東京学芸大学附属国際中等教育学校では、生徒が企画するスタディツアーや科学実験を通して探究を広げています。2026年度の14回生の大学合格表とSSH活動の公式記録から、関心を行動へつなげた過程を紹介します。
2026年度の14回生の合格表には東京科学大学1人・東京都立大学3人。生徒企画のスタディツアーでは、食品ロスの研究から食の循環を学んでいます。
東京学芸大学附属国際中等教育学校の大学合格実績
以下は、学校公式「2026年度大学入試等合格者数」(2026年6月1日現在)の14回生121人の国公立大学合格表です。
| 大学 | 合格者数 |
|---|---|
| 東京大学 | 2人 |
| 東京科学大学 | 1人 |
| 筑波大学 | 1人 |
| 東京学芸大学 | 2人 |
| 東京都立大学 | 3人 |
| 横浜市立大学 | 2人 |
出典:東京学芸大学附属国際中等教育学校・2026年度大学入試等合格者数・14回生。
資料の14回生と別掲の過年度生を区別しています。ファイル名・リンクの年度表記よりも、本文の2026年度という見出しと対象者を採用しています。合格数であり実進学人数ではありません。
幅広い分野の大学への合格が掲載されています。社会課題から出発した研究も、化学・環境・情報などの専門的方法と結び付けることができます。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
東京学芸大学附属国際中等教育学校のSSH探究・研究発表
以下は、学校公式の令和8年度SSH活動報告(8月までと表示されるページ)をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 香りの化学実験講座 | 参加生徒・2026年度活動報告 | エステルの合成実験を通して、身近な香りと化学反応の関係を学んだ。 |
| 千葉で学ぶ食の循環 | 2026年8月24・25日 | 野菜の皮の再利用を研究する生徒が企画したスタディツアーを実施。 |
出典:東京学芸大学附属国際中等教育学校・令和8年度SSH活動報告、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
中等教育学校の活動紹介であり、全学年が同じ活動を行ったとはしていません。企画・参加の役割と、自分の研究で確かめた内容を分けて説明しましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
見学や研修を企画した場合は、どの疑問を確かめるために訪問先を選んだかを記録しましょう。研修で得た知識と、帰校後に自分の研究へ反映したことを分けると、活動の意味が伝わります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
東京学芸大学附属国際中等教育学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
SSHの活動を推薦入試で伝えるには、何を残せばよいですか?
活動名や参加した事実に加え、自分の問い、選んだ方法、得られたデータ、考え直した点を残しておきましょう。共同研究では自分が担当した部分も説明できることが大切です。
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