広島大学のSTELLAプログラムは、高校生等が科学の学び方を身につけ、研究計画の立案から大学での課題研究へ進むプログラムです。高校生レベルのSenior Courseと、その修了者から選抜するAdvanced Courseがあります。
STELLAの修了と本人の研究成果に資格を組み合わせ、広島大学や他大学の理系推薦を目指しましょう。2027年度入試にはSTELLA修了証を評価に反映する方式もあり、修了段階と受験年度を見通した準備が役立ちます。
2026年度は高校生・高専生・中学3年生等が対象
2026年度Senior Courseプレ教育の対象は、高校等の在学生、高専1〜3年生、中学3年生などでした。原則は学校を通じた申込ですが、個人申込も認められ、個人の申込情報も学校へ提供する仕組みです。
受付は4月20日に始まり、締切は5月25日でした。プレ教育では対面参加を推奨しつつ、全回でオンラインのライブ配信とアーカイブ配信を案内しています。アーカイブではその場の質疑応答に参加できないため、参加方法も学習計画と合わせて考えましょう。
受講料は徴収されませんが、通信費、対面参加の交通費、指示された教材費等は本人負担です。今後の募集については、新年度の案内で対象や日程を確認してください。
出典:広島大学2026年度Senior Course受講生募集
レポートと研究計画をもとに次の段階へ
2026年度のプレ教育では、科学リテラシー、研究倫理、アントレプレナーの導入、科学講演会を学びました。その後の第一段階への選抜は、課題レポートと課題研究計画要旨等による書類選考です。
研究計画には、テーマ、背景や研究の意義、方法、期待する成果、社会への生かし方等が求められています。講演を聞いて何を疑問に感じ、自分ならどう調べたいかまで考える準備が大切です。
第一段階ではセミナーで知識を深めながら、研究計画やポスターを作り、発表・議論を通じて内容を練り上げます。さらに選抜後のAdvanced Courseでは大学教員等の指導を受け、研究を実践し、学会発表や英語論文の発表を目指します。
2026年度の募集案内は、Advanced Courseを2027年4月から約1年間の標準とし、開始学年によって個別に期間を設定しています。プレ教育への参加から研究・修了までの流れを、自分の受験時期と照らし合わせて考えましょう。
出典:2026年度第一段階への選抜課題・STELLA育成プログラム
修了証や研究経験を生かして目指す大学
| 大学・2027年度の方式 | STELLA等との接点 | 主な準備 |
|---|---|---|
| 広島大学理学部生物科学科・光り輝き入試総合型選抜Ⅱ型 | STELLA等の修了証を出願書類の段階評価に反映 | 自己推薦書、面接、指定の共通テスト |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 分析等の活動をレポートと動画へ | 数学・情報CBT、発表、面接・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 研究計画・検証過程を活動資料へ | 評定・履修、事前課題、発表・面接 |
表は2027年度の選抜例です。参加した年度と修了時期に応じて、実際に出願する年度の要項を確認しましょう。プレ教育の受講記録、修了証、本人の研究成果は、それぞれ分けて整理しておくと書類を作りやすくなります。
広島大学生物科学科は修了証を評価に反映
2027年度要項79ページは、STELLAまたはGSCの修了証原本を提出した場合、「出願書類の段階評価に反映」と明記しています。一次だけでなく、二次選考でも書類評価に反映する扱いです。
修了証の提出とともに、研究で身につけた力を自己推薦書と面接で伝えましょう。同学科の面接では、生物学への関心や志望動機、生物学への適性、学習意欲、説明・発表する力などが評価されます。
対象は高校等卒業者・2027年3月までの卒業見込み者などで、学業成績・人物に優れ、合格時に入学を確約できることが必要です。一次は調査書・自己推薦書、二次は面接と書類で選考し、最終選考には指定の共通テストを用います。
指定科目の合計1000点に対し、概ね合格基準点600点以上が必要です。研究の実績と教科学習を両立し、修了証・書類・面接・共通テストをそろえて準備しましょう。
出典:広島大学2027年度総合型選抜要項13・79〜80ページ
他大学にも研究計画と考察を伝える
電気通信大学Ⅰ類では、データ分析等の活動を特別活動レポートと3分以内の動画で示します。2027年3月に日本の高校等を卒業見込みの人などが対象で、合格時の入学確約が必要です。数学Ⅲ・物理・化学の履修が望まれ、数学・情報のCBT等と発表・面接・口頭試問があります。
東京電機大学理工学部は高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と学科区分別の履修条件があります。活動報告・事前課題と発表・個別面接を準備する方式で、理工学部は他大学と併願できます。
例えば生物の観察記録を画像や数値として整理し、条件の違いを分析すれば、生命科学と情報の両方への関心を説明できます。本人が工夫した箇所を明らかにし、志望分野へつなげて伝えましょう。
出典:電気通信大学2027年度要項5〜8ページ・東京電機大学2027年度要項4・6〜9・23ページ
倍率が落ち着いた理系推薦も比較する
2026年度の確定結果では、金沢大学理工学域物質化学類のKUGS特別入試・総合型選抜は受験7人・合格3人で実質2.33倍。熊本大学理学部理学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
資格と修了・研究成果を早くから準備し、分野と出願条件を比較することで、倍率の落ち着いた理系推薦から名門大学を目指す戦略が考えられます。金沢大学のKUGS評価等、各大学の要件も確認しておきましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで応募・資格・研究成果を出願へ
スキルパスは、理系推薦で評価される実績の組み合わせ方や資格対策を熟知しています。応募前の関心の整理から、講義の理解、本人の研究計画、書類・面接までつながる準備を支えます。
例えば生物系なら生物分野の検定や統計検定、情報分析ならプログラミングを本人の研究へ結びつける対策が考えられます。観察方法をそろえ、結果を図にし、予想と異なった部分を説明する練習は、研究計画の改善にも役立ちます。
資格で得た知識と、研究で試したことを、自己推薦書と面接で伝える実績へ。研究倫理やデータの扱いも理解し、自分の問いと大学で学ぶ理由を説明できるよう、オンラインで徹底伴走します。
プログラム選びと理系推薦の準備は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


