名古屋市立大学の面接対策では、学校推薦型選抜Aと、共通テストを課す推薦B等を区別しましょう。同じ学部・専攻でも、Aには面接があり、Bにはない場合があります。芸術工学部の総合型も、面接を行う方式ではありません。

志望する方式で面接があるかを確認し、本人の学習・探究と大学で学ぶ理由を準備しましょう。 医学科の総合面接や、人文社会学部の発表・討論等、志望理由を話すだけでは対応できない試験もあります。

以下は独自に作成した架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。2027年度の公式要項と、口頭練習の例を分けて紹介します。

総合型・公募推薦の学部・方式別面接

芸術工学部の総合型|面接はない

芸術工学部の総合型は共通テストを課さず、出願書類と実技を総合して選抜します。面接はありません。2026年11月28日の実技では、描写・想像・表現等の力を確認します。

志望理由を整理することは必要ですが、それを面接試験の準備と読み替えず、提出書類と実技の条件を確認してください。

2027年度総合型選抜募集要項

推薦A|小論文と面接を組み合わせる

推薦Aは、医学部保健医療学科のリハビリテーション学専攻・看護学専攻、薬学部、経済学部、人文社会学部の対象学科・コースで実施します。小論文と面接の日程は2026年11月21日です。出願者数が所定の人数を超えた場合等には、書類による第1段階選抜があります。

  • リハビリテーション学専攻・看護学専攻:小論文は100分。面接では保健・医療への関心、コミュニケーション、論理的思考、高校での活動や学習意欲等を評価します。
  • 薬学部:小論文は100分、個人面接は15分程度です。小論文には化学基礎・化学の学習内容に関する問題も含みます。
  • 経済学部:小論文は100分、個人面接は15分程度です。経済・経営への関心、知識、学習意欲、表現・コミュニケーション等を評価します。
  • 人文社会学部心理教育学科教育学コース:小論文は90分、個人面接は15分程度です。幼児教育・保育への関心や学習意欲等を評価します。
  • 人文社会学部現代社会学科:小論文は90分。個人面接では最初に5分の発表、その後に10分程度の面接があります。発表用のA3用紙1枚を当日持参する必要があります。
  • 人文社会学部国際文化学科:小論文は90分。面接は原則5人1組で、1対1の応答形式が各組25分程度、討論形式が資料を読む時間を含め各組35分程度です。

現代社会学科の発表は、高校での活動・調査研究や社会科の学習等を踏まえ、関心のある社会問題と大学での勉学計画を説明するものです。所定の資料や発表内容は、要項の該当欄を確認してください。

経済学部Aには、普通科以外の高校学科や所定の資格等に関する出願条件、資格に応じた加点規定があります。資格を全て任意と捉えず、自分の条件を公式要項で確かめましょう。

2027年度学校推薦型選抜A募集要項

2027年度推薦A・看護学専攻の募集要項

共通テストを課す推薦|面接のある学部・枠

以下の面接等は2027年2月7日の日程です。共通テストと出願書類等も含めて選抜します。

  • 医学部医学科・地域枠:個人面接20分の予定。医学を志す動機・意欲、適性、社会性・協調性等を評価します。地域医療や修学資金等の条件も確認が必要です。
  • 医学部医学科・中部圏活躍型/名古屋市高大接続型:総合面接を行います。各教科の知識を問う課題論述や口述を含みます。
  • 医学部保健医療学科リハビリテーション学専攻B:面接があります。リハビリテーションへの関心や論理的思考、学習意欲等を評価します。
  • 薬学部B:個人面接15分の予定。共通テスト850点と、書類・面接を含む「その他」80点を総合して選抜します。80点を面接だけの点数と取り違えないでください。
  • 理学部B:個人面接15分の予定。科学への好奇心・探究心、論理的思考、本人の活動に基づく主体性・協調性等を評価し、志願理由書についても質問します。

医学科の面接・総合面接と、薬学部・理学部等の面接は別の試験です。共通テストの基準や受験科目も一律ではありません。

推薦B等でも、面接がない場合

看護学専攻Bの名古屋校・蒲郡校、経済学部B、人文社会学部の共通テストを課す該当枠、芸術工学部B、データサイエンス学部Bは、出願書類と共通テストで選抜し、個別テスト等を課しません。面接はありません。

推薦Aの面接内容を、そのままこれらの方式の試験内容として使わないでください。年度の募集要項で、学科・コース・枠まで確認しましょう。

2027年度・共通テストを課す学校推薦型選抜募集要項

学部の志望理由を、本人の経験から説明する

医学・保健・薬学|職業名だけで終わらせない

医師、看護職、理学療法士・作業療法士、薬剤師・研究者では、学ぶ内容や専門職としての役割が異なります。本人が関心を持った後に何を調べ、その分野を学ぶ必要をどう考えたかを整理してください。

他の人の病歴や家庭事情等を詳しく話す必要はありません。自分の行動と学びを中心に、現在の理解と、専門的に学ぶ必要があることを分けましょう。

経済・人文社会・理学|問いと調べ方を具体化する

経済では、資格の知識や社会の出来事を、どのような疑問につなげたかを考えてみましょう。人文社会では、資料・調査・協働等を通して、本人の見方がどう変わったかを説明してください。

理学では、予想、確かめた条件、結果、残った課題を整理しましょう。結果が予想通りでなくても、根拠を見直して学んだ過程は振り返る材料になります。

資格・探究・発表の実績を整理する

出願条件と、本人の学習経験を区別する

資格に関する条件や加点は、利用する方式の公式要項を確認してください。特に経済学部Aの所定資格の扱いを、ほかの学部にも当てはめないことが大切です。

生物・化学・物理分野の理科検定、統計検定、情報オリンピックの予選Bランク等に取り組んだ経験があれば、学びを説明する練習の材料になります。これらを、全学部共通の必須資格や加点とする説明ではありません。

活動の名前だけでなく、本人の担当・根拠・改善点・残った疑問を説明しましょう。 人文・教育等では、本人の読書・調査・協働の経験を使い、無理に理工系の資格を加える必要はありません。

発表と討論は、準備を分ける

現代社会学科Aの発表では、資料を使って問題と勉学計画を時間内に説明する練習が必要です。国際文化学科Aの討論では、自分の意見だけでなく、資料や相手の発言を踏まえて考える練習も進めましょう。

これは対策上の観点です。以下の質問例が、そのまま実際に出ると予想するものではありません。

面接がある分野の想定質問と回答例

質問1|医学を学びたい理由を、本人の経験から説明してください

…(本人のきっかけ)…から、医学に関心を持ちました。その後…を調べ、…に取り組みました。

…という疑問が残り、大学で…を基礎から学ぶ必要があると考えています。現在の理解では…までしか説明できず、専門的な知識と考え方を身に付けたいです。

質問2|看護やリハビリテーションへの関心は、どう深まりましたか

…(本人の授業・調査・交流等)…を通して、…に関心を持ちました。最初は…と考えましたが、相手の話や資料から…を考え直しました。

…という専門職の役割を確認し、大学で…を学びたいと考えています。一つの経験だけで人の生活を理解したとはいえないため、基礎と実践の両方を学びたいです。

質問3|薬学に関わる学習で、何をさらに知りたいと思いましたか

…(本人の化学・生物の学習や探究)…で、…の仕組みに疑問を持ちました。…を比較し、…という条件を確かめました。

…は理解できましたが、…には疑問が残っています。志望する学科の教育内容を確認し、大学で…を体系的に学びたいと考えています。

質問4|経済・経営の学習から、どのような問題を考えましたか

…(本人の授業・資格学習・調査)…で学んだ…を使い、…について考えました。資料を比較すると、…という違いがありました。

ただし…の条件が異なるため、数字だけでは結論を決められません。大学で…の方法を学び、根拠から説明できるようになりたいです。

質問5|人文社会の分野で、どのような問いに取り組みましたか

…(本人の教育・社会・文化等に関する活動)…から、…を問いにしました。私は…を担当し、…という資料や意見を比較しました。

…と考えましたが、…という立場の意見は十分に確認できていません。大学で…を学び、調べ方や自分の前提も見直したいです。

質問6|科学の探究で、予想と違う結果にどう対応しましたか

…(本人の実験・観察・分析)…では、…を予想していました。結果は…だったため、条件や記録を確認しました。

…を見直すと…が分かりました。一方で…は未確認です。大学で…の基礎を学び、結果からどこまで言えるかを考えたいです。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスの総合型・推薦面接対策|方式と経験に合う準備

志願理由書や活動資料と口頭説明をそろえ、自分が学んだ過程を具体的に伝えましょう。 面接がない方式では、提出書類、共通テスト、実技等、その方式で必要な準備を進めてください。

スキルパスでは、本人の学習・探究・資格等を振り返り、志望理由と面接の準備を支援しています。実際の経験から学びを整理し、追加の質問に対しても自分の言葉で考えを伝える練習を進めます。

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名古屋市立大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

名古屋市立大学の募集要項案内

2026年10月23日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。

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