船と陸をつなぐ通信に関心がある人へ。二海特の学習から、位置や状況をどのように伝えると分かりやすいかを自分で考え、大学で情報・通信を学ぶ理由へ広げてみましょう。
海上通信への関心を、情報の更新間隔や届き方を比べた経験で伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、資格の学びを総合型選抜の実績へつなげる方法を紹介します。
第二級海上特殊無線技士の試験・免許・操作範囲
第二級海上特殊無線技士は、所定の船舶局や海岸局などの無線設備で、国内通信の操作などを扱う資格です。モールス符号による通信は除かれます。対象設備には周波数・電力などの条件があり、レーダーを含む技術操作も電波の質に影響しない外部の転換装置に限られます。国家試験は無線工学・法規で、CBT方式により実施されています。
国家試験の受験資格は不問です。合格後は無線従事者免許の申請が必要で、試験合格と免許取得、実際に担当した活動を分けて記録しましょう。操作できるのは免許の範囲内で、設備や無線局側の条件も別に確認する必要があります。
出典:日本無線協会「操作範囲・二海特等」、2026年度試験案内、CBT案内・受験資格
学びを実績として伝える大学・方式
| 大学・方式 | 学びを伝える資料・選考 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 船舶通信・情報への学修計画 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 位置データを比べた活動記録 |
| 工学院大学先進工学部(対象学科)・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 更新間隔と表示を考える探究・発表 |
表は関連分野の学習・活動を伝える方式の例です。この資格や級だけで決まる一律の加点表ではありません。
北見工業大学の学修計画書は、「これまでの学び」を入学後・卒業後へどう生かすか記載するよう求めています。二海特の通信の基礎と、架空の位置データの更新や欠落を調べた経験を、大学で深めたい情報通信へ結びつけて説明できます。出典は学修計画書の記入上の注意2ページです。
北見工業大学は通信の学びを専門分野へ
工学部先進工学科の総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人の意欲・適性などを評価します。情報エレクトロニクスの分野を調べ、船と陸が情報を共有する仕組みから、通信や情報処理で深めたい内容を考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象で、出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜要項」1〜2・4ページ
東京電機大学は過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動の過程などを評価します。電子情報工学系を志望するなら、海上通信の学習と、情報が欠けたり遅れたりする条件について考えた経験を合わせて説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格のルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。電子情報工学系の口頭試問では物理基礎・物理の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。先進工学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究書類、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。データの更新間隔など比較の条件を定め、表示した結果を発表する理数系探究への発展が考えられます。
出典:工学院大学「2027年度探究成果活用型選抜要項」4〜5ページ
架空の船の位置データで更新間隔を比較する
例えば、架空の船の位置データを自分でつくり、画面上の地図を更新する間隔によって、動きがどう見えるかを比べる活動があります。送るデータが一部欠けた場合も作り、表示のずれを表やグラフで示してみましょう。現実の運航には使わず、学校のパソコンで情報の伝え方を学ぶ活動です。
架空の位置を決めた方法、時間の単位、欠けたデータの扱いを記録してください。分かりやすい表示と通信量の関係を考えると、大学で学びたい技術を具体的に話せます。
「二海特の学習→位置データの伝達・表示の比較→大学で深めたい情報通信」をつなげてください。志望理由書や面接では、資料や実験から自分が考えたことと、大学でさらに確かめたいことを具体的に伝えましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで資格を推薦の実績へ育てる
スキルパスでは、二海特の無線工学・法規の資格対策と、データを届ける仕組みを理解する学習をつなげます。架空の位置データを扱うプログラムや、更新間隔と通信量の分析を通じ、資格と制作・探究の実績を組み合わせます。
表示画面・コード・比較表を成果物と活動報告に整理し、各大学で学びたい内容に合わせて志望理由を考えます。条件の決め方を説明する発表と、通信に関わる物理の口頭試問まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。
スキルパスでは、資格・評定・履修科目から出願先を一緒に考え、実績づくりから志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


