の練習、合奏、学校行事、作品制作の過程を具体的に説明できます。

音楽学科は表現だけでなく音楽教育・音楽療法も学ぶ学科です。未来創造学科は、こども文化・声優という異なる方向から、音楽や身体・ことばの表現、人との関わりを学びます。大学の名前だけを入れ替えた志望理由にならないよう、本人が深めたい専門分野を考えましょう。

適性診断で認定を受けた人は、総合型の専門科目が免除される制度があります。ただし、特待生の選考を希望する場合は専門科目を再度受験する必要があります。専門科目の免除と、面接の有無を混同しないようにしてください。

音楽学科・未来創造学科の質問例と回答例

声楽・ミュージカル:表現を変えるため、何を工夫しましたか

……(本人が歌や舞台に関心を持った経験)……から、……(曲・役柄の表現で取り組んだこと)……を続けました。……(歌詞や場面を調べ、試し直したこと)……を通じ、声の技術と内容の理解の両方が必要だと学びました。大学では歌唱や舞台表現を学び、意図が伝わる表現を深めたいです。

ピアノ:練習の課題を、どう見つけましたか

……(本人が取り組んだ曲や演奏機会)……では、……(難しかった部分)……がありました。……(録音の比較や練習方法の工夫)……を通じ、弾けたかどうかに加えて、どんな音楽にしたいかを考えるようになりました。大学では演奏技術と作品への理解を深め、自分の解釈を音で表現したいです。

管弦打楽:ほかの演奏者と、どう音楽を作りましたか

……(本人の合奏や演奏活動)……で、……(周囲との合わせ方で難しかったこと)……がありました。……(相手の音を聴き、本人が変えたこと)……から、自分の音と全体の響きの両方を考える大切さを学びました。大学では楽器の技術と合奏の表現を学び、周囲と対話しながら演奏を深めたいです。

作曲:作品のどこを、なぜ作り直しましたか

……(本人が作曲を始めたきっかけ)……から、……(自作曲)……を制作しました。……(構成や和声等で試したこと)……を聴き比べ、……(本人が修正した理由)……を考えました。大学では作曲の基礎を体系的に学び、感覚で選んでいた音についても説明しながら作品を作れるようになりたいです。

電子オルガン:音色や編曲に、どんな意図がありますか

……(本人の演奏経験)……で、……(曲の雰囲気を表すための課題)……がありました。……(音色・リズム・演奏の工夫)……を通じ、選ぶ音によって伝わり方が変わることを実感しました。大学では演奏と音楽の基礎を学び、表したい内容に合った音を考えたいです。

ロック&ポップス:演奏を振り返り、何を改善しましたか

……(本人のバンドや歌の活動)……では、……(演奏上の課題)……に取り組みました。……(録音やメンバーの意見を踏まえた改善)……を通じ、個人の技術と周囲との協力の両方が大切だと学びました。大学では自分の専門を深め、多様な演奏者と表現を作りたいです。

サウンドデザイン:作品の狙いを、どう音で表しましたか

……(本人が音の制作に関心を持った経験)……から、……(楽曲や映像用の音等)……を制作しました。……(音の配置や加工で比較したこと)……を通じ、機能を使えることと、狙いに合う音を作ることの違いを感じました。大学では音楽と制作技術を学び、目的に合わせて音を設計する力を深めたいです。

作品提出を選ぶ場合は、既存曲のカバーやリアレンジも認められる案内です。本人が担当した部分と元の作品との関係を整理してください。作品提出・演奏以外に、小論文を選べる点も確認しましょう。

音楽教育:相手に伝えるため、何を変えましたか

……(本人が音楽を伝えたり、仲間と練習したりした経験)……で、……(伝え方の難しさ)……がありました。……(本人が試した説明や練習の工夫)……から、相手の理解に合った関わり方を考える必要を感じました。大学では音楽の専門性と教育について学び、学ぶ人の表現を支えたいです。

音楽療法:音楽と人の関わりに、どんな疑問を持ちましたか

……(本人が音楽と人の関わりに関心を持った経験)……から、……(資料調査や地域活動)……に取り組みました。……(反応の違いや、調べて分かったこと)……を通じ、音楽を届ける側の思いだけで相手への効果を判断できないと学びました。大学では音楽療法を専門的に学び、相手の状態や生活を理解した関わりを考えたいです。

高校での演奏活動を治療の実績として書かず、本人が観察した範囲と、専門的に学びたいことを分けて説明してください。

未来創造学科こども文化:子どもの反応に合わせ、どう工夫しましたか

……(本人の読み聞かせ・遊び・地域活動等)……では、……(子どもへの伝え方の課題)……がありました。……(歌や動き、話し方で工夫したこと)……から、一人ひとりの反応を見ながら関わる大切さを学びました。大学では幼児教育と表現を学び、子どもが自分から楽しめる活動を考えたいです。

専門科目には口述発表の選択肢もあります。演奏経験の有無だけで判断せず、活動や本人の考えから、何を伝えるかを整理しましょう。

未来創造学科声優:声の表現を、どう確かめましたか

……(本人が声の表現に関心を持った経験)……から、……(朗読・演技・放送等)……に取り組みました。……(録音を聴いて変えたこと)……を通じ、声の大きさだけでなく、ことばの意味と聞き手を考える必要を感じました。大学では音声表現を学び、作品や場面に合った伝え方を深めたいです。

受賞歴や出演歴の紹介に加えて、本人が試したこと、修正した理由、専門的に学びたい内容まで説明しましょう。

実技・作品・小論文と面接を一緒に準備する

実技の録音や制作途中の記録を振り返り、変化を自分の言葉で説明してみてください。コンクールや検定の経験がある場合も、結果と練習の過程を結び付けることが役立ちます。資格や賞を持っていることによる加点を、本記事で示しているわけではありません。

音楽教育・音楽療法は、専門科目に小論文も含まれます。音楽と社会、教育、人の生活の関係について調べ、主張と根拠を整理する練習を進めましょう。サウンドデザインで小論文を選ぶ場合も、50分で800字以内という条件を意識した練習が役立ちます。

公募の作曲、音楽教育・音楽療法では副科も必要です。専門科目と面接だけに準備を集中せず、楽典・ソルフェージュを含めて受験するコースの試験表を確認してください。

スキルパスでは、本人の活動や制作経験を振り返り、志望理由書、小論文、面接の準備を支援します。書類と面接で伝える内容をそろえ、専門分野への関心が本人の経験から伝わる回答を整理します。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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2027年度の出願条件と日程

総合型は併願可、公募推薦は専願です。公募は高等学校での全体の評定平均値3.0以上、出身高等学校長の推薦が必要で、既卒者も出願を受け付ける案内です。

公募推薦は、出願2026年11月1日~11日、試験11月25日、合格発表12月4日の予定です。出願はWEB手続きに加え、必要書類の提出まで完了する必要があります。書類は出願期間内必着です。

総合型第2回は出願2026年11月23日~12月7日、試験12月19日、合格発表12月25日。第3回は出願2027年2月24日~3月8日、試験3月20日、合格発表3月24日の予定です。第1回の試験は10月3日実施の日程で、合格発表は11月2日です。

個人面接に加え、公募で増える副科・楽典等、コースごとの提出物、専門科目の免除条件を確認してください。

志望理由の整理には、次の記事も参考になります。

平成音楽大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】スキルパスの理系特化推薦対策

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