神奈川歯科大学の総合型選抜では、小論文と面接に加えて、提出した課題文の内容を口頭で説明する「課題文アピール」があります。歯科医師になりたい理由を、本人の学習や経験から説明する準備が必要です。
質問票・課題文に書く内容と、面接で話す本人の経験が一致しているかを確かめましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型の面接|課題文アピールも準備
小論文・課題文アピール・面接の構成
総合型では、テーマ型の小論文、提出済みの課題文についての口頭説明、面接を実施します。選考表では小論文100点・課題文アピール100点で合計200点とされ、面接に別の配点は記載されていません。面接にも100点が付く、と足して考えないようにしてください。
小論文は10時40分〜11時30分の50分で、400〜600字です。昼休みを挟み、課題文アピール・面接は12時20分からとなります。この開始時刻は、一人あたりの説明や面接の所要時間を示すものではありません。
大学は、提出書類と選考項目を通じて能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価すると案内しています。小論文だけ、話し方だけに偏らず、本人が考えた内容を説明する練習を重ねましょう。
課題文は、目指す歯科医師像を説明
2027年度の所定用紙は、大学のアドミッション・ポリシーを踏まえ、目指す歯科医師像を300〜400字程度で書く形式です。黒のボールペンによる自筆記入が指定されています。
口頭説明では、書いた内容について、そう考えた理由や関連する経験を自分の言葉で説明する練習が役立ちます。提出する文章と当日の小論文は別の課題なので、字数や準備内容を混同しないでください。
公募制推薦の面接と、質問票の準備
公募制推薦は小論文と面接
公募制推薦は、小論文と面接、提出書類による選考です。小論文は総合型と同じく50分・400〜600字で100点、面接は12時20分からです。選考表の合計は100点で、面接の独立した配点は記載されていません。
総合型にある課題文アピールは、公募制推薦の選考表にはありません。公募制推薦の出願書類は、入学志願票、質問票、厳封された調査書、学校長の推薦書等です。
公募制推薦の対象は、日本の高校・中等教育学校を2026年3月に卒業した人、または2027年3月に卒業見込みの人で、学校長の推薦等の所定条件を満たす人です。調査書の評定平均値の条件はありませんが、ほかの出願条件まで不要になるわけではありません。
質問票では、職業の志望理由と大学の志望理由を整理
質問票には、歯科医師を目指す理由、大学を選んだ理由、将来の歯科医師像を本人が書く欄があります。大学を選んだ理由の欄は三つに分かれているため、同じ内容を言い換えて埋めず、本人が公式情報や見学等で確かめた内容を整理しましょう。
歯科医師を目指す理由と、神奈川歯科大学で学びたい理由は、それぞれ具体的に説明することが大切です。 家族や身近な人の職業がきっかけの場合も、本人が何を調べ、どこに関心を持ったかを考えてみてください。
大学の方針・実績・日程を確認
歯学部歯学科で、何を学びたいか
歯学部歯学科は6年制です。大学の方針は、思いやり、歯科医学への関心と基礎学力、新しい課題に取り組む姿勢、歯科医療を通じた健康への貢献等を重視しています。
カリキュラムは、咬合、生命科学・口腔の病態、社会と歯科医療、大学固有の科目等を体系的に学ぶ構成です。関心のある分野があれば、大学の公式情報で授業内容を確認し、なぜ学びたいかを考えましょう。
化学検定・生物検定の学習、科学探究、地域活動等に実際に取り組んだ人は、成果に至る過程も整理してください。これらの資格・活動が、入試で必須または一律加点とされているという意味ではありません。本人が行っていない実験や、医療行為を実績として加えることはできません。
総合型・公募制推薦の出願日程
| 方式 | 出願期間・書類必着 | 試験日 |
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| 総合型2期・公募制推薦1期 | 2026年11月1〜10日 | 2026年11月14日 |
| 総合型3期・公募制推薦2期 | 2026年11月11日〜12月1日 | 2026年12月5日 |
| 総合型4期・公募制推薦3期 | 2026年12月2日〜2027年1月6日 | 2027年1月9日 |
総合型1期の試験は2026年10月18日に実施済みです。試験会場は横須賀市の大学校舎となります。
総合型・公募制推薦はいずれも専願制で、第一志望であることに加え、合格した場合の入学確約が条件です。大学は合格後に入学を辞退できないと明記しています。質問票・課題文は出願する年度の所定様式を使い、提出書類の共通事項とWeb出願の手順も確認してください。
質問例と回答例|経験から歯科医師像を説明
以下は面接練習用の例です。省略箇所には本人の経験を当てはめ、資格や見学経験を作り足さないでください。
質問1|なぜ歯科医師を目指していますか
…(関心を持った実際のきっかけ)…から、歯科医療について調べるようになりました。…(学習や見学等で分かったこと)…を通じて、…(本人が特に関心を持った役割)…に魅力を感じました。患者さんの…(大切にしたいこと)…を考えられる歯科医師を目指したいです。
きっかけを話す際も、本人や家族の病気・治療内容を必要以上に詳しく話す必要はありません。そこから本人が何を考えたかを説明しましょう。
質問2|神奈川歯科大学で学びたい理由は何ですか
…(大学の公式情報や参加した見学等)…で、…(本人が確かめた教育内容)…を知りました。私は…(現在の関心や課題)…があり、その内容を学びたいと考えています。…(これまで取り組んだこと)…を土台に、大学では…(深めたい学習)…に取り組みたいです。
他大学にも当てはまる理由を並べるだけでなく、何を確認して自分に合うと考えたかを振り返りましょう。参加していない見学を、参加した経験として話さないでください。
質問3|課題文に書いた歯科医師像について説明してください
私が課題文に書いたのは、…(本人が書いた歯科医師像)…です。そう考えた背景には、…(実際の経験や学習)…があります。大学の方針にある…(本人が理解した内容)…にも関心を持ちました。その実現に必要な…(知識・技能・態度)…を、入学後に身につけたいです。
総合型の課題文アピールに向けた練習例です。大学の方針にある言葉を繰り返すだけでなく、自分がその内容をどう理解したかも考えてみましょう。
質問4|学習や探究で、どのような努力をしましたか
…(授業や、実際に取り組んだ化学検定・生物検定等の学習)…では、…(難しかった内容)…がありました。…(復習や確かめ方の工夫)…を続け、…(理解できるようになったこと)…につながりました。まだ…(残る課題)…があるため、…(今後の学習)…を進めたいです。
取得級や受賞歴は、実際の記録に合わせてください。資格名だけで意欲を伝えようとせず、本人の学習過程を説明する練習が役立ちます。
質問5|相手の考えを理解するために工夫した経験はありますか
…(実際の共同活動)…で、…(考えや状況の違い)…がありました。私は…(相手に確認したこと)…を踏まえ、…(伝え方や行動を変えたこと)…を試しました。その結果、…(実際に起きた変化)…があり、…(学んだこと)…を今後の学習にも生かしたいです。
医療の現場を経験していなくても、学校等で本人が行った工夫から考えられます。相手の気持ちを一方的に決めつけず、何を聞き、どう対応したかを説明しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、本人の実績を面接の説明につなげる
質問票と課題文を読み返し、本人の経験、大学で学びたいこと、目指す歯科医師像を説明してみましょう。小論文の練習も含め、受験する方式に合わせて準備することが大切です。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格やコンテストへの取り組みを整理し、志望校の選考内容に合わせた面接練習を支援します。 実績づくりや面接準備について、下のフォームからご相談ください。


