沖縄県立芸術大学の総合型・学校推薦型選抜は、学部・専攻によって、面接、口述試験、作品の説明、プレゼンテーション等の組み合わせが異なります。志望理由の練習に加え、本人の制作・演奏・調査について具体的に説明する準備が必要です。
作品や実績の紹介だけでなく、表現を選んだ理由と、試行錯誤した過程を伝えましょう。 完成したものと制作中に考えたことを結び付けると、大学で深めたい課題も整理しやすくなります。
この記事は2027年度の総合型と公募の学校推薦型選抜を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型・美術工芸学部の面接と口述試験
絵画・デザインはオンライン、彫刻・工芸は対面
総合型では、絵画専攻とデザイン専攻の面接はオンラインです。絵画は20分程度で、デザインは自己アピール資料と小論文に基づきます。大学の接続テストを受け、本番と同じ環境で声や映像を確認してください。
彫刻専攻は作品・作品資料等の提出、小論文、20分程度の面接があります。共同制作を作品資料に含める場合は、本人の担当内容の明記が必要です。
工芸専攻は体験授業で制作し、その実技検査のプレゼンテーションを面接で行います。見栄えだけでなく、素材や構成をどう考え、制作中に何を変更したかも振り返りましょう。
芸術学は、議論と口述の準備
芸術学専攻の総合型は、講義後に受験者同士で議論するゼミナール試験と、提出小論文・志願書類を基にした口述試験があります。一般的な志望理由の暗記だけでは対応できません。
作品や文献を調べた人は、自分の解釈と資料が述べていることを分け、別の見方を示された場合にも理由を説明する練習が役立ちます。議論では相手の発言を聞き、論点を確認してから自分の考えを述べましょう。
総合型・音楽学部の面接とプレゼンテーション
面接は15分程度、発表とは別の試験
音楽表現・音楽文化・琉球芸能の各専攻は、活動報告書と志願理由書を活用した15分程度の面接を行います。学習意欲や芸術を志す資質等を評価します。発表の準備と、提出書類に関する受け答えを両方進めてください。
面接の配点は音楽表現・音楽文化が各200点、琉球芸能が150点です。いずれも専攻試験やプレゼンテーション等を含めて合計1,000点で、面接だけの試験ではありません。
発表の時間・演奏の可否は専攻ごとに確認
音楽表現の発表は5分以内で、楽器演奏・歌唱・演舞を含めません。音楽文化と琉球芸能は5分程度で、所定の条件内で演奏・演舞等を含む発表が可能です。
発表テーマ、持参物、機器の利用、事前の動作確認は、公式のプレゼンテーション試験実施概要を確認してください。同じ音楽学部でも条件を他専攻から流用しないことが大切です。
学校推薦型の面接と、共通テスト・本人作成の注意
美術工芸は、提出作品や小論文の説明を準備
推薦は絵画・芸術学・デザイン・工芸で募集し、彫刻は対象ではありません。絵画は作品・小論文・書類等、デザインは作品資料と小論文等、工芸は小論文や書類等を基に面接を行います。工芸には作品ファイル・収集資料等を使う発表もあります。
芸術学では、提出小論文に基づく口述試験と、出願書類に基づく面接があります。研究した内容の説明と、大学を志望する理由を、両方準備しましょう。
音楽の推薦面接は5〜10分程度
音楽表現・音楽文化・琉球芸能の推薦面接は5〜10分程度です。面接の配点は順に100点、200点、100点で、専攻試験と音楽に関する基礎能力検査を含めて各1,000点です。総合型の面接時間や配点とは異なります。
美術工芸は、合格後にも共通テストの受験が必要
美術工芸学部では総合型・推薦とも、合格者に指定教科・科目の共通テストを課します。未受験や0点の科目がある場合、合格後でも取り消しになることがあります。音楽学部の総合型・推薦は共通テストを免除します。
提出物は本人が作成し、大学が定める生成AI等の禁止事項を守ってください。 大学は提出論文・作品等での他者作成や生成AIの出力利用等を不正行為として扱います。この記事の架空の文章を提出物へ転用せず、自分で制作・考察することが必要です。
専攻別の質問例と回答の組み立て方
以下は架空の練習用です。…(本人の経験)…を事実に置き換えてください。実際には制作・演奏していない作品、資格、受賞等を付け足すことはできません。
質問1|絵画・彫刻で、なぜその表現を選びましたか
…(本人の作品)…では、…(観察して気付いたこと)…を表したいと考えました。…(素材・色・構成等)…を選びましたが、…(制作上の課題)…があり、…(試した変更)…を行いました。…(なお残った課題)…を、大学での制作と学習を通じて深めたいです。
質問2|デザインで改善したいことは何ですか
…(本人が気付いた身近な課題)…について、…(実際に行った観察・制作)…に取り組みました。…(本人が確かめたこと)…を踏まえて…(工夫)…を試しました。一方、…(利用者や検証方法の限界)…もあります。見た目と使いやすさの両方を考え、大学で学びを深めたいです。
質問3|工芸の制作で、何を工夫しましたか
…(本人の制作)…では、…(素材の性質や使う場面)…を考えました。…(実際に試した方法)…で…(結果)…が変わり、…(新しく気付いたこと)…がありました。仕上がりだけでなく、生活と作品の関係も学びたいです。
質問4|芸術学で、どんな問いを考えたいですか
…(本人が調べた作品・テーマ)…について、…(読んだ文献や鑑賞経験)…から考えました。資料では…(確認できたこと)…が示され、私は…(自分の解釈)…と考えました。ただ、…(別の見方・未確認の点)…もあります。大学で作品を分析し、根拠を示して議論する力を磨きたいです。
質問5|音楽表現で、演奏や作曲をどう改善しましたか
…(本人の演奏・作曲)…では、…(目指した表現)…と実際の違いに気付きました。…(録音・楽譜の読み直し・練習等)…を通じ、…(具体的に変えた点)…を確かめました。…(残った課題)…を、技術と理論の両方から学びたいです。
質問6|音楽文化・琉球芸能を、なぜ学びたいですか
…(本人が関心を持った経験)…から、…(楽曲・演目・文化について行った学習)…を深めました。…(公演・文献・本人の練習等)…を通じ、…(分かったこと)…と…(まだ分からないこと)…を整理しました。大学では、表現とその歴史・社会的背景を結び付けて学びたいです。
音楽文化と琉球芸能では対象が異なります。本人の志望専攻に合わせ、何をどこまで調べ、経験したかを説明してください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|実績と制作・学習の過程を伝える
スキルパスでは、本人の探究・制作等の経験を整理し、志望理由や面接の準備を支援します。提出物を代作するのではなく、本人が考え、実践し、自分で説明できることが大切です。
色彩検定、美術・デザインや音楽分野のコンテスト等に実際に取り組んだ場合は、学んだ内容や改善の過程を整理しましょう。これらは任意の実績例で、大学の必須資格や一律の加点を示すものではありません。
沖縄県立芸術大学では、専攻ごとの形式に合わせ、本人の表現と学びたい理由を伝える練習が重要です。 受賞名や資格名だけに偏らず、制作・演奏・調査で考えたことを説明してください。
公式資料
出願前に、本人の資格、学部・専攻・方式の要項、作品等の提出方法、試験曲、個別の通知、変更のお知らせを確認してください。


