相模女子大学の総合型選抜は、方式と学科によって面接の準備が変わります。アピールシート方式には学科ごとの発表・読解等の課題があり、すべてを同じ自己PRの練習だけで済ませることはできません。
本人の学習や活動を説明する準備と、受験する学科・方式の課題への準備を、両方進めましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型の面接|方式ごとの違いを確認
アピール・部活動・調査書方式は個人面接15分程度
アピールシート方式は、提出シートと個人面接で評価します。面接は15分程度で、学科ごとの課題があります。調査書は合否の評価には用いず、出願要件の確認に使われます。
部活動等シート方式も、シートと15分程度の個人面接による選考です。大学のQ&Aでは、部活動・委員会・学校外の活動の内容と得た学びを説明することを勧めており、成績や受賞歴の有無は問わないとしています。
調査書方式は、調査書、学科別テーマの作文、15分程度の個人面接で評価します。調査書の割合は30%、作文は600〜800字です。作文で述べた考えと、面接での説明が一致するかを確かめましょう。
探究シート方式は発表と面接、基礎学力方式は面接なし
探究シート方式は9月のみで、高校等の「総合的な探究の時間」に作成した成果物を提出し、発表10〜15分程度と、質疑応答を含む面接15分程度を行います。2027年度入試のこの方式は、2026年9月に実施済みです。
基礎学力方式は、調査書・基礎学力シート30%と基礎学力試験70%で評価し、面接はありません。これを面接のある方式と混同しないでください。
総合型には一律の評定平均値の基準はありませんが、学歴等の出願資格と方式別条件があります。同じ方式で同一学科を2回受験することはできず、同日に受験できるのも一方式・一学科のみです。
アピールシート方式|10学科の面接課題
発表の時間・持参物は学科ごとに異なる
| 学科 | 面接時課題の概要 |
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| 日本語日本文学科 | 自己アピールの発表3分間。必要な物の持参可 |
| 国際コミュニケーション学科 | 関心や目標等について1分間の発表。日本語・英語いずれも可 |
| 子ども教育学科 | 教育・保育の関心や経験について5分程度の発表。時間内の関連実技も可 |
| メディア情報学科 | 関心のあるメディアの事柄について2分程度の発表 |
| 生活デザイン学科 | 自己アピールできる作品を持参し、3分程度で説明 |
| 社会マネジメント学科 | 当日配付資料の音読と内容についての質疑応答 |
| 人間心理学科 | 当日配付される学科関連の文章を読んで質疑応答 |
| 地域クリエーション学科 | 当日配付資料の音読と内容についての質疑応答 |
| 健康栄養学科 | 授業・探究で関心を持って取り組んだ学びを事前提出し、面接で説明 |
| 管理栄養学科 | 当日配付される栄養の課題文を音読し、課題に回答 |
これらはアピールシート方式の課題です。他方式にも、同じ発表や持参物が必須だと広げないでください。
人間心理学科は、学科に関連するA4サイズ1枚程度の文章を面接前に配付し、読む時間が10分程度与えられます。社会マネジメント学科・地域クリエーション学科は、面接までに資料を下調べすることが可能と案内されています。入室後もスマートフォンを自由に使えるという意味ではありません。
健康栄養学科は出願時の課題提出が必要
健康栄養学科では、授業や探究で特に興味を持った学びを一つ選び、理由と考えながら取り組んだ過程をA4〜A3サイズ・片面1枚にまとめ、出願時に提出します。図表の使用も可能です。当日持参するだけではなく、事前提出が必要な点に注意しましょう。
発表で機材を使う場合は、シートの該当欄に記入し、事前に大学へ相談してください。発表の見栄えだけでなく、本人がどう考え、何を学んだかを質問に応じて説明することが大切です。
公募制推薦の面接と、出願条件・日程
公募制推薦は15分程度の個人面接
学校推薦型選抜の公募制は、調査書30点と当日の面接70点の合計100点で判定します。面接は15分程度の個人面接で、志望動機、入学後に学びたいこと等を準備するよう案内されています。管理栄養学科では栄養科学の基礎知識を問う口頭試問があります。
出身学校長の推薦を受けた2026年3月卒業者または2027年3月卒業見込みの人が対象で、学科別の評定等の条件を満たす必要があります。専願制で、合格した場合は必ず入学することが条件です。
| 学科 | 全体の学習成績の状況の基準 |
| --- | --- |
| 日本語日本文学科・生活デザイン学科 | 3.3以上 |
| 国際コミュニケーション学科 | 3.1以上 |
| 子ども教育学科・人間心理学科・地域クリエーション学科・健康栄養学科 | 3.2以上 |
| 社会マネジメント学科 | 3.0以上 |
| 管理栄養学科 | 3.5以上 |
| メディア情報学科 | 3.1以上、または全体3.0以上かつ国語・芸術・情報のいずれか4.0以上 |
健康栄養学科は生物基礎・化学基礎・科学と人間生活のいずれか、管理栄養学科は生物基礎・化学基礎のいずれかの履修が必要です。化学基礎には所定の専門科目への置き換えもあるため、本人の履修内容を要項で確認してください。
これからの出願日程
公募制推薦は2026年11月1〜6日15時必着、試験11月14日、合格発表12月1日です。オンライン選抜には居住地等の条件があるため、希望する場合は対象と手順を公式案内で確認してください。
総合型の11月面接は2026年10月23〜30日15時必着、面接11月7日。12月面接は11月30日〜12月7日15時必着、面接12月12日です。3月面接は2027年2月15〜25日15時必着、面接3月2日ですが、管理栄養学科は対象外です。
12月には面接のない基礎学力方式もあるため、出願する方式を確かめてください。提出したシートや作文、課題は手元に控えを残し、本人が読み返せる状態にしましょう。
質問例と回答例|学習・作品・活動から志望理由を説明
以下は練習用です。省略箇所は本人の経験で考え、資格や受賞歴、活動内容を作り足さないでください。
質問1|大学と志望学科で、何を学びたいですか
…(本人の実際の経験)…から、…(関心のある問題)…を学びたいと考えました。…(調べたり取り組んだりしたこと)…で、…(さらに知りたいと感じた点)…がありました。貴学の…(志望学科)…で、…(公式情報で確認した学習内容)…を深めたいです。
大学全体の志望理由と、学科を選んだ理由を分けて整理する練習が役立ちます。
質問2|栄養や健康の学習に、どのように取り組みましたか
…(授業や、実際に取り組んだ化学検定・生物検定等の学習)…で、…(関心を持った内容)…を学びました。…(疑問やつまずき)…を確かめるために、…(復習や探究の方法)…を試しました。…(理解できたこと)…と、…(残る課題)…があり、大学でも学び続けたいです。
健康栄養学科の事前課題に触れる場合は、提出物の内容に合わせてください。資格の学習経験を、実際の栄養指導や治療の実績へ置き換えないようにしましょう。
質問3|作品やメディアについて、何を伝えたいですか
…(本人の作品や調べた事柄)…では、…(伝えたい内容や制作の目的)…を考えました。…(実際に工夫した点)…を試し、…(結果や反応)…がありました。一方で…(改善したい点)…があり、…(大学で学びたい知識や表現方法)…を深めたいです。
生活デザイン学科では作品のどこを自分が制作したか、メディア情報学科では関心と調べた内容を具体的に説明してみましょう。
質問4|資料の内容について、どう考えますか
資料では、…(本文の要点)…が示されていると理解しました。私は…(自分の考え)…と考えます。その理由は…(根拠)…です。ただし、…(資料だけでは分からないこと)…については、追加で確かめる必要があると思います。
社会・地域・心理の資料課題を想定した練習例です。資料に書かれた事実と自分の解釈を分け、根拠のない数字を足さないでください。
質問5|部活動や学校外の活動で、自分は何をしましたか
…(実際の活動)…では、私は…(担当したこと)…に取り組みました。…(困ったこと)…に対して、…(自分で考えた工夫や周囲との相談)…を行いました。結果は…(事実)…で、…(学んだこと)…を今後の学習にも生かしたいです。
活動全体の成果と本人の役割を区別しましょう。表彰や大会成績がなくても、継続した取り組みと、そこで考えたことを具体的に振り返れます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、本人の実績を面接・発表につなげる
学習、部活動、制作、探究の経験を整理し、本人が説明できる内容から準備しましょう。科学検定や情報分野の資格・コンテストも、実際に取り組んだ場合に学習過程を振り返る材料となります。一律の必須資格や加点と考える必要はありません。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格やコンテストへの取り組みを整理し、志望学科・方式に合わせた面接練習を支援します。 実績づくりや面接準備について、下のフォームからご相談ください。


