東京都立科学技術高校の進路を、学校公式の2026年度入試結果とSSH関連の活動報告から紹介します。科学や技術を学ぶ経験を大学での専門分野につなげたい人に向けて、大学合格実績と研究・コンテストの振り返り方をまとめました。
2026年度の大学合格実績には、東京農工大学・電気通信大学・東京都立大学や、芝浦工業大学・東京電機大学などが掲載されています。
東京都立科学技術高校の大学合格実績
対象は2026年4月16日集計の令和8年度入試等の合格実績(既卒者を含む)です。
| 区分 | 公表された大学の例 |
|---|---|
| 国公立大学 | 東京農工大学、電気通信大学、東京都立大学、滋賀大学、帯広畜産大学、室蘭工業大学、秋田県立大学 |
| 私立大学 | 芝浦工業大学、東京電機大学、東京理科大学、工学院大学、千葉工業大学、日本工業大学、東京工科大学 |
出典:東京都立科学技術高等学校・令和8年度入試等の合格状況(2026年4月16日集計)。
学校公式の合格状況から大学名の一部を抜粋しています。既卒を含む合格実績で、実際の進学者数や特定のSSH活動参加者だけの結果ではありません。
理工系に加え、情報やデータサイエンスにつながる大学も掲載されています。授業や研究で興味を持ったテーマを、大学のどの分野で深めたいか考える参考になります。
学校の大学実績と、これから出願する方式の条件は分けて確認しましょう。 合格・進学した大学の一覧だけでは、利用した選抜方式やSSH活動との関係までは分かりません。
東京都立科学技術高校のSSH関連の科学の甲子園への挑戦
以下は、2026年11月4日掲載の、11月1日の科学の甲子園東京都大会の報告をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 科学の甲子園東京都大会 | 2026年11月1日・1、2年生の出場者 | 筆記と実技に取り組んだことが学校のSSH関連ニュースで報告されています。 |
| 実技での製作と改善 | 同大会の生徒アンケート紹介 | 部品の固定方法や形状、強度と性能を検討し、試作を改善した経験が紹介されています。 |
出典:東京都立科学技術高等学校・科学の甲子園東京都大会への出場報告(2026年11月4日)。
掲載されているのは出場者の活動です。自分の経験を振り返る際も、出場した事実だけでなく、担当した作業、試した方法、改良の根拠まで説明してみましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
実技の製作で思いどおりに動かなかったときは、どこを観察し、どの部分を直したかが研究の説明になります。変更前後の条件や結果を記録しておくと、機械・電気・情報などの学びへつなげやすくなります。
複数人で競技や研究に取り組んだ場合は、全体の成果と自分の担当を区別しましょう。仲間の説明をそのまま自分の経験にせず、自分が判断したことと協力して進めたことを整理してください。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
情報・統計
統計検定や基本情報技術者試験の学習を、研究データの分析や自作プログラムに使う方法が考えられます。情報オリンピックに挑戦した場合も、実際の成績と、自分が工夫した解き方を分けて説明しましょう。
物理・工学
物理検定の学習を、実験や装置の原理を理解するために使えます。設計・製作に取り組む場合は、条件を選んだ理由と、測定や動作確認で分かったことを残してみましょう。
化学・生物
化学検定・生物検定の学習を、反応・材料・生態などの研究に生かす方法が考えられます。資格を取得した事実と、自分が行った実験や観察の内容は分け、実際に取り組んだことだけを記載してください。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
東京都立科学技術高校のSSH活動と大学進学でよくある質問
掲載された大学は、すべて総合型や公募推薦での実績ですか?
大学の実績一覧だけでは、利用した選抜方式までは分かりません。これから出願する大学・学部の募集要項で、出願資格や評価内容を確認してください。
SSHの研究を出願書類や面接で説明するには?
問いを持った理由、方法を選んだ根拠、結果と考察、自分の役割を整理してみましょう。研究で残った課題と、大学で深めたい分野をつなげることも大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、研究経験を大学進学につなげる
高校で積み重ねた探究・研究を、大学で学ぶ理由と自分の強みとして伝えましょう。
スキルパスでは、理系・情報系の資格・コンテスト・探究などの実績づくりから、志望理由書や面接までをオンラインの個別指導で支援しています。全国どこからでも受講でき、一人ひとりの志望校と活動に合わせて徹底伴走します。
「研究のどこを強みとして伝えるか」「今の活動からどの大学・学部を目指せるか」といった相談は、下の無料受験相談フォームをご利用ください。


