都留文科大学の面接対策では、受験する方式の確認が欠かせません。総合型選抜は英文学科、国際教育学科、地域社会学科、学校教育学科で内容が異なり、学校推薦型選抜(IB)にも発表・面接があります。一方、一般推薦と共通テスト利用推薦は面接を課す方式ではありません。
本人が学び、調べ、人と関わってきた経験を、志望学科の学びにつなげて説明しましょう。 英語力、研究、表現、地域活動等の実績も、名称だけでなく、本人の工夫と学びを振り返ることが大切です。
以下は口頭練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。公式の選抜内容と、独自の練習方法を分けて紹介します。
総合型選抜|4学科の面接・発表を確認
英文学科|英語資格によって実技や面接の扱いが異なる
英文学科は、書類と実技・個別面接を総合して判定します。実技では翻訳・要約・自由英作文等を課しますが、所定の英語資格・成績を第一の出願資格とする場合には免除規定があります。
英検を第一の出願資格とする場合は英語での面接を行わず、その他の英語資格や活動評価型で出願する場合は英語での面接も行います。「英検で出願すると面接全体が免除」とは区別してください。対象資格やスコア等は要項で確認しましょう。
国際教育学科|小論文・発表・面接
国際教育学科は、書類による第1次選考の後、第2次選考で小論文、プレゼンテーション、面接を課し、第1次選考との総合判定を行います。所定の英語資格等による小論文免除規定もあるため、条件を確認してください。
教育や国際的な課題への関心を、自分が学んだことや、異なる立場の人と関わった経験から整理しましょう。英語資格だけで志望理由を説明したことにはなりません。
地域社会学科|研究・活動実績をポスターで発表
地域社会学科は、書類による第1次選考の後、小論文、プレゼンテーション、面接を行い、第2次選考の成績で合格者を決定します。小論文は90分・600字以内です。
発表は10分以内で、質疑応答と面接を合わせて30分程度です。ポスターは縦180cm・横90cm以内の1枚で、当日持参します。本人がどこで何を調べ、どのように考えたかを説明する準備が大切です。
学校教育学科|音楽・図画工作・体育・自然環境科学の違い
学校教育学科は、各系に応じた書類選考の後、小論文、実技又はプレゼンテーション、面接を行います。面接は各系とも1人15分程度です。実技や発表は、面接とは別に準備してください。
自然環境科学系では、本人が作ったポスターによる研究発表12分と質疑10分程度を行います。音楽・図画工作・体育の各系も、必要な提出物や用具、発表方法等が異なるため、受験する系の規定を確認しましょう。
学校推薦型選抜|面接のある方式とない方式
一般推薦と共通テスト利用推薦は、口頭練習と区別
2027年度の学校推薦型選抜(一般)は、小論文と提出書類で総合判定します。面接を前提とした対策とは分け、小論文と、学科ごとの資格・活動等の評価条件を確認してください。
学校教育・地域社会・比較文化の各学科を対象とする共通テスト利用推薦は、共通テストと提出書類で判定し、個別学力検査等を課しません。この記事の口頭練習は、面接・発表のある方式を想定した独自の例です。
国際教育学科のIB推薦|発表・面接を準備
学校推薦型選抜(IB)は、国際教育学科が対象です。書類等の第1次選考後、第2次選考で小論文とプレゼンテーション・面接を課し、総合判定します。IB資格による小論文免除には条件があるため、面接等も含め要項を確認してください。
学科・経験に合わせた実績の整理
英語・教育・地域活動を、学問への疑問につなぐ
英語の学習では、読めるようになった内容や、翻訳・要約で気付いた難しさを振り返れます。教育への関心は、子どもや学びに関する観察・活動から、地域への関心は、本人が行った調査・協働経験から具体化できます。
自分の経験を地域全体や子ども全員に当てはめず、何を確かめ、何は分からないかを整理しましょう。 相手の家庭事情等、個人が特定される情報を詳しく話す必要はありません。
自然環境科学等の研究・表現経験も、本人の過程を重視
理科検定の物理・化学・生物分野等の学習や、研究発表・コンテストの経験があれば、方法を選んだ理由や、結果を見て考え直した点を整理できます。これらは独自の練習例であり、大学が一律に求める必須資格や加点を示すものではありません。
正式な出願資格や免除条件として英語資格等を使う場合は、要項の条件と証明資料を確認してください。学習した経験を話すことと、出願・免除の条件を満たすことは区別しましょう。
面接・発表に向けた想定質問と回答例
質問1|なぜ都留文科大学で学びたいのですか
…(本人のきっかけ)…から、…に関心を持ちました。…を学び、調べる中で、…という疑問が残りました。
貴学の…学科の…という学習内容を確認し、…を深めたいと考えています。自分の経験だけでは理解できない…を、大学で体系的に学びたいです。
質問2|英語の学習を通して、何に気付きましたか【英文】
…(本人が読んだ文章・学習経験)…では、…の意味をどう理解するかに迷いました。…を調べ、前後の文と比較して考えました。
単語を日本語に置き換えるだけでは、…が伝わらないと気付きました。大学で…を学び、言語や文化の背景も踏まえて理解を深めたいです。
質問3|異なる立場の人との学びから、何を考えましたか【国際教育等】
…(本人の協働・交流経験)…では、…について考え方が分かれました。相手の理由を聞くと、…という前提の違いがありました。
そこで…を確かめ、…を相談しました。相手を一括りにせず、背景と本人の考えの両方を理解しようとすることが大切だと学びました。
質問4|地域での研究・活動で、本人は何をしましたか【地域社会】
…(本人の研究・活動)…では、私は…を担当しました。…の資料と…を比較し、…に関する話を聞きました。
…という違いが分かりましたが、調査した対象が限られるため、地域全体について断定することはできません。次は…を調べ、大学で…の方法を学びたいです。
質問5|得意分野の経験を、学校教育の学びにどうつなげたいですか【学校教育】
…(本人の研究・制作・実技等)…では、…に取り組みました。最初は…がうまくいかず、…を試して学び直しました。
自分が理解することと、他の人の学びを支えることには違いがあると感じています。大学で…を学び、得意分野の経験を教育にどう生かせるか考えたいです。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策|方式に合った説明を練習
総合型とIB推薦の面接・発表、小論文中心の一般推薦を区別して準備しましょう。 受験方式の条件を確認し、口頭試験のない方式に面接があると思い込まないことも大切です。
発表のある方式では、時間・資料の条件をそろえて練習してください。回答例は自分の経験に置き換え、本人の担当、根拠、大学で学びたいことまで説明できるかを確認しましょう。
スキルパスでは、本人の資格・探究・制作等の実績を振り返り、出願書類と面接の準備を支援しています。学習の過程を整理し、追加の質問にも具体的に答える練習を進めます。
2026年10月23日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


