産業医科大学の推薦・総合型選抜は、医療や健康への関心に加え、働く人の病気の予防、健康増進、安全な職場づくりへの意欲を伝えられる合格ルートです。医学部と産業保健学部では、必要な学力も評価方法も異なります。スキルパスでは、健康・環境・データに関する実績づくりから、書類、発表、総合問題、面接まで方式別に準備できます。
結論:産業医科大学の総合型・公募推薦は併願できますか?
産業医科大学を第一志望にすれば、総合型・公募推薦でも、合格後に入学する前提で、入学義務のない他大学の方式と組み合わせて併願できます。医学部・産業保健学部のいずれも入学確約が条件なので、合格後に他大学を選ぶための受験にはできません。
他大学の専願方式との組み合わせは避け、相手大学の出願制限と入学手続日も確認してください。医学部には産業医学の道に進む意思が求められ、修学資金と卒後のキャリア形成プログラムも進路選択に関わります。学費の印象だけで判断しないことが重要です。
- できる:産業医科大学を第一志望にし、合格後に入学する前提で、入学義務のない他大学の方式を併願すること。
- できない:他大学の専願による入学義務を重ねること、総合型や公募推薦の合格後に入学条件を無視して辞退する計画。
- 注意:医学部の総合型は共通テストが必要ですが、紹介する公募推薦では共通テストを課しません。産業衛生科学科の推薦は面接と書類による評価です。
産業医科大学の推薦方式別スキルパス対策
医学部総合型・ラマツィーニ選抜:当日課題と共通テスト
現役・卒後1年以内で、産業医学の道に進む強い意思と入学確約が必要です。志望理由書・調査書とプレゼンテーション試験で上位10名以内を選び、その合格者は指定の共通テスト数学・理科・英語で合計600点中480点以上が必要です。発表資料作成90分、発表10分、質疑応答約20分で、当日の産業保健の課題に取り組みます。
スキルパスの対策:健康や労働環境の資料を読み、課題、根拠、対策を限られた時間で整理する練習が重要です。統計や情報の資格学習を身近な健康データの分析に生かし、考えた過程を説明できる実績につなげてください。発表だけでなく共通テスト3教科の高得点を維持する準備が欠かせません。
医学科の公募推薦:総合問題と面接
現役・卒後1年以内で、高校長の専願推薦と入学確約が必要です。評定4.3以上に関する所定基準や履修科目の条件があり、既卒者には前年度共通テストの指定科目得点率による出願基準もあります。募集25名以内で、高校所在地による3ブロックに分けて選抜します。共通テストは免除で、英文・自然科学の総合問題120分と約20分の面接、書類を総合評価します。
スキルパスの対策:英文の読解と科学的な論理説明を並行して鍛えることが重要です。健康・予防・働き方の課題に関する活動を記録し、特別活動記録には自分が考え、行動したことを具体的に示してください。産業医を志す理由と卒後の進路まで説明できる面接準備が必要です。
産業保健学部・看護学科の公募推薦
現役・卒後1年以内で、全体の学習成績の状況3.7以上、高校長の専願推薦、入学確約が必要です。共通テストを免除し、和文・英文の読解力・思考力・表現力を問う総合問題120分、約15分の面接、推薦書・志望理由書・特別活動記録等で評価します。募集は35名以内です。
スキルパスの対策:看護への関心を、人と関わった経験、健康について調べたこと、チームで取り組んだ活動とつなげてください。和文・英文を読み、筆者の主張と根拠を整理して説明する練習が有効です。看護師・保健師の学びと、働く人の健康を支える視点への理解も大切です。
産業保健学部・産業衛生科学科の公募推薦
現役・卒後1年以内で、高校長の専願推薦と入学確約が必要です。全体3.7以上、または化学基礎・化学を履修し、理科と数学の学習成績の状況の平均3.9以上が条件です。2027年度は共通テストを免除し、約15分の面接と推薦書・調査書・志望理由書・特別活動記録の評価で選考します。看護学科のような総合問題は課しません。募集10名以内です。
スキルパスの対策:騒音、空気環境、化学物質、暑熱、作業負担など、関心のある職場環境の課題を調べることが有効です。統計・情報の資格やデータ分析の実績を、健康と安全を守る学びに結び付け、なぜ産業衛生科学を学びたいかを具体化してください。
「医療を学びたい」から「働く人の健康をどう守るか」へ
産業医科大学の志望理由では、病気の治療に加え、予防、健康増進、職場の環境や安全への関心が重要です。医学、看護、産業衛生科学のどの立場から取り組みたいかを考えることで、同じ健康分野の実績でも説明の焦点が変わります。
医学部は修学資金貸与と卒後のキャリア形成プログラムを伴うため、入学後・卒業後の条件を理解した進路選択が必要です。大学は2026年10月14日の案内で、入学手続は原則本人の来学、やむを得ない場合は保護者による手続も認めるとしています。発表日だけでなく、来学を含む手続の予定も確認してください。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
無料受験相談で戦略を相談する産業医科大学を軸にした推薦併願校の組み方
産業医科大学を第一志望とする場合は、医学・看護・健康科学などの志望分野が近い私立大学3校から、入学義務のない方式を比較する方法が考えられます。志望理由は各大学の養成人材に合わせ、学力と活動記録の準備は共通して生かすことができます。
学びの分野が近い私立大学3校
医学・看護を志望する人には、久留米大学、関西医科大学、大阪医科薬科大学が比較候補として考えられます。大学全体で併願可と判断せず、下記の記事で対象学部の方式・専願条件と手続期限を確認してください。
推薦・総合型選抜でさらに狙える大学
医療職への理解と基礎学力の準備が進んでいる人には、福岡大学医学部の推薦も比較候補として考えられます。ただし福岡大学の医学部推薦も専願です。両校の専願を同時に重ねるのではなく、合否と日程を踏まえた受験先の選択が必要です。
スキルパスが推薦併願に強い理由
推薦・総合型選抜では、自分で積み上げた実績が重要です。AI時代には、資格や探究・活動の成果を示し、考えた過程を説明できることが強みになります。理系大学院講師が中心のスキルパスでは、実績づくりから書類・小論文・面接まで、学部と方式に合わせて準備できます。
スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。

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産業医科大学の推薦併願でよくある質問
産業医科大学を第一志望にすれば推薦併願できますか?
合格後に産業医科大学へ入学する前提で、入学義務のない他大学の方式を組み合わせることができます。他大学側の出願制限も守り、専願による入学義務を重ねないことが条件です。
推薦でも共通テストは必要ですか?
医学部総合型ラマツィーニ選抜では必要で、プレゼンテーション試験合格後に、指定する数学・理科・英語の合計600点中480点以上が必要です。医学科と産業保健学部の公募推薦は共通テストを課しません。
看護学科と産業衛生科学科は同じ選考ですか?
異なります。2027年度の看護学科推薦は総合問題と面接等、産業衛生科学科推薦は面接と書類評価です。評定・履修条件も異なるため、学科別に確認してください。
公式情報と2027年度の日程
医学部総合型の出願は2026年10月1~16日で終了。プレゼンテーションは11月21日、その合格発表は11月27日、最終発表は2027年2月12日です。医学部・産業保健学部の公募推薦は11月1~7日出願、12月2日試験です。郵送書類は出願期間内消印有効。医学部推薦の合格発表は12月11日です。下記の学部・方式別要項で手続日も確認してください。
2026年10月17日確認。出願前には、最新の出願資格、提出様式、日程、入学手続条件を確認してください。



