昭和音楽大学の面接では、志望コースへの意欲と、これまでの音楽・舞台等との関わりを説明する準備が必要です。演奏や作品の結果だけでなく、何を考えて練習・制作を続け、大学で何を学びたいかを振り返ってみましょう。

本人の経験と、志望コースで学びたい理由がつながる説明を準備しましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。この記事は音楽学部を対象とし、学校推薦型選抜は公募制を扱います。

総合型選抜の面接|提出書類と、本人の経験を確認

面接の評価には、入学希望理由書・活動報告書も含まれる

音楽学部では、志望コースの入学者選抜課題と、入学希望理由書・活動報告書をもとに、多面的・総合的に評価します。入学希望理由書・活動報告書は、すべての選抜方法で提出が必要です。

要項では、面接に関する配点を「面接90、入学希望理由書・活動報告書10」と区分しています。これは面接の評価枠内の配点であり、「入試全体の90%が面接」という意味ではありません。実技等も含む選抜科目の平均点を用いて判定するため、面接だけの準備で済む試験ではありません。

調査書や、公募推薦の推薦書も面接で活用します。提出した内容を読み返し、本人が行ったこと、考えたこと、これから学びたいことを、自分の言葉で説明してみてください。

共通の回答を覚える前に、コース別の課題を確認

演奏系の主科面接では、主科に関する試問や出願書類の内容を扱います。一方で、音楽療法・舞台スタッフ等にはコース固有の面接があります。実技や発表の時間を、すべてのコースに共通する面接時間と取り違えないよう注意が必要です。

この記事では、公式に確認できない共通の面接時間や担当者数を加えていません。個別の課題や当日の時間割は、大学からの案内を確認してください。

コース別の準備|演奏・制作・舞台・対人援助を区別

演奏や制作では、本人の意図と改善の過程

演奏系では、曲を選んだ理由、表現の意図、練習で改善した点を振り返ってみましょう。作品を提出する場合は、本人の担当、使用した素材、制作・修正の過程を区別して説明する練習が役立ちます。

サウンドプロデュースコースの総合型では、作品のプレゼンテーションと口頭試問による受験方法があります。この方法では、自作品1曲と、制作過程の説明を含む楽曲解説を出願時に提出し、10分以内で作品を発表します。演奏と口頭試問による別の方法もあるため、作品発表が全受験生に共通する課題というわけではありません。

運営系は、コースごとの面接内容を確認

コース公式に示されている面接の内容
アートマネジメント舞台芸術・音楽、日頃の活動や経験等に関する試問
舞台スタッフ鑑賞・出演等の舞台芸術への関わり、学びたいこと等に関する試問
音楽療法対人援助についての本人の考えに関する試問
音楽教養音楽との関わり、音楽体験に関する試問

いずれも出願書類に関する内容を含み、コースへの意欲や関心を重視するとしています。表は面接部分の説明です。小論文や実技等、別に必要な科目を省略できるという意味ではありません。

音楽療法コースの総合型には、小論文と音楽実技の組み合わせのほか、面接中に行う5分間の自己アピールと音楽実技の組み合わせがあります。公募推薦まで同じ自己アピール方式を選べるわけではありません。音楽療法を「音楽で誰でも治せる」といった説明にせず、対人援助について本人が考えてきたことを振り返りましょう。

新設学部の案内は、音楽学部と分けて確認

芸術工学部(仮称)の案内は、音楽学部の要項とは別です。公式特設ページでは、認可申請中で内容が変更される可能性があると案内されています。音楽学部の科目・配点を、そのまま新学部の条件として当てはめないでください。

公募推薦・日程・受験方法|書類の必着日も確認

公募推薦は、学校長の推薦と専願の条件

学校推薦型選抜(公募)は、出身高等学校長の推薦が得られ、音楽の学習に意欲があり、大学を専願とする人等を対象としています。既卒者も出願でき、評定平均値や成績概評の基準は特に定めていません。合格者は原則として入学辞退ができない条件です。

学歴等の出願資格も確認してください。同日程の特待生選抜との同時出願は可能ですが、特待生選抜は学費免除の対象としての合否を選考する制度です。公募推薦との違いを確認して準備する必要があります。

これからの総合型・公募推薦の日程

方式Web出願期間書類郵送の必着日試験日
学校推薦型選抜(公募)2026年11月1日〜11月6日2026年11月7日2026年11月17・18日
総合型第3回2026年11月27日〜12月2日2026年12月3日2026年12月19日
総合型第4回2027年2月5日〜2月9日2027年2月10日2027年2月20日
総合型第5回2027年2月22日〜2月27日2027年2月28日2027年3月5日

Web出願は締切日の23時59分までで、郵送書類は必着です。公募推薦の受験日はコース別の日程表を確認してください。Webで登録しただけで、出願が完了したとは考えないようにしましょう。

総合型では、試験で「再受験」と判定された場合に、2回を上限として再受験できます。5回ある試験日すべてを、誰でも自由に受け直せるという意味ではありません。

オンライン受験と実力診断の免除

総合型は対面式とオンライン式から選択できます。ただし、オンライン式には別の案内があるため、課題・提出方法・接続等を対面式の条件だけで判断しないでください。

8月の実力診断で基準に達した一部の科目は、総合型で免除されます。認定科目の免除であり、面接や入試全体の免除、合格の確約ではありません。

英語の外部検定の結果を持っている人には、スコア提出の案内もあります。音楽の活動や資格の学習等は、本人が取り組んだ範囲で説明しましょう。資格やコンクール受賞が、全コース共通の必須条件という意味ではありません。

確認には、大学公式の総合型選抜案内と、2027年度入学者選抜要項を使用しています。

質問例と回答例|練習・制作・活動の経験から説明

以下は面接練習用です。省略箇所には本人の経験を当てはめてください。回答を暗記するより、質問に応じて経験を振り返り、自分の考えを説明する練習に使いましょう。

質問1|なぜ、このコースで学びたいですか

…(本人の演奏・制作・鑑賞等の経験)…を通して、…(関心を持ったこと)…をさらに学びたいと考えました。…(実際に試したこと)…では、…(現在の課題)…があります。貴学の…(志望コース)…で、…(確認した教育内容)…を学びたいです。

好きな作品や演奏家を挙げる場合も、そのどこに関心を持ち、本人がどう取り組んだかを話してみましょう。

質問2|練習や制作で、どのように工夫しましたか

…(実際の曲・作品・活動)…では、…(うまくいかなかった点)…がありました。…(録音の比較や練習・制作方法の工夫)…を試した結果、…(確認できた変化)…がありました。まだ…(残る課題)…があるため、大学でも学び続けたいです。

技術の高さを大きく見せるより、何を比べて、どの点を改善したかを具体的に説明する練習が役立ちます。

質問3|作品について、本人の意図と担当を説明してください

…(本人が制作した作品)…では、…(表現したかったこと)…を考えました。私は…(本人の担当や制作範囲)…を担当し、…(実際の工夫)…に取り組みました。…(参考にしたものや既存素材)…と、自分で作った部分を分けて説明できます。今後は…(改善したい点)…を学びたいです。

共同制作や編曲の場合は、他の人の担当・原曲・使用素材を、自分の制作実績として話さないことが大切です。

質問4|音楽や舞台を、他の人とどう共有してきましたか

…(実際の合奏・公演・学校活動等)…では、…(周囲との考え方の違いや課題)…がありました。私は…(相手の考えを聞いたり、確認したりしたこと)…を通して、…(調整した内容)…に取り組みました。その経験から、…(学んだこと)…があります。

大きな舞台や受賞経験がなくても、本人が関わった活動の中で、何を考えたかを振り返れます。

質問5|大学では、どのような課題に取り組みたいですか

…(これまでの経験)…を通して、…(知識や技術、考え方の課題)…に気付きました。大学では…(確認した授業や活動)…に取り組み、…(深めたいこと)…を学びたいです。将来は…(現時点で考える方向)…につなげたいと考えています。

音楽療法では、対人援助への関心と、学ぶ必要があると考えた理由も振り返ってみてください。経験していない支援活動や、未確認の効果を実績として加える必要はありません。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

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  4. 合格第一志望
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スキルパスで、本人の経験を志望理由と面接につなげる

入学希望理由書・活動報告書、練習記録、制作物等を読み返し、本人がしたこと、学んだこと、大学で深めたいことを整理しましょう。専門実技や音楽の基礎科目も、志望コースの課題に沿った準備が必要です。

昭和音楽大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】スキルパスの理系特化推薦対策

スキルパスでは、本人の学習や活動を整理し、経験と志望理由を結びつけて説明する面接練習を支援します。 出願準備や面接での伝え方について、下のフォームからご相談ください。

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