東洋学園大学の総合型選抜は、PBL方式、小論文方式、プレゼンテーション方式、基礎力試験方式で準備が異なります。面接のある方式では、志望理由と本人の経験に加え、参加したプログラムや提出した課題について説明する練習が大切です。

経験や課題の結論だけでなく、どのように考え、根拠を確かめたかまで自分の言葉で説明しましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。

総合型選抜の方式別|面接の内容と時間

面接がある方式・ない方式を確認

2027年度の募集対象は、現代経営学部現代経営学科、人間科学部人間科学科、国際共創学部現代コミュニケーション学科です。国際共創学部は2027年4月開設と案内されています。

方式対象主な選考内容
PBL3学部面接10〜15分程度と提出書類。志望学部のPBLプログラムへの参加と受験資格の取得が必要
小論文3学部事前提出の小論文800字以内、内容を含む面接10〜15分程度、提出書類
プレゼンテーション現代経営・国際共創発表10分・質疑応答5分、面接10〜15分程度、提出書類
基礎力試験3学部CBTによる基礎力試験と提出書類。面接は実施しない

PBL方式の面接は5段階評価で、提出書類も含めて総合的に判定します。小論文方式では面接と小論文、プレゼンテーション方式では発表と面接が5段階評価の対象です。面接の練習だけで書類や課題の準備を省けるわけではありません。

基礎力試験方式は、言語の国語分野30問、非言語の数学分野34問を、合計35分で解くCBT・多肢選択式です。この方式にも面接があると混同しないよう注意してください。

PBL・小論文・発表に合わせた準備

PBL方式は参加した内容を振り返る

PBL方式では、志望学部のプログラムに参加し、受験資格証明書の発行を受ける必要があります。大学側で志望学部の受験資格を確認できない場合は出願を受理しないとされているため、参加しただけで条件を満たしたと思い込まないよう確認しましょう。証明書自体の提出は不要です。

練習では、どのような課題に取り組み、自分は何を考え、話し合いによってどこが変わったかを振り返ってみてください。これは記事で提案する練習方法で、大学が公表した質問内容ではありません。

小論文方式は筆者の主張と自分の意見を区別

12月期の公式課題は、スマートフォンの利用規制と地域社会のあり方を扱う文章です。筆者の主張を200字程度に要約したうえで、自分の考えを論述し、全体を800字以内にまとめる指定があります。別の日程を受ける場合は、その日程の課題文を使用してください。

提出後は、要約した内容と自分の意見を区別して説明する練習が役立ちます。反対の意見をどう考えるか、どの部分を根拠として読んだかも振り返ってみましょう。課題文や記事の回答例を、そのまま自分の文章として提出するためのものではありません。

プレゼンテーションは発表後の質疑まで練習

現代経営学部では、良いと考える商品等の評価と利用を広げる提案、または新しいビジネスアイデアを扱う課題から選びます。比較した対象、利用する人、提案の根拠を整理してみてください。

国際共創学部では、写真から国際的な課題と解決方法を考える課題、または関心のあるSDGsのゴールについて自分にできること等を考える課題から選び、視覚資料を使って発表します。社会全体の課題と、自分が取り組めることを区別する練習も大切です。

両学部とも発表資料はWeb出願時にデータで事前提出します。パワーポイント等はPDFに変換し、スケッチブック等は撮影したJPEGを提出する指定です。原則として提出後の内容変更はできません。現代経営学部では、引用した統計等の出所を資料上に明記し、スライドで引用する場合は口頭でも触れるよう求めています。

対面の発表は、パワーポイント、模造紙、スケッチブック、ホワイトボードを使用できます。機材不良等に備え、資料を印刷したものを3部持参する指定もあります。オンラインの場合はパワーポイントを使用し、当日と同じPC・通信環境で事前の動作確認を受けます。

公募推薦の面接・出願条件と今後の日程

公募制は面接と提出書類の比率が5対5

学校推薦型選抜の公募制は、面接10〜15分程度と、志望理由書等の提出書類で選考します。面接は5段階評価で、選考比率は面接5・提出書類5です。小論文方式の課題が、公募制にも必要というわけではありません。

出願資格は、所定の2027年3月卒業・修了見込み等の学歴条件に加え、人物優秀で真剣に学ぶ意欲があり、学校長の推薦を受けた者です。高等学校長の推薦書と、公募制の所定の志望理由書も準備してください。大学は、調査書の出席状況を特に重視し、部活動や資格等の各項目も選考に使用するとしています。

総合型選抜と公募制は、他大学との併願が可能と案内されています。ただし、出願資格や必要書類はそれぞれ異なります。学歴区分等を含む詳細は、募集要項の該当方式で確認してください。

今後の選考日と提出期限

方式・日程Web出願期間書類必着選考日合格発表
PBL・小論文・プレゼン12月期/公募制2026年11月21日〜29日11月30日12月5日12月10日
基礎力試験方式2026年11月2日〜29日11月30日12月5日12月10日
PBL・小論文・プレゼン1月期2027年1月5日〜17日1月18日1月23日1月29日
PBL・小論文・プレゼン2月期2027年2月3日〜16日2月17日2月24日3月4日
PBL・小論文・プレゼン3月期2027年2月18日〜3月7日3月8日3月12日3月16日

Web出願の最終日は22時までです。Web出願締切の翌日が書類の必着日になっているため、登録だけで手続を終えないよう注意してください。PBL方式では、参加・受験資格取得の日程も考えて準備する必要があります。

一都三県以外に住む受験者は、PBL・小論文・プレゼンテーション方式で、対面かオンラインかを出願時に選択できます。公募制に同じオンライン選択があると考えず、本郷キャンパスでの受験案内を確認しましょう。

事前に提出した内容を読み返し、当日は根拠と自分の考えを分けて説明できるよう準備することが大切です。 公式入試情報と生成AI利用の注意事項、2027年度学生募集要項、小論文方式の課題も確認してください。

質問例と回答例|経験と根拠を説明する

以下は練習用の例です。省略部分には本人の事実を当てはめてください。大学は、出願書類を本人の問題意識や経験に基づき、自身の責任で記述するよう求めています。

質問1|この学部を志望する理由を教えてください

…(本人が関心を持ったきっかけ)…から、…(学びたい問い)…を考えるようになりました。…(実際の調査・学習・活動)…では、…(分かったこと)…があります。貴学の…(公式情報で確認した学び)…を通じて、…(残った疑問)…を深めたいです。

現代経営、人間科学、国際共創のどこでも同じ志望理由になっていないか、学部の教育内容と照らしてみましょう。

質問2|PBLで自分の考えが変わった点はありますか

…(本人が参加したプログラムの課題)…について、最初は…(当初の考え)…と考えていました。…(話し合いやワークで気付いたこと)…から、…(見直した内容)…があります。その経験を通して、…(大学でも学びたいこと)…に関心を持ちました。

集団の成果をすべて自分の成果として話さず、自分の発言や行動、他の参加者から学んだ点を整理してみてください。

質問3|小論文では、なぜその意見になったのですか

私は筆者の主張を…(本人が読み取った内容)…と捉えました。そのうえで…(本人の意見)…と考えた理由は、…(課題文や調べた資料に基づく根拠)…です。一方で…(別の立場や残る疑問)…もあり、…(さらに確かめたいこと)…があります。

統計検定等を学んだ人は、数値の対象や調査方法を確認した経験を説明することもできます。資格名そのものを、意見が正しい証拠にする必要はありません。

質問4|現代経営の発表で、提案の根拠は何ですか

…(本人が選んだ商品等またはビジネス案)…について、…(比較・調査した内容)…をもとに考えました。…(対象とする人)…に…(提供したい価値)…を届けるため、…(本人の提案)…を考えました。ただし…(費用や実現方法等の未検証部分)…は、今後確かめる必要があります。

簿記やITパスポート等を学んだ人も、知識をどの部分に使ったかを説明してみましょう。提案段階のものを、実際に事業で成功した実績として話す必要はありません。

質問5|国際的な課題に対して、自分には何ができますか

…(本人が選んだ写真やSDGsのゴール)…について、…(関心を持った理由)…があります。…(実際に確認した資料)…から、…(課題だと考える点)…が見えました。私は…(本人が取り組めること)…から始め、…(他の人にも関わってもらう工夫)…を考えています。

語学資格やコンテスト等の経験を使う場合は、その活動で実際に確かめたことを説明してください。ここで挙げた資格は任意の経験例で、特定の資格が全員の出願条件や選考上の加点になるという意味ではありません。

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スキルパスで、課題と面接の準備を進める

提出した文章や資料を使い、結論、根拠、本人の経験、まだ分からないことを整理してみましょう。発表をする人は、指定時間に収める練習と、質問に応じて説明する練習を分けると、準備の足りない部分を確かめやすくなります。

東洋学園大学の志望理由書例文も確認するスキルパスの理系特化推薦対策

スキルパスでは、本人の活動・学習経験を整理し、志望学部と受験方式に合わせた発表・面接の練習を支援します。 出願準備について、下のフォームからご相談ください。

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