埼玉工業大学の総合型と公募推薦は、10分から15分程度の面接に口頭試問が含まれます。工学部の機械工学・生命環境化学・情報システム、人間社会学部の情報社会・心理では、確認される基礎学力の範囲が異なります。人物面の準備と、高校での学習の復習を一緒に進めましょう。
資格・探究・制作で学んだことを、志望学科の学びと結びつけて説明する準備が大切です。 取得した資格や完成品だけでなく、本人が考え、試し、理解した過程を振り返ってください。
以下の質問・回答例は、独自に作成した架空の練習用です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。学校推薦型は、公募制の方式のみ紹介します。
総合型選抜|書類・課題・口頭試問を含む面接
単願で、第一志望として学ぶ意志が必要
総合型は単願です。大学と学科の求める人物像を理解し、第一志望として入学する意志があり、所定の大学入学資格を満たすことが必要です。
選考は書類審査、課題審査、口頭試問を含む面接審査です。ただし、機械工学科は課題審査を行いません。面接は両学部とも10分から15分程度です。志望理由書に書いた学習・活動の内容と、学科で学びたいことを整理しましょう。
2期は2026年10月20日から11月12日16時までWeb入力、書類は11月16日16時必着、11月21日試験です。3期は11月17日から12月4日16時までWeb入力、書類は12月8日16時必着、12月12日試験です。Web入力と書類到着の締切を区別してください。
総合型の口頭試問は、学科ごとに範囲が異なる
- 機械工学科:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・物理基礎
- 生命環境化学科:化学基礎または生物基礎を選択
- 情報システム学科:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A
- 情報社会学科:現代文の読解力
- 心理学科:英語・国語・数学から1教科を選択
これは大学が公表する範囲です。具体的な問題や質問の順番まで示すものではありません。公式・用語を覚えるだけでなく、理由や考え方を口頭で説明する練習が考えられます。
課題免除と資格の扱い|面接免除と混同しない
サマースクールと、情報システム学科の指定資格
総合型では、今年度のサマースクールで出願する学科のプログラムに参加した人に、課題免除の特別措置があります。修了証のコピーを提出する必要があり、複数回参加した場合は、すべての回の修了証のコピーを提出します。もともと課題審査がない機械工学科は、この特別措置の対象外です。
情報システム学科では、基本情報技術者・応用情報技術者・ITパスポートの資格取得者にも、課題免除の特別措置があります。資格を証明する書類の写しが必要です。
課題の免除と、面接・口頭試問の免除は別です。 対象資格を持っていても、志望理由や学習内容を説明する準備と、所定の範囲の基礎学力の確認は欠かせません。
課題が必要な人は、志望学科の指定を確認
課題は大学の公式サイトで事前に公表され、出願時に提出します。受験する学科と、免除の対象になるかを確認し、最新の課題の指示に従って準備してください。
面接では、取り組みの理由、自分で試した方法、うまくいかなかった点も振り返るとよいでしょう。過去の課題や別学科の課題を、そのまま今年度の課題だと思い込まないことも大切です。
公募推薦|書類50点・面接50点と資格加算
機械工学科は評定3.3以上、他学科は基準なし
公募推薦は他大学との併願が可能で、学校長の推薦が必要です。工学部は2026年3月卒業・修了者または2027年3月卒業・修了見込み者が対象で、人間社会学部は要項に定める卒業・修了資格を満たすことが必要です。
機械工学科は学習成績の状況3.3以上と定められています。他の4学科には学習成績の状況の基準はありませんが、学校長の推薦は必要です。基準がないことを、学校での学習や提出書類が評価されないという意味に受け取らないようにしてください。
選考は書類審査50点、口頭試問を含む面接50点です。面接は10分から15分程度で、人物と基礎学力を評価します。大学は、人物に関する評価では、大学生活を充実して送れるかを中心に質問すると示しています。
情報システム学科の範囲は、総合型と異なる
公募推薦の情報システム学科は、数学Ⅰ・数学A・物理基礎・化学基礎・生物基礎が示され、面接時に選択可能とされています。総合型の数学Ⅰ・Ⅱ・Aという範囲と混同しないようにしましょう。他の学科の範囲は、機械が数学Ⅰ・Ⅱ・Aと物理基礎、生命環境化学が化学基礎または生物基礎、情報社会が現代文、心理が英語・国語・数学から1教科です。
公募推薦には、大学指定資格による加算の措置もあります。基本情報技術者、ITパスポート、実用数学技能検定、統計検定等が対象一覧に含まれています。資格を証明する証書のコピーを出願書類とともに提出してください。要項で確認できない級別の加算点や、一律の合格保証は書かれていません。
Web入力は2026年11月1日から11月6日16時まで、出願書類は11月9日16時必着、試験は11月14日です。募集要項にある条件と提出書類を、出願前に改めて確認しましょう。
奨学生採用型は、通常の総合型と区別
総合型選抜・奨学生採用型は併願制で、公開要項の選考方法は基礎学力確認テストと書類審査です。通常の総合型や公募推薦の面接内容を、そのまま当てはめる方式ではありません。受験する方式を確認して、必要な対策を選んでください。
質問例と回答例|5学科の関心に合わせて考える
質問1|機械のどのような仕組みに関心がありますか
…(本人が関心を持った機械やものづくり)…について、…(実際に学んだ原理・制作)…に取り組みました。…(試した方法や改善)…から…(分かったこと)…がありました。大学で…(さらに学びたい仕組みや設計)…を深めたいです。
独自の練習例です。物理検定や数学の学習、模型やロボット等の制作を経験している場合も、本人が実際に理解した内容を使ってください。指定された口頭試問の問題そのものを示す例ではありません。
質問2|化学・生物・環境分野で、何を学びましたか
…(本人が取り組んだ授業・実験・検定等)…で、…(関心を持った現象)…を調べました。…(実際に確かめた条件や方法)…から、…(分かったこと)…を考えましたが、…(まだ分からないこと)…も残っています。
独自の練習例です。化学検定・生物検定や、環境に関する探究等は、本人が取り組んだ場合の材料です。実験していない内容や、測定していない結果を加える必要はありません。
質問3|情報分野の学習や制作で、何を工夫しましたか
…(本人が取り組んだ資格・コンテスト・制作)…で、…(難しかった問題)…に取り組みました。…(自分で試した実装・検証)…によって、…(理解できたこと)…がありました。今後は…(情報システムとしてさらに学びたい点)…にも関心があります。
独自の練習例です。基本情報技術者や情報オリンピックの予選Bランク等の経験があれば、本人の学習過程を説明する材料になり得ます。ただし、課題免除や資格加算の対象は、大学の指定一覧とは別に確認する必要があります。
質問4|情報技術やデータを、社会でどう生かしたいですか
…(本人が調べた地域・企業・メディア等の課題)…に関心があります。…(実際に集めた資料や分析)…から、…(分かったこと)…を考えました。大学で…(情報社会学科の学びと関係する方法)…を学び、理解を深めたいです。
独自の練習例です。統計検定やデジタルコンテンツの制作を経験している場合も、データの限界や、使う人の立場を振り返りましょう。制作物の紹介だけでなく、社会との関わりを説明する練習が考えられます。
質問5|心理学を科学的に学びたい理由は何ですか
…(本人が関心を持った心や行動の題材)…について、…(実際に読んだ資料や探究)…に取り組みました。自分の経験だけでは…(判断できないこと)…もあるため、大学で…(調査・実験・データ等の方法)…を学びたいです。
独自の練習例です。ビジネス心理・臨床心理への関心を整理する練習にも使えます。身近な人を診断したり、本人の同意なく個人情報を示したりせず、関心と学びたい方法を説明しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、実績と基礎学力を面接につなげる
埼玉工業大学は、自分の考えを説明する力と、各学科の基礎知識、継続して学ぶ意欲を求めています。総合型の課題、公募推薦の資格加算、学科別の口頭試問を分けて準備しましょう。
スキルパスでは、本人の学習・探究・制作を振り返り、志望理由と面接で伝える内容を一緒に整理します。 資格やコンテストの学習も含め、方式に合う準備を進めたい方は、下のフォームからご相談ください。合格や特定の評価を保証するものではありません。


