山梨県立大学の面接対策では、国際政策学部、人間福祉学部、看護学部の違いを押さえることが大切です。総合型選抜は国際政策・人間福祉の2学部が対象で、看護学部の公募推薦とは選抜内容が異なります。
地域や人に関わってきた経験を、本人の行動・学び・大学で深めたい疑問につなげて説明しましょう。 資格や活動の名称だけでなく、何を考えて取り組んだかを振り返ってください。
以下は独自に作成した口頭練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。入試の公式情報と、面接の練習方法を分けて紹介します。
総合型選抜|国際政策と人間福祉の違い
国際政策学部|取組の発表と個別面接
総合政策学科・国際コミュニケーション学科では、高校などで取り組んだ研究・活動等の成果を10分程度で発表し、個別面接を行います。発表内容と出願書類に関する質疑に加え、取組と学部・学科の特色との関係も問われます。
書類と口頭審査を総合して判定し、大学入学共通テストは課しません。各学科の志願者が32人を上回った場合は、書類による第1段階選抜を行うことがあります。
調べた地域や交流相手を紹介するだけで終わらず、本人の役割、分かったこと、まだ確かめられていないことを整理しましょう。
福祉コミュニティ学科|自己評価書を基にした個別面接
人間福祉学部福祉コミュニティ学科は、自己評価書と個別面接で評価します。面接に必要な自己評価書のコピーやポートフォリオ等は持ち込み可能とされています。
ボランティア等の経験があれば、関わった人を一方的に評価するのではなく、相手の希望をどう受け止め、本人が何を考えたかを振り返ってください。必要な資料の範囲は要項で確認しましょう。
人間形成学科|演習試験と個別面接
人間形成学科は、約120分の人間形成演習試験と、1人10分の個別面接を行います。演習では、子どもの保育・教育・福祉に関する資料の視聴・閲覧と記録、小論文、集団での意見交換を課します。
資料を見て記録する練習と、資料を根拠に自分の考えを述べる練習を分けて取り組みましょう。面接では、調査書や学修計画書とのつながりも確かめてください。
公募推薦|3学部の面接と提出書類
国際政策学部|英語の質疑応答も含む
国際政策学部の学校推薦型選抜は、小論文、面接、出願書類を総合して判定します。面接には英語による質疑応答が含まれます。
日本語で用意した文章を丸暗記するだけでは、追加の質問に対応しにくくなります。自分の関心や活動を、理解できる英語で説明する練習も大切です。
人間福祉学部|小論文と面接
福祉コミュニティ学科・人間形成学科は、小論文と面接を課します。出願書類は面接時の参考資料として使い、書類そのものの点数化は行いません。
提出した経験や学修計画について、何を根拠に考えたかを話す練習をしましょう。総合型の人間形成演習試験と、公募推薦の小論文・面接を混同しないことが大切です。
看護学部|個人面接形式による総合評価
看護学部看護学科は、小論文と、調査書・自己評価書・面接により多面的・総合的に評価する科目を課します。後者は個人面接形式で、出願書類を個々に点数化する方式ではありません。
公募推薦は3学部とも大学入学共通テストを課さず、試験日は2026年11月21日です。地域に関する出願条件や、人間福祉・看護の卒業後の就業意思等も要項で確認してください。
学部に合わせた実績の伝え方
国際政策の資格と取組
国際政策学部の総合型は、所定の英語検定成績の提出が必要です。また、指定された英語以外の技能検定は、任意提出による書類審査内の加点規定があります。対象には数学検定2級以上、ITパスポート、日商簿記3級以上等が含まれますが、資格ごとの条件と提出方法は要項を確認してください。
資格を使った調査や学習の経験があれば、取組の説明にもつなげられます。ただし、加点規定と、活動内容について面接で説明することは別です。
福祉・教育・看護の経験
相手について分かった事実と、自分が感じたことを分けて説明しましょう。 限られた経験から、子どもや地域住民全体について断定する必要はありません。家庭事情や健康状態など、個人が特定される情報も詳しく話す必要はありません。
看護に関心があり、生物・化学分野の理科検定や探究に取り組んだ場合は、学んだ内容と人の健康への疑問を整理できます。これは独自の練習例であり、看護学部の必須資格や加点を示すものではありません。
面接の想定質問と回答例
質問1|なぜ山梨県立大学で学びたいのですか
…(本人のきっかけ)…を通じて、…に関心を持ちました。高校では…に取り組み、…という疑問が残りました。
貴学の…学部・学科の…という学びを確認し、…を深めたいと考えています。これまでの経験を出発点に、…を体系的に学びたいです。
質問2|発表した取組で、本人は何をしましたか【国際政策】
…(本人の調査・交流・活動)…では、私は…を担当しました。…の資料を比較し、…について確かめました。
当初は…と考えていましたが、…という結果を見て考え直しました。調査対象が限られるため、次は…を確かめたいです。
質問3|福祉への関心は、どの経験から生まれましたか【福祉コミュニティ】
…(本人が関わった活動)…では、…に戸惑いました。自分だけで判断せず、…に相談して相手の希望を聞きました。
その経験から、支援する側の考えと本人の希望が同じとは限らないと学びました。大学で…を学び、制度と本人の生活の両方から考えたいです。
質問4|子どもの学びについて、どのような疑問がありますか【人間形成】
…(本人の観察・学習経験)…をきっかけに、…に関心を持ちました。…を調べると、自分の経験とは異なる事例もありました。
一つの経験で子ども全員について結論を出すのではなく、資料や他の人の考えと比較する必要があると感じています。大学で…を学びたいです。
質問5|看護を学ぶために、これまで何に取り組みましたか【看護】
…(本人の学習・探究・交流経験)…では、…について調べました。…が分からず、授業の内容に戻って学び直しました。
学んだことから…という疑問が生まれました。本人の気持ちを理解しようとする姿勢と、健康について根拠を確かめる学習を、大学で深めたいです。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接対策|実績と学びを具体化
発表、演習、英語での質疑、個人面接など、受験方式に合う条件で練習しましょう。 回答例を本人の経験に置き換え、書類の記載と口頭の説明が一致しているかも確認してください。
スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、出願書類、面接の準備まで支援しています。本人が何を学び、どこに課題を感じたかを振り返り、追加の質問にも自分の言葉で答える練習を進めます。
2026年10月23日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


