早稲田大学の高校生特別聴講制度は、高校に在籍しながら大学の正規授業を学べる制度です。2026年度の開放科目には、数学、統計、データ科学、プログラミングなども含まれています。

大学の授業で学んだ知識を、資格と本人の探究・制作へつなげることが、理系推薦の準備になります。高校2年生から受講できるため、出願までに学びを深める時間を取れる点にも注目しましょう。

対象は国内の高校2・3年生、学校を通じて応募

2026年度夏・秋募集では、4月時点で国内の高校2・3年生に在籍し、学校長の推薦を受ける人が対象です。一般の高校も対象に含まれます。出願書類による選考で、志望理由書や、高校との協定・連絡窓口の書類などを提出します。

応募は高校が書類を取りまとめて行い、個人からの応募は受け付けません。この募集の受付は2026年5月15〜29日でした。高校1年生なら、関心のある科目と高校での学習を結び付け、受講できる学年に向けて準備する方法が考えられます。

原則1回の募集につき1科目です。春募集で通年科目を履修している場合、夏・秋募集には応募できません。選考料は免除ですが、聴講料は1単位につき文系科目8,000円、理系科目10,000円で、一部の実習料や教材・交通費等は別途必要です。費用と授業時間、学校の行事を併せて確認してください。

出典:早稲田大学・高校生向け制度案内・2026年度夏・秋募集要項1〜3ページ

数学・統計・プログラミングを大学の授業で学ぶ

2026年度夏・秋の科目一覧には、統計リテラシー、データ科学入門、情報科学の基礎、プログラミング入門などがあります。最適化や暗号に関する数学の科目も掲載されています。履修できる科目や順序、必要な予備知識は、科目一覧とシラバスで確認してください。

大学生と同じ基準で評価され、試験やレポート等で所定の成績を修めると単位が与えられます。早稲田大学へ入学した後の認定は、入学学部の基準に従う扱いです。他大学での単位認定も、進学先の制度によります。

受講・単位修得の制度と、大学の入試での評価は分けて考えることが大切です。受講した大学名だけでなく、何を理解し、どのような課題に使ったかを説明できる成果を残しましょう。

出典:2026年度夏・秋開放科目一覧・募集要項6〜7ページ・成績と単位認定

資格と、本人が考えた分析・制作を組み合わせる

例えば、統計の授業と統計検定の学習から、地域の気温や交通の公開データを比較する探究へ進む方法があります。比較する期間や条件を決め、グラフから言える範囲と、言えないことを整理します。

プログラミングを学んだ場合は、自分で集計や表示の仕組みを作り、どの処理を工夫したかを残せます。授業で与えられた課題と、本人が追加して検証した部分を分けることも重要です。

資格の知識、大学での学び、本人の問いと検証をつなげることが、活動資料や志望理由書の具体性につながります。資格名や単位数を並べるだけで終えず、大学でさらに学ぶ理由まで考えましょう。

学びと探究成果を伝えられる大学3校

大学・2027年度の方式学習から発展させる実績主な準備
電気通信大学Ⅱ類・総合型選抜セミナーや資格、計測・情報分野の活動現役等、入学確約、活動実績報告書と動画
工学院大学情報学部・探究成果活用型理数探究の成果と発表経験現役、課程別評定、英語・数学と発表
東京電機大学理工学部・総合型AO情報収集・分析・制作の過程数学・外国語各3.3、履修条件、事前課題

以下は2027年度要項を使った方式の比較例です。今回の早稲田の一覧は秋・冬の科目なので、9月出願の電通大・電機大に、その後の授業成果を提出することはできません。工学院についても提出期限までに実施した内容だけを扱い、翌2月の成績発表を先取りして単位修得済みとは記載しません。高校2年生から学び、翌年度以降の出願までに探究と発表を育てる準備が考えられます。

電気通信大学Ⅱ類の2027年度総合型選抜は、高校等を2027年3月に卒業見込みの人などが対象で、合格時の入学確約が必要です。活動実績報告書に大学のセミナーや資格等の一覧と内容紹介をまとめ、3分以内の自己PR映像も提出します。書類選考の後は、発表・面接・口頭試問があります。

出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項3・7〜9ページ

工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験がある人が対象です。普通科・理数科は全体3.2以上、専門学科は3.5以上。その他の学科は、所定の数学と理科を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上です。一次は英語・数学と探究書類、二次は発表・質疑応答です。

出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ

東京電機大学理工学部の2027年度AOは、既卒者も対象です。高校卒業資格による経路は数学・外国語各3.3以上で、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学との併願も可能です。

出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ

理系推薦には2倍前後で挑戦できる方式も

2026年度の金沢大学理工学域物質化学類のKUGS特別入試・総合型選抜は、受験者7人・合格者3人で実質2.33倍でした。プログラム参加の選考倍率とは別の、大学入試の実績です。

資格、本人の探究、数学・理科の基礎を早くから育て、条件に合う方式を選ぶことで、名門理系大学も目標にできます。本人の学びたい分野と、出願までに用意できる成果を併せて比較しましょう。

出典:金沢大学・令和8年度KUGS特別入試・総合型選抜入試状況

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで大学の先取り学習を推薦の実績へ

スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。受講前の基礎学習や志望理由の整理から、資格、本人の探究、資料・面接までをつなげて支えます。

例えば、統計の科目を選ぶ人なら、数学の理解を補い、資格学習、公開データの分析、図表と考察へと進めます。授業の内容と自分で試したことを整理し、大学ごとに求められる発表や口頭試問にも備えます。

単位を取る学習から、本人が理由まで説明できる研究・制作の実績へ育てる対策です。オンラインの個別指導で、応募準備から大学別の出願まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

電気通信大学の志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

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