日本赤十字北海道看護大学の面接では、看護を学ぶ意欲と、本人の経験から考えたことを具体的に伝える準備が大切です。総合型と公募推薦では、面接と組み合わせる評価方法が異なります。
看護師になりたい理由を、本人が見聞きしたこと、調べたこと、取り組んだことから説明しましょう。 相手を思う気持ちだけで終わらず、大学で何を学ぶ必要があると考えたかまで整理することが大切です。
この記事は2027年度の総合型と公募の学校推薦型選抜を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型|個人面接と調査書で評価
個人面接50点、調査書50点
総合型は個人面接50点、調査書50点で評価します。志望理由書や、取得している資格・検定の証明書類は面接資料として活用されます。
書類に書いたことを本人の言葉で説明できるよう、活動の内容と学んだことを振り返りましょう。資格は取得している人が証明書類を提出するもので、すべての受験生に取得を義務付ける条件ではありません。
専願型・併願型・高大連携型は、出願できる期が異なる
Ⅰ期は専願型、高大連携型、赤十字特別選抜を実施します。Ⅱ期は専願型、併願型、高大連携型、Ⅲ期は併願型です。
専願型は全体の学習成績の状況3.2以上、併願型は3.0以上等の出願条件があります。高大連携型は、対象の高校からの出願と高大連携公開講座への出席が条件で、詳細は連携校へ通知されます。自分が出願できる区分と、学校への案内を確認してください。
赤十字特別選抜は、病院の奨学金採用審査もある
赤十字特別選抜は2027年度から総合型として扱われます。全体の学習成績の状況3.5以上等の条件があります。
個人面接には、大学の担当者に加え、奨学金を希望する赤十字病院の職員が参加し、奨学金採用の審査を行います。看護への志望理由と、赤十字の活動への理解、希望する病院について調べたことを整理しましょう。
奨学金は費用面だけで選ばず、制度の条件を確認してください。病院名を挙げるときは、確認していない診療内容や受入条件を作らないことが大切です。
公募推薦|小論文総合問題・面接・調査書
前期・後期とも、面接は1人約15分
公募推薦の前期・後期は、小論文総合問題150点、面接100点、調査書50点の計300点満点です。小論文総合問題は90分、面接は1人約15分で実施します。
調査書は、全体の学習成績の状況を10倍して評価します。面接の準備と並行して、文章や資料の内容を正確に読み、自分の考えを説明する練習も必要です。
面接資料となる志望理由書と、学校での学びを振り返る
推薦書、調査書、志望理由書は面接資料として活用されます。本人が書いた志望理由と、日頃の学習・活動を結び付けて説明しましょう。
前期の試験日は2026年11月15日、後期は12月20日です。後期の公募推薦では、全体の学習成績の状況の出願基準は設けていませんが、調査書の点数評価はあります。基準がないことと、成績が評価されないことを混同しないでください。
看護への志望理由と、活動実績の伝え方
赤十字の理念を、自分の考えとつなげる
大学は、人道や赤十字の活動への関心、看護職を目指す意志、異なる価値観を尊重する姿勢等を求めています。理念の言葉を覚えるだけでなく、本人の経験から大切だと考えたことを整理しましょう。
活動で知った事実と、自分が考えたことを分け、相手の気持ちを勝手に決め付けないことが大切です。 ボランティアや見学で接した人の個人情報を、回答に含めないようにしてください。
理科・語学・探究の学びを、看護を学ぶ理由へ
生物や化学、英語、統計等の学習を深めた場合は、何を学び、どんな疑問が生まれたかを話しましょう。生物検定や化学検定等に取り組んだ実績も、本人が実際に取得・学習した場合の経験例として考えられます。
これらの検定が一律の出願条件や加点項目だという意味ではありません。資格名を増やすより、学んだ内容を自分の言葉で説明できるようにすることが大切です。
高校生としての経験と、専門職の仕事を区別
看護体験や病院見学で、実際には行っていない処置を経験談に加えてはいけません。観察したこと、説明を受けたこと、自分が行った活動を分けてください。
健康に関する探究でも、少人数の調査から病気の原因や治療効果を断定しないようにしましょう。対象や方法の限界まで説明する練習が役立ちます。
看護・赤十字の質問例と回答の組み立て方
質問1|看護を学びたい理由を教えてください
…(本人が看護に関心を持った経験)…を通して、…(気付いたこと)…がありました。…(実際に参加した見学・体験や学習)…から、…(学んだこと)…を知りました。同時に、…(自分に足りない知識や理解)…も感じました。大学で看護の知識と、相手を理解する姿勢を学びたいです。
家族等の経験を使う場合も、病名や生活事情を詳しく話す必要はありません。本人が何を学びたいと考えたかを中心に整理しましょう。
質問2|異なる価値観の人と、どう関わりましたか
…(本人が参加した活動)…で、…(考えが違った場面)…がありました。私は…(相手に確認したこと)…を聞き、…(自分の見方が変わった点)…に気付きました。その後は…(実際に変えた関わり方)…を試しました。まだ…(課題として残ったこと)…もあるため、相手の考えを確認する姿勢を大切にしたいです。
相手を説得した結果だけを話すのではなく、本人がどう聞き、どう考えたかを説明しましょう。
質問3|高校での学習や探究で、工夫したことは何ですか
…(本人の理科・語学・探究等の学習)…では、…(理解が難しかったこと)…がありました。…(実際に試した学び方や調査方法)…を通して、…(分かったこと)…を確認しました。ただ、…(理解や検証が不十分な点)…もあります。大学でも根拠を確かめながら学びたいです。
生物検定・化学検定等を挙げる場合は、実際の級や取得状況を正確にしてください。学習経験を、専門的な医療判断ができる証明として話さないことが大切です。
質問4|赤十字の活動について、何を考えましたか
…(本人が実際に調べた赤十字の活動)…について、…(公式資料等で確認した内容)…を学びました。…(本人の経験)…と照らして、…(大切だと考えたこと)…に関心を持ちました。大学で看護と赤十字について学び、…(さらに理解したいこと)…を深めたいです。
活動に参加していない場合は、調べた経験として説明してください。災害現場で働いた経験や救護実績を作らず、本人が知ったことと考えたことを伝えましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|本人の経験から、看護を学ぶ理由へ
スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、提出書類や面接の準備までを一人ひとりに合わせて支援します。本人の活動と考えを整理し、学習の方法や経験の意味を具体的に話す練習を重ねます。
日本赤十字北海道看護大学では、看護への意欲を、本人の経験と大学での学びにつなげる準備が大切です。 総合型と公募推薦で必要な準備を分け、出願書類と口頭説明を一致させましょう。
日本赤十字北海道看護大学の志望理由書例文と、実績を伝える書き方
公式資料
出願前に、最新の公式情報で出願資格、実施する期、面接資料、受験会場、奨学金の条件と受験票の指示を確認してください。

