北海道文教大学の総合型・公募推薦では、志望学科の学びと、本人の活動や関心を結び付けて説明する準備が大切です。総合型には、事前課題、発表、地域貢献等を扱う複数の方式があります。
本人が経験したこと、そこから考えたこと、大学で深めたいことを具体的につなげましょう。 志望理由を覚えるだけでなく、活動の方法や考えた根拠を説明する練習が役立ちます。
この記事は2027年度の総合型と公募の学校推薦型選抜を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型|方式ごとに異なる課題と面接
ディスカバリー育成型は、学科別の学びと面接
指定のエントリーセッションを受講することが出願条件です。選考は600字以内の事前課題と20分の面接です。事前課題では、セッションで学んだことを参考に、入学後に学びたいことを記述します。
セッションのテーマは学科・専攻ごとに異なります。健康栄養、こどもの多様性、地域課題、国際社会、看護職、リハビリテーション等、受講した内容と本人の関心を整理しましょう。
プレゼンテーション総合選抜は、発表10分と面接10分
指定の四つのテーマから一つを選び、志望学科・専攻の学びを踏まえて発表します。本人の経験や社会課題、スポーツ、北海道の食、健康・生活の質に関する内容です。正確なテーマと選択条件は要項で確認してください。
発表10分、面接10分です。パソコンを使う場合は発表データを入れたUSBメモリを持参し、面接者へ渡す印刷資料は2部準備します。タブレットも使用できますが、機材は本人が用意します。
発表資料を作るときは、問い、根拠、本人の考え、残った課題を区別しましょう。資料の見栄えだけでなく、質疑で説明できる内容にすることが大切です。
北海道活かす人選抜は、三つの型で地域への関心を説明
将来計画型、協働提案型、実績発表型があります。いずれも、800〜1000字の将来計画または事前課題と、20分程度の面接で評価します。提出した計画・課題の写しは面接時に持参できます。
将来計画型は地域を元気にする提案、協働提案型は他者と取り組む課題解決、実績発表型は実際の地域貢献活動と今後の提案を整理します。行っていない活動を実績として書かず、計画と実施済みのことを分けてください。
ファミリー選抜・運動選手自己アピール型は、対象条件を確認
ファミリー選抜は、所定の卒業生との続柄や、兄弟姉妹の在学等の条件がある方式です。志望理由書と面接で評価します。条件の対象になる学校や続柄は、要項で確認してください。
運動選手自己アピール型は、対象競技や実績等の条件があり、事前の申し出と候補者選定が必要です。調査書、600字以内の事前課題、面接で評価します。看護学科はこの方式で募集しません。
公募推薦|一般推薦と特待生選考
一般推薦は、調査書・志望理由書・面接
公募の一般推薦は、学校長の推薦等が必要です。健康栄養、こども発達、地域未来、看護は全体の学習成績の状況3.2以上、リハビリテーション学科の両専攻は3.5以上等の条件があります。
国際学部の両学科は、全体3.2以上、または国語もしくは外国語の成績4.0以上等の条件があります。成績だけでなく、志望する分野や卒業見込み等の要件も確認してください。
特待生を希望する場合は、小論文も準備
特待生選考は、学校長の推薦、全体の学習成績の状況4.0以上等の条件があります。調査書、志望理由書、面接に加え、60分・800字以内の小論文を課します。
一般推薦としての合否判定後、特待生の選考を行います。面接だけを準備すればよいものと考えず、小論文も含めて対策しましょう。
事前課題と、活動実績の説明
経験・提案・根拠を分ける
地域調査や学校行事、制作、スポーツ等を話す場合は、本人の担当を明確にしてください。チーム全体の成果と、自分が行った工夫を分けることが大切です。
実際の記録や資料で確かめたことと、本人の提案を分けて説明しましょう。 調査対象が限られる場合は、その限界も伝える練習が役立ちます。
資格は、学んだ内容を説明する材料
生物検定・化学検定、語学、統計、IT等の学習は、本人が実際に取り組んだ場合の経験例です。すべての学科で同じ資格が必須、または同じ加点になるという意味ではありません。
学科のテーマに合わせて、何を理解し、何をさらに学びたいと考えたかを説明してください。医療・こどもの支援を題材にする場合は、個人情報や、行っていない専門的な支援・処置を回答に加えないようにしましょう。
学科・分野別の質問例と回答の組み立て方
質問1|健康栄養を学びたい理由は何ですか
…(本人の調理・食生活・理科学習等の経験)…で、…(疑問を持ったこと)…がありました。…(実際に調べた資料や比較)…から、…(分かったこと)…を学びました。一方で、…(確かめていない点)…もあるため、大学で栄養や食品を体系的に学びたいです。
食品を試作しただけで、病気の予防や治療に効果があったとは言い切らないでください。
質問2|こどもの多様性について、どんなことを考えましたか
…(本人が参加した活動や学習)…で、…(関わり方に迷った場面)…がありました。私は…(実際に確認・工夫したこと)…を通して、…(気付いたこと)…を学びました。大学でこどもの発達や支援を学び、相手を理解する視点を深めたいです。
こどもの性格や障がい等を本人の判断だけで決め付けず、見聞きしたことと解釈を分けましょう。
質問3|地域の課題に、どう取り組みましたか
…(本人が調べた地域の課題)…について、…(資料調査・観察・活動)…を行いました。…(分かったこと)…を踏まえ、…(本人が実施した工夫、または提案)…を考えました。ただ、…(費用・協力者・対象等の課題)…が残っています。大学で地域について学び、提案を検討する方法を深めたいです。
実施した活動と、まだ提案段階のものを明確にしてください。地域全体の意見を、少人数の感想で代表させないことも大切です。
質問4|国際社会・多文化への関心を教えてください
…(本人が関心を持った出来事や交流)…について、…(実際に読んだ資料や学習)…を通して、…(分かったこと)…を知りました。…(自分の見方が変わった点)…もありました。大学では…(国際教養や言語・文化等で学びたい内容)…を深めたいです。
国や文化全体を一つのイメージで語らず、事例の背景と本人の考えを説明しましょう。
質問5|看護・リハビリテーションを学びたい理由は何ですか
…(本人の見学・学習等の経験)…から、…(関心を持った職種の役割)…を知りました。…(実際に確認した内容)…を通して、…(必要だと感じた知識や姿勢)…に関心を持ちました。大学で…(看護、理学療法、作業療法のうち志望する分野)…を学びたいです。
看護師・理学療法士・作業療法士の役割を混同せず、志望する専門職について説明してください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|本人の実績から、発表・質疑へ
スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、提出書類や面接の準備までを一人ひとりに合わせて支援します。本人が何を行い、何を学んだかを整理し、発表や追加の質問にも答える練習を重ねます。
北海道文教大学では、受験する方式と志望学科に合わせた、課題・発表・面接の準備が大切です。 本人の経験と、大学で深めたい学びを具体的につなげましょう。
公式資料
出願前に、最新の公式情報で対象学科、出願条件、事前の受講・申し出、課題と持参資料、受験票の指示を確認してください。


