新潟薬科大学の「課題探究SHINKAサイト」は、高校での探究やDX教育を支える、連携協定校向けの高大連携の取り組みです。大学の専門性と高校での学びを結び付け、本人が課題を見つけ、調べ、考える過程を支援します。総合型選抜・公募推薦につなげるには、支援を受けた経験を、自分で問いを深めた成果へ育てることが大切です。
新潟薬科大学の課題探究SHINKAサイトで学べることと参加条件
2026年11月時点の大学公式ページでは、連携協定を結んだ教育機関向けに開設した特設サイトとして案内されています。高校の「総合的な探究の時間」とDX教育を支える目的が示され、学習者が自分で課題を発見し、解決へ向けて活動するための支援コンテンツを提供すると説明されています。
利用には、生徒用または教員用のアカウントが必要です。全国の高校生が個人で登録して自由に受講する一般公開講座とは異なるため、まず在籍校が連携校か、学校でどのように活用するかを確認しましょう。学校ごとの利用方法や支援計画に沿って取り組む制度です。
大学は、高校で実施する探究活動の支援や、普段の教科学習への教育資源の活用を掲げています。公式の協定校一覧には2026年締結の高校も掲載されています。利用する教材や学習期間は、学校の探究計画に合わせて先生と確認しましょう。
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、地域の食品や健康に関する課題なら、何を確かめたいかを絞り、文献や公開データを調べる方法があります。大学から学んだ知識をそのまま写すのではなく、高校での問いへどう応用したかを記録しましょう。
情報系を目指す場合は、集計の手間を減らすプログラム、データを比較する図表、調査資料を分類する仕組みなどへ発展させることも考えられます。もとの問い、採用した方法、結果から考えたことをつなげることが重要です。支援内容と本人の工夫が分かる研究ノートや処理の記録が、成果を説明する根拠になります。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
生物・化学の資格学習を文献の理解へ、統計検定の学習を数値の比較やばらつきの検討へつなげられます。情報系資格の学習とPythonを組み合わせるなら、処理を再現できるよう、元データと手順を残す準備が考えられます。資格名と探究を別々に並べるより、何に使ったかを説明することが大切です。
以下の2027年度方式は、進路を考えるための比較例です。筑波大学・東京電機大学は2026年9月、工学院大学は10月に該当方式の出願を終えています。これから行う調査や制作を、出願前の成果として遡って提出することはできません。高校1・2年生は主に翌年度以降を見据えて、基礎学力と活動を準備しましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 探究を生かす方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 筑波大学・情報科学類 AC入試 | 分析・プログラムの工夫と検証 | 最近2年以上の活動、経過と根拠資料 |
| 工学院大学・情報学部 探究成果活用型 | 理数系の問いと発表経験 | 現役・課程別評定、一次英語・数学 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | データを使った分析・考察 | 評定・履修、事前課題、発表・口頭試問 |
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。情報学群情報科学類の求める活動に合わせ、探究に必要なデータ処理やプログラムを自分で工夫し、結果を検証してきた過程を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と学内外発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2、専門学科3.5以上です。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、熊本大学理学部理学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者31人・合格者20人で実質倍率1.55倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、学校の探究計画や大学から得た知識を踏まえ、本人が取り組む問いを整理します。資格対策で基礎を固めながら、文献調査、Python・表計算による分析、比較条件の見直しなどを組み合わせ、説明できる成果を目指します。
活動資料では、何を教わり、どこを本人が考えたかを具体化。志望理由書では、探究中に残った課題を大学の学問へ接続します。発表・口頭試問では、データの出所や処理方法、結果の限界への質問に答える練習を重ねます。高校と大学から学ぶ機会を、本人の問いと検証が伝わる実績へ育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


