高志高校は、2026年度SSH先導的改革Ⅱ期として研究や科学分野の学びを進めています。2026年春の大学合格実績と、希望者が核融合研究所や名古屋大学を訪れた研修から、大学で深めたい問いを見つける準備を紹介します。
2026年春の大学合格は国立147人・公立38人。7月の研究機関研修には希望生徒27人が参加し、核融合や生命分子研究の現場を見学しています。
福井県立高志高等学校の大学合格実績
以下は、学校公式の令和8年(2026年)3月の大学別合格者延人数です。過年度卒業生を含みます。
| 大学 | 合格者数 |
|---|---|
| 福井大学 | 34人 |
| 金沢大学 | 24人 |
| 富山大学 | 13人 |
| 広島大学 | 8人 |
| 名古屋大学 | 7人 |
| 大阪大学 | 7人 |
| 東京大学 | 5人 |
| 立命館大学 | 66人 |
出典:福井県立高志高等学校・令和8年3月卒生徒の進路状況・大学合格者延人数。
大学合格者の延べ人数です。国立147人のうち過年度13人、公立38人のうち過年度6人、私立390人のうち過年度51人と示されています。学校資料の括弧内を再加算していません。
地元・北陸の大学に加えて県外の研究大学への合格例があります。研修で知った研究分野を、大学で実際に履修できる科目や研究室へ結び付けてみましょう。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
福井県立高志高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、2026年7月30・31日の研究機関研修。希望生徒27人が参加をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 核融合研究の施設見学 | 研修1日目・希望参加者 | 核融合科学研究所で研究の歴史を学び、制御室やプラズマ真空容器などを見学。 |
| 海洋生物と環境保全 | 研修1日目・希望参加者 | 名古屋港水族館で講義とバックヤード見学を通して海洋生物や環境保全を学習。 |
| 名古屋大学ITbMでの学習 | 研修2日目・希望参加者 | 有機化学・植物学・イメージングの講義とラボツアーを実施。教員や大学院生から研究生活の話も聞いた。 |
出典:福井県立高志高等学校・令和8年度研究機関研修の実施報告(2026年8月26日)、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
見学で知った装置や手法を自分で使った研究と混同しないことが大切です。研修で生まれた疑問を、その後の文献調査や高校でできる実験へどうつなげたかを整理してみましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
核融合や生命分子など最先端の研究に触れた場合は、興味を持った理由に加え、分からなかった用語や原理をその後どう調べたかを説明しましょう。大学の研究を見て終えるのではなく、自分が検証できる問いへ絞ってみると学びの連続性が生まれます。
グループ研究では、チーム全体の成果と、自分が担当した測定・解析・資料調査を分けておきましょう。結果が予想と違ったときに、どの条件を見直し、何を確かめ直したかも大切な説明材料になります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
福井県立高志高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
名古屋大学への研修参加は同大学の合格実績ですか?
研修と合格実績は別です。名古屋大学の合格7人は進路資料に基づく数字で、研修参加者が合格した人数を示しているわけではありません。
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- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
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