愛知学泉大学の面接対策では、総合型選抜の出願前の「面談」と、公募制推薦の試験当日の個人面接を区別することが大切です。家政学部の3学科でも、学ぶ内容や、発表に必要な資料は同じではありません。
自分が取り組んだことと、その経験から生まれた疑問を整理し、志望学科で学びたい理由につなげて説明しましょう。
以下の質問・回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人の実際の経験に置き換えてください。
愛知学泉大学の総合型は面談で適格となってから出願
総合型選抜では、エントリー後に面談などで適格・不適格の判定を受けます。適格となった人だけが出願でき、出願後はエントリーカード、志望理由書、面談結果、調査書などによって総合判定されます。
| 総合型の方式 | 面談と関連する準備 |
|---|---|
| 基礎学力方式 | 国語・英語の基礎学力テスト60分と面談20分。Ⅰ・Ⅱ期のみ |
| プレゼンテーション方式 | 発表10分と面談20分。志望学科につながるテーマが必要 |
| 検定・資格方式 | 対象の検定・資格を点数化し、面談20分などで判定。証明書等を提出 |
| 家庭科教員養成方式 | ライフスタイル学科のみ。家庭科の授業で学んだことの発表10分と面談20分 |
| 通信制高校特別選抜方式 | 通信制高校の在籍者・卒業者が対象。面談20分などで判定 |
基礎学力方式以外は、ガイド上、Ⅰ期からⅤ期で実施する方式です。出願後にもう一度同じ面談を受ける日程だと考えず、エントリー、面談、適格通知、出願、合格発表の順に確認しましょう。
高校卒業見込みの人は、担任または進路指導の先生の許可も条件です。オープンキャンパスに参加できない場合は、事前面談やWebオープンキャンパス視聴によって学科理解を深める案内があります。管理栄養学科には学習成績3.0以上、または同等以上の学力と認められることなどの条件もあります。
公募制推薦の個人面接と特技資格の評価を確認
公募制推薦は、家政学部のライフスタイル学科・管理栄養学科・こどもの生活学科が対象です。基礎学力テストと個人面接、調査書、特技資格等による200点満点の選考です。
| 選考内容 | 配点・形式 |
|---|---|
| 基礎学力テスト | 現代文の読解、生物基礎、化学基礎から当日1科目選択。記述式60分100点 |
| 面接 | 個人面接30点 |
| 調査書 | 学習成績の状況値を10倍して50点 |
| 特技資格等 | 推薦書・調査書から点数化、20点 |
公募制推薦の面接は14時20分開始と案内されていますが、確認した要項には1人あたりの所要時間は示されていません。総合型の面談20分を、そのまま公募推薦の面接時間として使わないようにしましょう。
特技資格の対象には学科による違いがあります。たとえば、色彩検定3級以上はライフスタイル学科・こどもの生活学科の欄にあり、食物調理技術検定準1級以上は3学科の欄にあります。対象外の学科にも同じように加点されると考えず、正式要項の一覧を確認してください。
総合型の検定・資格方式には別の資格表があります。公募推薦の「特技資格20点」と、総合型の資格別の点数を混ぜないことが大切です。保有資格の名称、級、取得時期、証明書を確認したうえで、学んだ内容を口頭でも説明できるようにしておきましょう。
資格の評価条件と、面接で説明したい学習経験は別に整理すると、方式を取り違えずに準備できます。
3学科の学びに合う実績と発表内容を整理
ライフスタイル学科では、衣・食・住、デザイン、商品企画、地域、家庭科教育などへの関心を、自分の活動から具体的に説明する練習が役立ちます。制作物がある人は、見た目だけでなく、誰のどんな課題を考えたのかを振り返ってみましょう。
管理栄養学科の総合型プレゼンテーション方式は、栄養・健康・医療・福祉・食品・食環境・科学などに関連する新聞記事やWeb情報からテーマを選びます。選んだ理由、内容の紹介、興味や疑問、自分で調べて深まった知識を発表する方式です。記事の出典と発行日なども確認する必要があります。
管理栄養学科では、発表の基となる記事等の資料をエントリー時に提出します。Ⅲ期以降はオープンキャンパスレポートが必須ではないという案内もあるため、必要書類を回ごとに確認してください。
生物検定・化学検定、食品に関する探究などに実際に取り組んだ人は、理解できたことと、まだ分からないことを説明する材料にできます。ただし、これらの検定を大学指定の加点資格として挙げているわけではありません。未掲載の資格の扱いは、学生募集室への確認が必要です。
こどもの生活学科では、読み聞かせ、制作、共同活動、授業での探究などから、相手の反応を見て工夫した経験を整理するとよいでしょう。子どもの個人情報を話したり、実際には行っていない指導や支援を実績に加えたりする必要はありません。
クラブ推薦入試、地域貢献人材育成枠・文化芸術分野枠の特別選抜、命を学ぶプロジェクト入試にも個人面接があります。対象クラブ、証明できる活動、居住地域などに固有の条件があるため、総合型や一般の公募推薦と同じ対象だとは考えないようにしましょう。
愛知学泉大学の面接・面談に備える質問例と回答の組み立て方
ライフスタイル学科:生活の中で改善したいと考えたことはありますか
…(本人が実際に取り組んだ制作や学校での活動)…。見た目を整えることだけでなく、使う人が迷わず利用できることも大切だと気付きました。自分の好みだけで判断せず、使う場面や相手の反応を確かめて見直しました。大学では生活やデザインの基礎を学び、暮らしの課題を具体的に考えたいです。
色彩検定などを実際に学んだ場合は、知識をどの判断に使ったかを加えられます。資格がなければ、授業や制作で工夫したことから説明してください。
管理栄養学科:食や健康に関する情報を、どのように調べましたか
…(本人が実際に読んだ記事や探究テーマ)…。最初は見出しだけで内容を判断していましたが、対象者や調査方法によって結果の受け止め方が変わると分かりました。出典を確認し、分からない用語を調べ直しました。大学では生物や化学、栄養の知識を身に付け、根拠を確かめて情報を扱えるようになりたいです。
記事を要約することと、その内容が正しいと証明することは別です。自分が確認した範囲と、追加で調べたい点を分ける練習例です。
こどもの生活学科:相手に合わせて伝え方を変えた経験を教えてください
…(本人が実際に参加した活動と、その中での役割)…。初めは一度に多くのことを説明していましたが、相手がどこで迷っているのかを確かめ、順番を変えました。同じ説明でも、受け取る側の経験によって分かりやすさが異なると感じました。大学では子どもの発達や生活を学び、相手を理解して関われるようになりたいです。
幼児と接した経験がない場合でも、学校の共同活動など実際の経験に置き換えられます。経験していない保育実習を作る必要はありません。
検定・資格方式:資格学習を、入学後にどう活かしたいですか
…(本人が実際に学習・取得した資格)…。学習では、間違えた理由を確かめ、同じ条件で考え直すことを続けました。知識を増やした一方で、実際の場面では複数の条件を合わせて判断する必要があるとも感じました。大学では基礎を学び直し、学んだことを活動や制作につなげたいです。
合格見込みでエントリーする場合も、ガイドが求める資料や理由を確認してください。まだ取得していない資格を取得済みと話すことはできません。
活動で難しかった点と、自分が見直したことを教えてください
…(本人が実際に取り組んだ探究や共同活動)…。当初の計画どおりに進まなかったため、原因を一つに決め付けず、手順と役割分担を確認しました。全てを解決できたわけではありませんが、自分の説明が十分でなかった点にも気付きました。今後は相手に確認しながら進め、結果を振り返ることを大切にしたいです。
成果の大きさだけでなく、本人の行動と学びを説明するための練習例です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
今後の面談・面接日程と提出書類を確認
公募制推薦は、2026年10月16日〜11月3日出願・書類送付で、締切日の消印有効です。試験は11月7日、合格発表は12月1日です。2026年度卒業見込み、または2025年度卒業で、学校長の推薦を受けることが条件となり、学習成績の状況値による出願制限はありません。
総合型Ⅲ期は、エントリーカード提出が2026年11月18日〜12月8日必着、面談が12月12日、適格・不適格の通知が12月19日です。適格となった人は12月19日〜2027年1月5日に出願し、書類は消印有効、合格発表は1月13日です。
総合型Ⅲ期には、Ⅰ・Ⅱ期のみの基礎学力方式はありません。プレゼンテーション方式、検定・資格方式など、自分が選ぶ方式に必要な資料を用意することが大切です。端末を使う発表では、ガイドの案内に沿ってUSBメモリ等でデータを準備してください。
エントリー時と正式出願時の提出物を分け、面談で話す内容と書類に書いた経験が一致しているかを確認しましょう。
スキルパスでは、本人の資格学習・探究・活動を整理し、志望学科に合う説明や発表の準備を支援しています。本人が考えたことを追加の問いにも答えられる形に整え、面談・面接に備えましょう。


