京都府立大学の学校推薦型選抜は、学科によって面接の有無が異なります。面接があるのは、農学生命科学・栄養科学・生命化学・理工情報・森林科学・環境デザインの6学科です。大学名だけで対策を選ばず、志望学科の選抜内容を確かめましょう。

学習や探究の実績は、取り組んだ方法・分かったこと・残った疑問まで説明することが大切です。 出願書類と口頭での説明に食い違いがないよう、本人の経験を振り返ってください。

以下は独自に作成した架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。2027年度の公式要項と、練習のための例を分けて紹介します。

京都府立大学で推薦面接がある学科・ない学科

文学部・社会科学部・和食文化科学科は面接なし

文学部の日本・中国文化学科、国際文化交流学科、歴史学科、社会科学部の公共政策学科、福祉社会学科、農学食科学部の和食文化科学科には、推薦面接はありません。提出書類と小論文・総合問題等による選抜です。

例えば日本・中国文化学科は英語と日本語による小論文、歴史学科は総合問題と小論文を課します。面接練習を主な対策にするのではなく、それぞれの筆記試験と提出書類を優先してください。

面接のある6学科の試験日は11月28日

2027年度の学校推薦型選抜の試験日は、2026年11月28日です。農学生命科学・栄養科学・生命化学・森林科学・環境デザインの各学科の面接は13時30分からです。理工情報学科は10時からで、詳細は受験票送付時に案内されます。

栄養科学科のみ大学入学共通テストも課し、6教科8科目を利用します。他の学科の推薦で共通テストを利用するという説明と混同しないようにしてください。

ここで参照した要項では、面接の1人当たりの時間や個人・集団の別を確認できません。森林科学科のグループディスカッションと面接は、別の試験として記載されています。

京都府立大学の2027年度学校推薦型選抜募集要項

学科ごとの配点・提出書類と面接の準備

農学食科学部|農学生命科学と栄養科学

農学生命科学科は、総合問題120分・70点と面接30点、計100点です。推薦書・調査書・志望理由書は面接の参考に用います。生物や農業への関心を、実際の観察・実験・資料調査等から説明する準備が大切です。

栄養科学科は、小論文120分・200点、面接160点、志望理由書・調査書40点の計400点に、共通テスト1,000点を合わせた1,400点満点です。面接では、学びの目的意識や意欲、コミュニケーション能力を評価します。

両学科の志望理由書では、裏面の大会成績・受賞実績の記入欄も確認してください。書いた実績について、自分の役割や学んだことを説明できる準備が必要です。

生命理工情報学部|生命化学と理工情報

生命化学科は総合問題120分・100点、調査書10点に、推薦書・志望理由書・面接を合わせた40点を加え、計150点です。「面接だけで40点」とは読みません。

理工情報学科は、推薦書10点、調査書10点、面接40点、出願時に提出するテーマ作文40点の計100点です。所定の志望理由書は、理工情報学科以外の学科の志願者を対象としています。

理工情報学科のテーマ作文では、学科が提示する課題図書の理解・要約に加え、それに関連する自分の考えや思い描く未来を書くよう求められます。本の内容と自分の意見を区別し、要約した部分を自分の言葉で説明できるようにしましょう。

理工情報学科には、高校の学科等に応じた数学・理科の履修条件があります。そのうえで、成績優秀な者、または指定の検定・国家試験の合格者という推薦条件です。指定試験は英検2級以上や基本情報技術者試験であり、ITパスポート等を同じ条件として置き換えることはできません。履修条件を資格で免除できるという意味でもありません。

環境科学部|森林科学は討論、環境デザインは総合問題も必要

森林科学科は、推薦書10点、調査書10点、面接20点、テーマ作文20点、グループディスカッション40点の計100点です。当日は10時から討論、13時30分から面接を行います。テーマ作文は、持続可能な社会における科学について自分の考えをまとめる課題です。

環境デザイン学科は、総合問題120分・200点と面接100点の計300点です。推薦書・調査書・志望理由書は面接の参考に用います。環境や住まいに関する関心を、観察・制作・調査等の本人の経験から整理してください。

森林科学科では、個人の回答と、他者の意見を聞きながら考える討論の両方を練習しましょう。 用意した主張を繰り返すだけでなく、論点を確かめ、異なる意見の理由を理解する姿勢も大切です。

実績を、学科で学ぶ理由につなげる

資格・コンテストの名称だけで終わらない

生物・化学分野の理科検定、統計検定、情報オリンピック等の学習経験がある場合は、どこで困り、何を試し、理解がどう変わったかを説明しましょう。出願要件として指定された資格と、学習を振り返るための実績例は別です。

例えばプログラム制作なら、使った技術の名前だけでなく、処理の仕組み、試した条件、改善できなかった点を整理してください。実験や調査でも、結果と考察を分け、データから言える範囲を確かめる練習が役立ちます。

本人の行動と、まだ学んでいないことを区別する

共同の活動では、グループ全体の成果と自分の役割を分けて説明してください。他の人の知識や判断を、自分だけの実績のように話す必要はありません。

大学で深めたい内容は、志望学科の教育内容を確認して考えましょう。「関心がある」で終わらず、今の経験では何が分からず、どのような知識や方法を学ぶ必要があるかを整理することが大切です。

推薦面接・討論の想定質問と回答例

質問1|農学生命科学への関心を深めた経験はありますか

…(本人の観察・栽培・実験・資料調査)…で、…という疑問を持ちました。…を比較するため、…の条件をそろえて調べました。

…という結果になりましたが、…の影響は確かめられていません。貴学で…を学び、生物や農業を科学的に理解する方法を身に付けたいです。

質問2|栄養科学科で学びたい理由を説明してください

…(本人のきっかけ)…から、食と健康の関係に関心を持ちました。その後…を調べ、生物・化学の授業や…の学習で…を確かめました。

…は理解できましたが、個人の生活条件による違いまでは分かりませんでした。大学で栄養を体系的に学び、根拠と相手の生活の両方を踏まえて考えたいです。

質問3|生命化学の学習で、予想と違う結果にどう向き合いましたか

…(本人の化学の実験・探究)…では、…という結果を予想しましたが、実際は…でした。手順と条件を振り返り、…を変えて比較しました。

…が関係していると考えましたが、…は未確認です。結果に合う説明を急いで作らず、確かめられたことと推測を分けるようになりました。

質問4|理工情報学科の課題図書から、何を考えましたか

…(本人が読んだ課題図書の内容)…を、著者は…という理由から述べていると理解しました。私は…という経験との関係で考えました。

以前取り組んだ…では、…という限界がありました。本の…という考えから、その原因を…の観点で捉え直しました。貴学で…を学び、理解を深めたいです。

質問5|森林科学の討論で、異なる意見が出たらどう応答しますか

…を重視するご意見だと理解しました。私は…という理由で…と考えていますが、…を大切にする点は共通していると思います。

…の条件によって、必要な対応が変わるのではないでしょうか。…の場合と…の場合を分け、ほかの方の考えも伺いたいです。

質問6|環境デザインへの関心は、どんな経験から生まれましたか

…(本人の観察・調査・制作)…を通して、…に関心を持ちました。初めは…を重視しましたが、…を確認して、…を変更しました。

…は改善できた一方、…が課題として残りました。大学で…を学び、見た目だけでなく、人の生活や周囲の環境との関係から考えたいです。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスの推薦面接対策|実績・作文・口頭説明をつなげる

提出した実績や作文について、自分の考えとその根拠を説明できるようにしましょう。 暗記した回答を繰り返すだけでなく、質問に応じて必要な部分を伝える練習が大切です。

スキルパスでは、本人の学習・探究・制作等を振り返り、志望理由と面接の準備を支援しています。志望学科で面接があるかを確認したうえで、討論やテーマ作文等にも合わせて準備を進めます。

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京都府立大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

京都府立大学の学校推薦型選抜・公式案内

2026年10月23日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。

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