宮崎県立看護大学の学校推薦型選抜では、「みやざきの医療枠」と「地域推薦枠」で面接の配点が異なります。どちらも看護への関心に加え、宮崎県内や推薦を受ける地域で学びをどう生かしたいかを、本人の経験から説明する準備が大切です。
提出課題に書いた内容を、自分の言葉で具体的に説明できるようにしましょう。 将来像に至ったきっかけ、本人の活動、相手と協力した経験を振り返ってください。
この記事は2027年度の公募の学校推薦型選抜を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
推薦の面接形式と、枠ごとの配点
みやざきの医療枠|小論文100点・面接20点
みやざきの医療枠は、小論文100点、面接20点の合計120点です。大学は面接で、宮崎県内の保健・医療・福祉に貢献したい意志、主体的に多様な人々と協働して学ぶ態度、協調性、コミュニケーション力を評価します。
配点の比率だけで準備の優先度を決めないことも大切です。小論文または面接が一定の基準に満たない場合、不合格になることがあります。
地域推薦枠|小論文100点・面接80点
地域推薦枠は、小論文100点、面接80点の合計180点です。こちらは推薦を受けた地域の保健・医療・福祉に貢献したい意志等を評価します。県全体への関心と、推薦地域について調べた内容を混同せずに整理しましょう。
どちらの枠も、提出課題、調査書、推薦書を面接時の参考とし、大学入学共通テストの受験は必要ありません。
試験は2026年11月21日
小論文は10時〜11時30分の90分、面接は13時〜17時の予定です。これは面接全体の時間帯で、本人の面接が4時間続くという意味ではありません。終了時刻は順番によって異なります。1人あたりの面接時間や質問数を推測して決めつけず、受験時の案内に従ってください。
提出課題と、面接で伝えたい経験
1,000字以内の自己推薦と、面接をつなげる
提出課題は、各枠の目的とアドミッション・ポリシーに照らして、1,000字以内で自己推薦するものです。本人の直筆で黒色のボールペンを用い、ワープロ等は使えません。
みやざきの医療枠では、県内の看護実践や教育・研究に携わる看護職者としての将来像を考えます。地域推薦枠では、推薦地域の健康を担う人材の育成・確保という目的を踏まえる必要があります。枠の名前だけを差し替えず、本人の考えを整理してください。
相手を理解しようとした経験を具体的に
大学は、相手の言葉に耳を傾け、その立場を理解し、多様な人々と協働して学ぶ態度を重視しています。部活動、委員会、地域活動等から、意見が異なった場面と、実際にどう対応したかを振り返りましょう。
相手の気持ちを推測したことと、対話で確かめたことを分けて話すことが大切です。 「感謝された」「助けられた」とまとめる前に、自分が何を聞き、何を変えたかを説明してください。
出願条件・地域への関心・学習の準備
出願資格と、卒業後の意志を確認
みやざきの医療枠は、宮崎県内の高校等を2027年3月に卒業見込みで、全体の学習成績の状況4.0以上であること等が必要です。大学卒業後、直ちに県内の看護実践や教育・研究に携わる強い情熱と意欲、合格した場合の入学確約、学校長の推薦等も求められます。
地域推薦枠は、県内の高校等を2026年3月卒業または2027年3月卒業見込みであること、指定教科による学習成績の状況4.3以上等が必要です。卒業後、直ちに推薦市町村内で看護職者として4年以上就業する強い意志が求められ、市町村長と学校長の推薦も必要です。
対象市町村や成績の計算方法、市町村側の条件・手続を含め、公式要項と担当部署で確認してください。本人が実際には持っていない地域で働く意志を、面接のために作ることは避けるべきです。
資格・探究は、学んだ過程を伝える材料
生物検定・化学検定や統計検定、健康・生活に関する探究等に実際に取り組んだ人は、学んだ知識、検証したこと、残った疑問を整理しましょう。資格の取得だけでなく、観察・資料の読み取り・考察の過程も重要です。
これらは任意の実績例で、大学が定める必須資格や、一律の加点を示すものではありません。小論文で評価する読解力、思考力、判断力、表現力を磨く学習も並行して進めてください。
看護学科の質問例と回答の組み立て方
以下は架空の練習用です。…(本人の経験)…を事実に置き換え、実際の患者が特定される情報や、経験していない診療行為を含めないでください。
質問1|看護を学びたいと思った理由は何ですか
…(本人の関心のきっかけ)…から、人の健康と生活について調べました。…(資料・学習機会)…を通じ、…(看護について分かったこと)…に関心が深まりました。…(本人の活動や学習)…にも取り組みましたが、…(残った疑問)…があります。大学で看護の基礎を学び、…(深めたい問い)…を考えたいです。
質問2|宮崎県内・推薦地域で、どんなことを考えたいですか
…(本人が地域に関心を持った経験)…から、…(公表資料や実際に行った調査)…を確認しました。…(事実として分かったこと)…の一方、…(まだ分からないこと)…もあります。…(本人がその地域で働きたい理由)…を大切にし、大学で健康と暮らしを学びながら、地域に必要な支援を考えたいです。
受験する枠に合わせて、県内への意志なのか、推薦市町村で働く意志なのかを明確にしてください。
質問3|実験や探究で、どんな工夫をしましたか
…(本人の実験・調査)…では、…(条件や対象)…を整理して記録しました。生物検定や化学検定等の学習で得た…(実際の知識)…を使い、…(確認できたこと)…を考察しました。ただ、…(方法やデータの限界)…があり、結果をすべての人に当てはめることはできません。今後も根拠を確かめる姿勢を大切にしたいです。
資格を取得していなければ、資格の部分は使えません。授業で本人が考えたことも整理してください。
質問4|他の人と考えが違ったとき、どう対応しましたか
…(本人の活動)…で、…(意見が違った場面)…がありました。相手に理由を聞き、…(確認できたこと)…を踏まえて、自分の考えを説明しました。…(実際に試した工夫)…で…(変化)…がありましたが、…(十分でなかった点)…も残りました。今後も相手の立場を理解し、一緒に考える姿勢を大切にしたいです。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|提出課題と本人の経験をつなぐ
スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、提出書類、小論文、面接までを一人ひとりに合わせて支援します。本人の取り組みを整理し、なぜ看護を学ぶのか、何を深めたいのかを自分の言葉で説明する練習を重ねます。
宮崎県立看護大学では、推薦枠の目的と本人の将来像がつながる準備が大切です。 書いた内容の暗唱だけでなく、相手の質問を聞き、必要な内容を具体的に伝える練習を進めましょう。
公式資料
受験前に、最新の公式情報で本人の出願資格、提出課題、インターネット出願と郵送書類、市町村の手続、当日の指示を確認してください。


