横浜薬科大学の総合型選抜では、薬学を学ぶ意欲に加え、問題にどう取り組み、何を考えたかを面接で説明する準備が必要です。AI学習型・特定地域枠・高大連携校枠・探究型・AOでは、出願条件や面接の内容が異なります。
薬学を志望する理由を、本人の化学・生物の学習や探究の経験と結びつけて説明しましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型の面接|20分の方式と、口頭試問を含む探究型
AO・特定地域枠・高大連携校枠
AOと特定地域枠・高大連携校枠は、書類審査、基礎学力検査、20分の個別面接で総合的に判定されます。面接では勉学の意欲を確かめ、対話を通じて問題への取り組み方、考え方、解決力、創造性等を評価すると案内されています。
基礎学力検査は「化学基礎・化学」のマークシート方式で60分です。AOの第1・2回と地域・連携校枠は有機化合物・高分子化合物を出題範囲から除きますが、AO第3回にはこの除外がありません。面接練習と並行して、受験する回の範囲を復習してください。
特定地域枠・高大連携校枠には、神奈川・静岡・栃木・長野の地域や連携校との関係について所定の条件があり、卒業後に該当県で社会に貢献する強い希望が必要です。単に地元に近いという理由で選ばず、本人が該当する条件と、地域で取り組みたいことを確かめましょう。
AI学習型は、指定単元の修得を踏まえた面接
AI学習型は、指定された14単元グループのうち8単元グループ以上の学習を期間内に修了し、修得チェックで「修得済み」と判定されることが出願条件です。書類と20分の個別面接で判定されます。
第1回の面接は来校またはオンラインを出願時に選択し、第2回はオンラインのみです。単元を終えた事実に加え、つまずいた内容、復習した方法、理解がどう変わったかを振り返っておきましょう。
探究型は30分のオンライン面接と口頭試問
探究型は、自然科学・健康・福祉等の高校での探究成果を提出できる人、または大学の「ハマヤクサイエンス研究会」で研究発表した人が対象です。所定の学歴等の条件も満たす必要があります。
調査書、志望理由書、研究ポートフォリオの審査と、口頭試問を含む30分のオンライン個別面接で判定されます。探究の目的、方法、結果、自分の担当、結果から言える範囲を説明する練習が役立ちます。資料で確認できない面接の配点や口頭試問の具体的な出題は、ここでは断定しません。
公募制推薦の面接と、学科ごとの志望理由
公募制推薦は15分の面接
学校推薦型選抜の公募Ⅰ・Ⅱ期は、60分の「化学基礎・化学」のマークシート方式による基礎学力検査、15分の面接、調査書の総合評価です。総合型の20分・30分の面接とは区別してください。
Ⅰ・Ⅱ期とも全体の評定平均値の条件はなく、所定の学歴と推薦等の条件があります。出身学校長の推薦が基本ですが、卒業・修了から3年未満で予備校・学習塾に在籍している既卒者には、予備校長・代表者の推薦も認められています。専願制・併願制を選べるため、出願時の区分も確認しましょう。
6年制と4年制で、目指す進路を混同しない
薬学部には、6年制の健康薬学科・漢方薬学科・臨床薬学科と、4年制の薬科学科があります。アドミッション・ポリシーでは、6年制は薬剤師、4年制は研究者・技術者・教育者として社会に貢献する目的意識を示しています。
| 学科 | 志望理由を考える際の視点 |
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| 健康薬学科 | 運動・食・健康、疾病の予防、地域の健康への関心と経験 |
| 漢方薬学科 | 漢方の知識を学び、医療に生かしたいと考えた理由 |
| 臨床薬学科 | チーム医療や薬物治療に関心を持ったきっかけ |
| 薬科学科 | 化学・生物等の学習から、研究・技術・教育へ進みたい理由 |
これらは面接の公式な質問一覧ではなく、学科の方針を踏まえた準備の視点です。同じ薬学部でも、本人の関心と志望学科の学びがどう結びつくかを具体的に説明することが大切です。
提出書類・実績・出願日程を確認
書類は本人の言葉で作成
AOとAI学習型では自己紹介書・自己アピール文、地域・連携校枠では自己紹介書・志望理由書、探究型では志望理由書・研究ポートフォリオ等が必要です。調査書を含む提出書類の一覧は、方式ごとに確認してください。
大学は、これら総合型の自己アピール文・志望理由書・ポートフォリオの作成について、生成AIの使用を禁止しています。本記事の練習例を提出書類に転用せず、本人が実際の経験を振り返り、自分の力で書く必要があります。
化学検定や生物検定の学習、科学コンテスト、学校の探究等に取り組んだ場合は、名称だけでなく、何を学び、何を自分で確かめたかを整理しましょう。ここで挙げた資格・活動が、どの方式でも必須または一律加点になるという意味ではありません。
これから出願できる日程
公募Ⅰ期は2026年11月1〜6日出願・11月14日試験、Ⅱ期は11月16日〜12月4日出願・12月12日試験です。出願書類はいずれも締切日必着となります。
AO第3回は2027年2月17日〜3月12日出願、3月17日試験、3月24日合格発表、3月30日入学手続締切です。AI学習型・地域・連携校枠・探究型とAO第1・2回の2027年度入試は、2026年秋に実施済みです。
総合型は各方式とも専願制で、合格した場合の入学意思が出願資格に含まれます。公募で専願制を選ぶ場合も、合格時の入学確約が必要です。オンライン受験では、カメラ・音声・通信環境と、大学からの個別案内を確認してください。
質問例と回答例|薬学への関心と、本人の取り組みを説明
以下は面接練習用の例です。資格や活動、家族の経験等を新たに作り足さず、本人に当てはまる部分だけを使って考えてください。
質問1|なぜ横浜薬科大学の、この学科を志望しますか
…(薬学に関心を持った実際のきっかけ)…から、…(本人が調べたり学習したりした内容)…に取り組みました。その中で、…(さらに知りたいと感じたこと)…がありました。貴学の…(志望学科)…で、…(公式情報で確認した学習内容)…を学びたいと考えています。
体験そのものと、そこから関心を持った理由を分けて話しましょう。本人や家族の医療情報を、必要以上に詳しく話す必要はありません。
質問2|化学や生物の学習で、工夫したことはありますか
…(授業や、実際に取り組んだ化学検定・生物検定等の学習)…では、…(難しかった内容)…を理解するために、…(図に整理したこと、問題を解き直したこと等)…を続けました。…(自分で説明できるようになった内容)…は理解が進みましたが、…(残る課題)…もあります。
AI学習型を受ける場合は、実際の指定単元の学習経過に置き換えて考えましょう。取得していない資格や修得していない単元を、達成済みと話さないでください。
質問3|探究では、どのように結果を確かめましたか
…(本人の実際の探究テーマ)…について、…(目的)…を考え、…(学校等で安全に実施した方法)…で調べました。私は…(担当した作業)…を行い、…(実際の結果)…が得られました。ただし、…(条件やデータの限界)…があるため、…(次に確かめたい点)…が残っています。
観察や実験の結果から、薬の効果を人で確かめたかのような説明へ飛躍しないようにしましょう。探究型では、提出したポートフォリオと説明の内容が一致するかも確かめてください。
質問4|地域で、どのような貢献をしたいですか
…(本人と地域との関わり)…を通して、…(実際に気づいた健康や医療の課題)…に関心を持ちました。…(調べた資料や活動で分かったこと)…を踏まえ、将来は…(現時点で考える貢献)…に関わりたいです。そのために、大学では…(身につけたい知識)…を学びたいと考えています。
地域・連携校枠の条件を本人が満たすかが前提です。地域の人口や医療の状況に触れる場合は、資料の対象地域・調査年を確認しましょう。
質問5|分からないことに直面したら、どう取り組みますか
…(実際の学習や共同活動)…で、…(困ったこと)…がありました。まず…(自分で確かめたこと)…を行い、…(先生や仲間に相談した点)…を整理しました。その結果、…(理解や進め方の変化)…がありました。まだ分からない点は、…(今後の学習方法)…で確かめたいです。
薬学の知識が必要な問いでも、分からない内容を推測だけで断言せず、分かる範囲と確認が必要な点を分けて話す練習が役立ちます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、実際の学習や探究を面接につなげる
受験方式に応じて、化学の基礎、提出物、研究内容の説明を準備しましょう。大学の生成AIの取り扱いにも従い、提出書類は本人が作成し、本人の経験に基づいて話せることが前提です。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格やコンテストへの取り組みを整理し、志望校の方式に合わせた面接練習を支援します。 実績づくりや面接準備について、下のフォームからご相談ください。
横浜薬科大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】
公式情報:2027年度学生募集要項、募集要項・入試日程、入試のポイント。

