三重県立看護大学の推薦面接では、看護を学びたい理由に加え、地域でどのように学び、貢献したいかを自分の経験から説明する準備が大切です。学校推薦型選抜と地域推薦型選抜では、出願条件と筆記試験が異なります。
看護への関心を、実際に調べたこと・学んだこと・人と関わった経験につなげて話しましょう。 資格名や将来の希望だけで終わらず、何を考え直し、大学で何を確かめたいかまで整理してください。
以下は独自に作成した架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。公式要項で確認できる選抜内容と、練習のための例を分けて紹介します。
推薦方式ごとの筆記試験と面接評価
学校推薦型選抜|4教科の基礎学力検査と面接
2027年度の学校推薦型選抜は、2026年11月21日に実施されます。基礎学力検査は9時45分から11時45分までの120分、面接は13時からです。大学入学共通テストは課しません。
筆記は国語・数学・理科・外国語が各100点、計400点です。理科は「化学基礎と生物基礎」「化学」「生物」から一つを選びます。面接は表現力・主体性等をABCの3段階で評価し、Cの場合は総合得点にかかわらず不合格となります。調査書・推薦書は面接の参考資料です。
出願には、県内高校への在学、または所定の時点からの本人の県内住所等の条件があり、全体の学習成績の状況3.8以上、学校長の推薦、合格した場合の入学確約等が必要です。卒業後に三重県内の看護実践や教育・研究に携わる意思も求められます。
地域推薦型選抜|小論文と地域への就業意思
地域推薦型選抜も試験日は2026年11月21日です。外国語の読解を含む小論文を9時45分から11時45分までの120分で行い、配点は100点です。面接は13時からで、学校推薦型と同じくABCの3段階評価です。共通テストは課しません。
市町長と学校長の推薦が必要で、全体の学習成績の状況4.0以上、理科の履修条件等があります。推薦市町、または市町が指定する医療機関等に4年以上就業する強い意思が必要です。卒業後の地域への貢献について、推薦市町と十分に話し合うことも要件です。
多言語多文化選抜|別の特別選抜として確認する
多言語多文化選抜には、市町長または医療機関長と、学校長の推薦が必要です。日本語以外を母語とし、出願時にも母語で日常会話ができること、所定の県内在学・住所条件、全体の学習成績の状況4.0以上等が要件です。
この選抜も2026年11月21日に、外国語の読解を含む小論文120分・100点と、ABC評価の面接を行います。推薦市町または推薦医療機関に4年以上就業する意思等が求められます。地域推薦型と同じ出願条件ではないため、それぞれの要項を確認してください。
ここで参照した要項では、面接の個人・集団の別や1人当たりの時間は確認できません。形式を推測して対策を固定せず、大学からの受験案内を確認してください。
大学が求める看護への関心を具体的に伝える
生物・化学の学習と、人の生活への関心
アドミッション・ポリシーでは、幅広い基礎学力に加え、生命科学の基礎となる生物・化学の学習、人々の営みや社会の動きへの関心等を求めています。
生物・化学分野の理科検定等に取り組んだ経験がある場合は、そこで何を理解し、何が疑問として残ったかを振り返ってみましょう。これは学習経験の例であり、資格の取得が必須条件や加点になるという説明ではありません。
知識を覚えた結果だけでなく、疑問を確かめるために取った行動を説明することが大切です。 専門的な診断や処置ができるように見せる必要はありません。高校で学んだ範囲と、大学で学ぶ必要のある内容を区別してください。
他者との協働と、考え直した経験
大学は、多様な人々と協働して学ぶこと、自分の言葉で具体的に説明することも求めています。学校や地域の活動で、相手の希望を聞き、自分の行動を変えた経験はないでしょうか。
活動の規模を大きく見せるよりも、自分の役割、判断の理由、うまくいかなかった点を説明しましょう。他の人の病歴や家庭事情等、本人を特定できる私的な情報を詳しく話す必要はありません。
地域・多文化への貢献を話す準備
地域推薦は、卒業後の条件まで理解する
地域推薦型では、推薦を受ける市町と卒業後の進路について話し合うことが要件です。「地域医療に貢献したい」という言葉だけでなく、就業の条件を理解したうえで、自分が関心を持つ課題を整理してください。
地域の統計や公表資料を読んだ場合は、資料から分かることと、まだ分からないことを分けましょう。一つの数字から住民全員の希望を決め付けず、看護を学ぶ中で何を理解したいかを考えることが大切です。
母語を生かす場合も、相手の希望を確かめる
多言語多文化選抜では、母語を生かして県内の保健・医療・福祉等に貢献する意欲が求められます。言葉が通じれば相手の考えがすべて分かる、とは限りません。
言葉や生活背景の違いに気付いた経験がある場合は、何を確認し、どのように伝え方を変えたかを振り返ってください。自分にできることと、専門職の判断が必要なことを区別する姿勢も大切です。
推薦面接の想定質問と回答例
質問1|なぜ三重県立看護大学で看護を学びたいのですか
…(本人のきっかけ)…を通して、看護に関心を持ちました。その後…を調べ、…に取り組みました。
そこで…という疑問が残りました。貴学の…という教育内容を確認し、人の健康を生活や地域との関係から学び、…を深めたいと考えています。
質問2|生物・化学の学習で、理解を深めた経験を教えてください
…(本人の授業・探究・理科検定等の学習)…で、…の仕組みが理解できませんでした。…を比較し、…の基礎に戻って考えました。
…は説明できるようになりましたが、…についてはまだ十分に理解できていません。大学で知識を体系的に学び、根拠を確かめる姿勢を身に付けたいです。
質問3|相手の意見を聞いて、行動を変えた経験はありますか
…(本人の協働経験)…で、私は…がよいと考えていました。相手の話を聞くと、…を大切にしていると分かりました。
…を確認して、…という進め方に変えました。自分の考えを伝えるだけでなく、相手の希望を確かめる必要があると学びました。
質問4|地域推薦で求められる卒業後の進路を、どう理解していますか
…(推薦市町との話し合いで本人が確認した条件)…と理解しています。…を調べる中で、地域の…という課題に関心を持ちました。
資料だけでは…は分かりませんでした。大学で…を学び、地域で暮らす人の考えも確かめながら、…に関わりたいと考えています。
質問5|言葉や文化の違いに気付いた経験を教えてください
…(多言語多文化選抜を受ける本人の経験)…では、同じ言葉を使っていても、…の受け止め方が異なると気付きました。
相手が何に困っているかを確認し、…と伝え方を変えました。母語を生かすだけでなく、相手の生活や希望を理解する姿勢を大切にしたいです。
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大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの推薦面接対策|学習経験と志願理由をつなげる
提出書類に書いた内容を、自分の行動・学び・大学で深めたい課題として説明できるようにしましょう。 暗記した文章を繰り返すだけでなく、質問を聞いて必要なことを答える練習が大切です。
スキルパスでは、本人の学習・探究等を振り返り、志望理由と面接の準備を支援しています。実際に行っていない経験を加えるのではなく、取り組んだことと、そこから考えたことを整理します。
2026年10月23日時点の大学公式情報を基に作成。最新の募集要項と受験者への通知を確認してください。


