名古屋大学の面接対策は、志望する学部・学科と選抜方式を分けて考える必要があります。例えば理学部は、総合型では面接がありますが、学校推薦型では面接を行いません。
実績の名前に加え、自分が考えたことと、説明できる基礎知識を整理しましょう。 発表や口頭試問のある方式では、活動で使った考え方を自分の言葉で説明する練習も欠かせません。
以下の質問・回答は架空の面接練習用です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人の経験に置き換えて活用してください。出願書類の例文として提出するためのものではありません。
理学部の総合型選抜と面接
数理学科|数学の内容を説明する面接
共通テストを課す方式です。面接は口頭試問を含む約30分で、学習を通じて関心を持った数学や、研究・探究した数学について10分間説明します。その内容や数学の知識などについて質問があり、黒板またはホワイトボードを使えます。
練習では、扱う問題の条件、考えた手順、なぜその結論になるのかを説明してみてください。難しいテーマを選ぶことより、本人が理解した範囲と、まだ説明できない範囲を区別することが大切です。
物理学科|志望理由と物理の知識
共通テストを課す方式です。約15分の面接で、名古屋大学理学部で物理を学ぶ理由と、物理を学ぶことによる将来像を3分間説明します。志願理由書の内容や関連する物理の知識についても質問があります。
実験や物理検定などの学習経験がある場合は、使った法則の条件や、測定結果の解釈を振り返りましょう。資格名を紹介するだけで終わらず、学習によって何を理解できたかを説明してください。
化学科|小論文と口頭試問
共通テストを課さない方式です。第1次選考は書類審査と小論文、第2次選考は口頭試問を含む面接です。面接は複数教員による個人面接で行います。
化学検定の学習や実験を経験した場合は、結果だけでなく、反応をどう考えたか、条件を変えると何が変わるかも説明してみましょう。課題レポートなど、出願書類との対応も確認が必要です。
生命理学科|研究経験と新しい内容の理解
共通テストを課さない方式です。第1次選考は書類審査、第2次選考では小論文と、複数教員による個人面接を行います。小論文は冒頭で15分程度の講義を聞き、その後に論述する形式です。
研究・観察や生物検定の学習経験は、疑問を持った理由、方法、観察した事実、自分の解釈に分けて整理しましょう。自分の研究を説明する練習と、新しく学んだ内容を理解して考える練習の両方が必要です。
地球惑星科学科|志望理由と地球科学の知識
共通テストを課す方式です。面接は口頭試問を含む約20分で、志望理由を説明したうえで、その内容や地球科学の知識などについて質問があります。
気象・地質などの観察経験があれば、観察した事実と、その原因についての自分の考えを分けて説明してください。別の条件でも同じ解釈が成り立つか、という問いも練習に役立ちます。
公募推薦の学部別面接対策
文学部・教育学部
文学部は共通テストを課さず、第2次選考で小論文と面接を行います。個人面接は約15分。志願理由書に基づく5分間の発表と、約10分の質疑応答です。PowerPointや手持ちの資料は使えません。
文学部の小論文は、英文を読んで日本語で論述する形式です。関心のあるテーマについて、読んだ資料、考えたこと、まだ分からないことを区別して話す練習を勧めます。
教育学部は、第2次選考の小論文・面接と共通テストなどで総合的に評価します。本人の活動経験を、教育や人間の発達に関して深めたい問いに結び付けましょう。
法学部・経済学部・情報学部
法学部は、書類と共通テストの成績によって面接を免除された合格者を決めます。それ以外の面接受験有資格者には、学力や意欲を口頭試問で確認します。全員に面接があるわけではありません。
経済学部と情報学部は、第1次の書類審査を経て、第2次で面接を行います。共通テストの準備と、提出した内容を説明する練習を両立させてください。
情報分野の活動では、制作物が動いたという結果に加え、自分が設計した部分、検証した条件、他の人や道具を使った部分を区別しましょう。情報オリンピック予選Bランクなどの経験がある場合も、取り組んだ問題と考え方を説明できることが大切です。
医学部医学科・保健学科
医学科は、和文と英文の課題について、プレゼンテーションと口頭試問による面接を行います。医学への関心を話す練習だけでなく、課題の内容を理解し、根拠とともに説明する練習も必要です。
保健学科は、口頭試問による面接を行います。志望する専攻について調べ、本人の学びや経験と、大学で深めたい内容との関係を具体化してください。
工学部
工学部は口頭試問による面接を実施します。ただし、環境土木・建築学科の建築学プログラムでは、面接に代えてスケッチを行います。同じ工学部でも、志望するプログラムによって必要な対策が異なります。
面接のある学科では、実験・制作の説明と、関連する数学・理科の基礎を結び付けて練習しましょう。図や式を使って説明する練習も、理解が曖昧な部分を見つける助けになります。
理学部・農学部
学校推薦型の理学部と農学部は面接を行いません。提出書類と共通テストによる選抜です。理学部の総合型と推薦を混同しないよう、受験する方式を確認してください。
実績を面接で説明する準備
資格・探究・制作は、取り組んだ目的、本人の役割、試した方法、結果、残った疑問の順に振り返りましょう。物理検定・化学検定・生物検定や情報オリンピックなどは、本人が実際に取り組んだ場合の学習題材です。大学が一律に求める資格や加点条件の一覧ではありません。
活動で得た知識を、初めて聞く相手にも分かるように説明してください。 用語の意味や、その方法を選んだ理由を質問してもらうと、自分の理解を確認できます。
想定質問と回答例
質問1|その分野を名古屋大学で学びたい理由は何ですか
…(本人が関心を持った経験)…をきっかけに、…を調べました。…を試したところ、…という結果になりました。
ただ、…については十分に説明できません。貴学の…学部・学科で…を学び、この疑問を深めたいです。
大学の名前を入れ替えるだけでなく、本人の疑問と、志望する学部・学科で学びたい内容をつなげましょう。
質問2|その活動で、自分が考えた部分を説明してください
…(本人の活動)…で、私は…を担当しました。最初は…と考えましたが、…を確かめると…が分かりました。
そこで…を変えて試しました。…は自分で検証しましたが、…は仲間の担当で、私自身は検証していません。
共同研究や制作では、チームの成果と本人の役割を分けてください。
質問3|使った式や考え方が成り立つ条件は何ですか
…という条件を置いて考えました。この条件では…なので、…という関係になります。
ただし、…を変えた場合は同じ計算をそのまま使えません。…を確かめる必要があると考えています。
正しい答えだけでなく、前提から結論までの考える順序を説明する練習例です。
質問4|予想と違う結果を、どう考えましたか
…を予想しましたが、実際には…となりました。私は…が原因ではないかと考え、…を比較しました。
…の違いは確認できました。ただ、原因を一つに決められるだけの確認はできていません。次は…を調べたいです。
観察した事実と、原因についての自分の考えを分けて説明しましょう。
質問5|大学に入って、どのように学びたいですか
…の活動を通じて、…の基礎を十分に理解できていないと気付きました。入学後は…を学び、…を説明できるようになりたいです。
現在は…を復習し、…を自分の言葉で説明する練習をしています。
将来の希望だけでなく、現在の学びと、大学で学ぶ必要性を伝えてください。
本番前に確認したいこと
面接の有無、発表の内容、資料や板書の使用条件は、方式ごとに確認しましょう。 第1次選考の結果とともに示される当日の指示も確認してください。
名古屋大学は、出願書類として求める文章等を生成AIで作成することを認めていません。この記事は面接の練習用であり、回答例を出願書類に転用しないでください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策は実績づくりから
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人が取り組んだ内容を振り返り、志望分野と方式に合わせて説明を練習します。
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