フェリス女学院大学の2027年度総合型選抜は、グローバル教養学部の国際社会学科、心理コミュニケーション学科、文化表現学科が対象です。受験する方式によって、面接で説明する資料や選考方法が異なります。
活動の実績だけでなく、経験から何を考え、フェリスで何を学びたいのかを、自分の言葉で説明する準備が大切です。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型の個人面接|提出したレポートと志望理由から準備
2027年度の面接を行う方式では、口頭試問を含む個人面接があります。対面またはオンラインを出願時に選択し、提出した書類をもとに、志望動機や大学での学習に対する意識等を確認する形式です。
一方、基礎学力型は、国語・英語の基礎学力試験100点と書類審査10点、合計110点による選考です。面接を行う方式と同じ形式ではありません。出願する方式の選考表を確かめましょう。
面接のある方式には、OC参加型、事前課題型、探究学習型、グローバル型、音楽活動型、課外活動・社会活動型があります。実施する方式はⅠ・Ⅱ・Ⅲ期で異なります。これからのⅢ期にはOC参加型がない点にも注意してください。
レポートを読み返し、本人の考えを説明する
事前課題型は、出願する学科の課題に対するレポートと個人面接を合わせて100点満点です。探究学習型は、高校入学後の探究学習を対象に、成果物と400字程度の取り組みレポートを提出します。面接を含む総合評価は100点満点です。
グローバル型・音楽活動型・課外活動/社会活動型は、それぞれ所定の活動報告書を使います。何を経験したかに加え、活動で考えたことや大学で深めたい関心を振り返りましょう。面接一人当たりの所要時間や、面接だけの配点は、確認した選考表に数値が示されていません。
3学科の準備|経験から学びたいテーマを考える
国際社会学科|国際的な課題を本人の関心から説明
国際社会学科には、国際関係、地球社会・環境、国際ビジネス・観光の専攻があります。ニュースの要約だけで終わらせず、自分がなぜ関心を持ち、どの資料で何を調べたかを説明する練習が役立ちます。
環境への関心がある人なら、授業や生物・化学等の学習から考えた疑問を取り上げることもできます。生物検定・化学検定の学習等は任意の経験例で、公式の加点資格を示すものではありません。
心理コミュニケーション学科|印象と根拠を分ける
心理コミュニケーション学科には、心理、メディア、共生コミュニケーターの専攻があります。授業、情報発信、他者との共同活動等から、本人が確かめたい問題を整理してみましょう。
例えば、アンケートやデータを使った探究なら、対象者の選び方、設問、結果から言える範囲を説明できます。統計や情報の資格学習を取り上げる場合も、資格名だけでなく、調査や分析に何を生かしたかを話すことが大切です。
文化表現学科|作品や表現への関心と学びを説明
文化表現学科には、ヨーロッパ・アメリカ、日本・アジア、音楽・身体表現の専攻があります。読書、鑑賞、制作、音楽活動等の中から、実際の経験に基づいて学びたいことを説明しましょう。
音楽活動型は、ジャンルや活動期間、表彰等の実績の有無、演奏技術を問う出願方式ではありません。活動から何を学んだかを報告書に記します。文化表現学科の事前課題型で映像・音源を提出する場合は、面接で課題に関する補足資料の提示も可能とされています。持参・提示の方法は公式の指定に従ってください。
グローバル型の語学検定加点を確認
グローバル型は、所定の語学検定に合格、または基準スコアに達していれば10点の加点があります。面接・活動報告書との合計は100点が上限で、複数の検定を持っていても加点の上限は10点です。
例えば、英検CSEスコア1728以上等が対象です。語学検定は高校入学後の受験に限られ、証明書等の提出も必要となります。TOEFL-iBTは受験時期で基準が変わるため、訂正反映済みの別表を確認しましょう。
検定の加点と面接で話す学習経験は区別し、経験から得た理解や疑問を具体的に伝えることが大切です。 他方式や別の資格にも同じ加点があると考えたり、未取得の資格を実績に含めたりしてはいけません。
公募制推薦・オンライン面接と、Ⅲ期の出願日程
公募制推薦は、書類と口頭試問を含む個人面接
公募制推薦は、所定の学歴条件、全体の学習成績の状況3.0以上、高校教員または学校法人が設置した予備校の教員等の推薦、本学のみを志願すること等が条件です。調査書、所定の推薦書、志望理由書等を準備します。
選考は書類審査と口頭試問を含む個人面接です。対面・オンラインから選択でき、提出書類をもとに高校等での学習姿勢や大学で学ぶ意欲を評価します。別の推薦方式のグループ面接と混同しないようにしてください。
総合型Ⅲ期と公募制推薦は12月19日に試験
両入試のWeb出願登録は2026年11月25日9時〜12月7日21時、必要書類の郵送は12月7日消印有効です。試験は12月19日、合格発表は12月22日、入学手続期限は2027年1月8日となります。
総合型Ⅲ期は基礎学力型のみ専願・併願から選択でき、その他の方式は専願です。公募制推薦も本学のみを志願する人が対象です。Ⅰ・Ⅱ期の試験は終了しているため、これから出願する場合はⅢ期・公募制の条件と必要書類を確認してください。
オンラインは接続確認と受験環境も準備
オンライン面接はZoomで実施します。試験前日までに、当日と同じ機器・通信・部屋でテストミーティングによる動作確認が必要です。受験票と顔写真付き身分証明書を用意し、本人だけがいる静かな場所で受験します。
バーチャル背景や面接内容の録画・録音は禁止です。集合時間や接続情報はPost@netのメッセージで通知されるため、対面の時間割だけを見て判断しないようにしましょう。
質問例と回答例|レポートに書いた経験を具体的に説明
省略部分には本人の経験を入れてください。提出資料の中で説明しきれなかった点や、今も残っている課題も振り返っておきましょう。
質問1|なぜフェリスのこの学科を志望しましたか
…(関心を持ったきっかけ)…から、…(実際の学習・調査・活動)…に取り組みました。そこで…(分かったことや疑問)…がありました。貴学の…(公式情報で確認した学び)…に関心があり、…(入学後に取り組みたいテーマ)…を深めたいと考えています。
学科・専攻の説明と、自分が学びたい理由の関係を伝えましょう。実際に読んでいない資料や、参加していない体験授業を加える必要はありません。
質問2|探究では、どのような工夫をしましたか
…(本人の探究課題)…について、…(実際に使った方法や資料)…で調べました。最初は…(難しかった点)…があったため、…(本人が変えた方法)…を試しました。…(得られた結果)…から、…(学びや残った疑問)…を考えるようになりました。
成果物の出来栄えだけでなく、本人がどう考えて進めたかを説明する練習が役立ちます。
質問3|語学学習や国際的な関心から、何を学びましたか
…(本人の語学学習・交流・調査等)…を通して、…(表現や考え方についての気づき)…がありました。…(実際に行った学習の工夫)…に取り組み、…(変化や理解)…につながりました。大学では…(さらに学びたい内容)…を学びたいです。
留学経験がある人もない人も、本人が実際に取り組んだ内容を説明しましょう。資格の級・スコアは証明できる事実に合わせてください。
質問4|活動を通して、他の人との関わりをどう考えましたか
…(本人の共同活動)…では、…(意見や進め方の違い)…がありました。私は…(相手に聞いたこと)…をもとに、…(実際の対応)…を工夫しました。結果として…(起きた変化)…があり、…(自分が学んだこと)…を大切にしたいと考えています。
部活動、生徒会、委員会、地域活動等から実際の経験を選べます。グループの成果と自分の担当は区別して話しましょう。
質問5|作品や音楽活動から、どのような疑問や学びがありましたか
…(本人が読んだ作品・制作・音楽活動等)…に取り組む中で、…(関心を持った表現)…がありました。…(比較・調査・練習等)…を通して、…(考え方の変化)…につながりました。大学では…(さらに考えたいテーマ)…を学びたいです。
活動歴や受賞の有無だけで終わらず、何を考えて取り組んだかを話す練習が役立ちます。本人の経験していない実績は加えないでください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、レポートと面接につながる準備を
提出するレポートや活動報告書を読み返し、事実、自分の考え、大学で学びたいことを整理しましょう。オンライン面接を選ぶ場合も、受験条件に合わせた練習が役立ちます。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格や活動を整理し、志望理由書・レポート・面接につながる準備を支援します。 実績づくりや方式別の面接練習について、下のフォームからご相談ください。


