せかい探究部は、上智大学の海外教育事業会社SophiaGEDが企画・実施する、高校生向けの探究学習プログラムです。約7ヶ月をかけて自分の問いを深め、調査や分析、論文執筆に取り組みます。
自分で立てた問い、集めた根拠、考察を、資格の学習と結び付けて推薦の実績へ育てましょう。国際的な課題への関心から、統計や情報技術を使った探究へ進み、理系推薦を目指す方法も考えられます。
高校1〜3年生が、7ヶ月かけて探究する
2026年度の7期生は高校1〜3年生が対象で、6〜12月に活動するプログラムです。自分のテーマを設定し、オンラインレクチャー、ワークシート、個別ゼミ、大学生との共同授業などを通じて研究を進めます。
基本コースに加え、タイでの5日間のフィールド調査を含むコースがあります。国内各地や海外からの参加も想定されていますが、フィールド付きコースの海外在住者は相談が必要です。リアルタイムの活動に参加できることや、パソコン・タブレットと通信環境等を用意できることも、事前に確認してください。
定員は基本コース14名、フィールド付き6名で、応募多数の場合は抽選です。2026年度の募集は5月24日に終了しました。これから参加を考える人は、主催者が公表する次回の募集要項で条件を確認してください。
出典:SophiaGED・2026年度7期生の案内・7期生募集要項・対象と活動内容
修了証と論文、参加費を確認
7期生の費用は基本コース178,000円、フィールド付きコース483,000円で、いずれも税込です。対面セッションの交通費は含まれません。フィールド付きは渡航の基本費用を含みますが、変動の可能性や一部自己負担があるため、内訳も確認しましょう。
所定の参加を満たした人には、SophiaGEDから修了証書が発行されます。7期生は全期間の活動への約8割以上の参加が目安で、発行は2027年3月ごろの案内です。論文を執筆した人には論文集も送られます。
公式案内は、大学入試対応のために設計したプログラムではないと説明しています。ここでは、そこで本人が考え、調べ、書いた内容を、活動や探究を評価する入試で伝える準備を紹介します。参加歴と修了証だけでなく、本人の問いと根拠を示すことが重要です。
統計・情報・英語の資格を調査に使う
例えば、観光や都市の環境に関心があれば、公開統計を比較し、地域による違いを調べる探究が考えられます。統計検定で学ぶデータの読み方を、比較する条件や、結果の解釈に使えます。
情報系の資格学習やプログラミングを、集計・可視化や案内画面の試作へつなげる方法もあります。英語の学習は海外資料の理解や交流へ生かし、読んだ資料の出典と、自分の考察を区別して記録しましょう。
テーマを選んだ理由、調査の方法、結果と限界を、自分の言葉で説明できる資料へまとめることが推薦対策につながります。共同活動では、全体の成果と本人の担当も分けて示します。
探究成果を生かして目指す大学3校
| 大学・2027年度の方式 | 探究との接点 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 上智大学総合グローバル学部・公募推薦 | 国際的課題への関心と研究テーマを課題・面接へ | 現役等、全体4.0、外国語検定、校長推薦、入学確約 |
| 筑波大学知識情報・図書館学類・AC入試 | 情報の調査・分析・提案を継続的な活動資料へ | 最近2年以上の活動、書類と面接・口述 |
| 東京電機大学理工学部・総合型AO | 情報技術で課題を解決した制作・分析 | 数学・外国語各3.3、履修条件、事前課題 |
以下は2027年度要項を使った比較例です。7期生の修了証は2027年3月ごろなので、2026年秋の出願時点で取得済みとは記載できません。提出期限までに実施した調査・分析と、今後の計画を区別することが必要です。高校1・2年生なら、修了後に研究を深め、翌年度以降の出願へ向けて準備できます。
上智大学は評定・外国語と課題、面接を準備
上智大学の2027年度公募推薦は、原則として2027年3月に国内の制度に基づく高校を卒業見込みで、第一志望とし、出願学科への入学を確約できる人などが対象です。学校長の推薦が必要です。
総合グローバル学科は全体4.0以上で、英検準1級など、所定の外国語検定のいずれかの基準を満たす必要があります。自己推薦書、指定図書と研究テーマを関連付ける課題、小論文の学科試問、面接などに備えます。
要項の自己推薦書には「課外活動・社会活動の実績」等を記述する扱いがあります。探究でどの資料を読み、何を疑問に思い、どう調べたかを整理すれば、本人の関心を大学で学びたい研究テーマへつなげられます。出願書類は本人が作成し、生成AIが出力した文章を本人の文章として提出しない条件にも従います。
出典:上智大学・2027年度公募推薦要項4〜6・8・13・16ページ
情報やデータの探究なら、他大学も比較
筑波大学の2027年度AC入試は、最近2年間またはそれ以上の継続的な活動をもとに、問題解決能力を評価する方式です。知識情報・図書館学類なら、情報の伝わり方や利用の課題を調べ、改善を提案する探究が候補です。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料などによる一次選考、面接・口述試験があります。共通テストは課しません。
東京電機大学理工学部の2027年度AOは、既卒者も対象です。高校卒業資格による経路は数学・外国語各3.3以上で、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等、発表と口頭試問を含む面接で成果を伝えます。他大学との併願も可能です。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
資格と探究を育て、理系推薦の選択肢を広げる
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質2.00倍でした。プログラム参加の抽選とは別の、大学入試の実績です。
資格、本人の探究成果、数学・理科の基礎を早くから育て、条件に合う方式を比較すれば、名門理系大学も目標にできます。国際的な課題への関心を、本人が学びたい情報・データ等の分野へ発展させる準備も考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで探究・資格から大学別対策まで
スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。プログラムの参加を考える段階から、本人の問いと出願までの期間を踏まえ、資格・基礎学習・調査の計画を支えます。
統計を使うなら比較の条件や図表、情報技術を使うなら本人が作った仕組みと改善の記録を整理します。志望理由書や面接では、活動の説明から、大学でさらに学ぶ必要性までを本人が語れるように準備します。
参加して終わらず、本人の探究成果を大学ごとの書類・小論文・面接へつなげる指導です。オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


