東京成徳大学の総合型選抜と公募推薦は、いずれも小論文・面接・書類審査を組み合わせて評価します。ただし、学科や方式によって配点が異なるため、同じ準備で十分とは限りません。
志望理由・活動報告書に書いた経験を、自分の行動と考えに分けて説明できるよう練習しましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型選抜の面接と学科別配点
12月入試は小論文・面接・書類審査
2027年度の総合型選抜は、国際学部、応用心理学部の臨床心理学科と健康・スポーツ心理学科、子ども学部、経営学部で実施されます。これから受験を検討する12月入試の配点は次のとおりです。各学科とも合計100点です。
| 学部・学科 | 小論文 | 面接 | 書類審査 |
|---|---|---|---|
| 国際・国際 | 60点 | 30点 | 10点 |
| 応用心理・臨床心理 | 40点 | 30点 | 30点 |
| 応用心理・健康・スポーツ心理 | 50点 | 25点 | 25点 |
| 子ども・子ども | 60点 | 30点 | 10点 |
| 経営・経営 | 40点 | 40点 | 20点 |
例えば経営学科は、面接にも小論文と同じ40点を配分しています。活動の成果だけでなく、なぜその方法を選び、結果をどう受け止めたかまで振り返ることが大切です。
小論文は読解や計算の準備も必要
小論文の試験時間は60分です。学部・学科ごとの問題文を読み、2〜3問程度の設問に答えます。漢字問題や計算を必要とする問題等を含む場合もあるため、自由に意見を書く練習だけで準備を終えないようにしてください。
9月入試は2段階選抜で、1次選考の合格者にレポート課題等の提出を求める方式でした。10月・12月入試とは構成が異なります。募集要項のレポート例を、12月入試で全員に課される事前課題と混同しないよう注意が必要です。
志望理由・活動報告書と面接のつなげ方
学科ごとの所定様式を使用
総合型選抜の書類審査の対象は、調査書と志望理由・活動報告書です。報告書は学科ごとに様式が異なり、本人が自筆で作成します。黒または青のペン・ボールペンを使用し、消えるボールペンは使えません。
活動を振り返るときは、きっかけ、本人が取り組んだこと、分かったこと、残った疑問を整理してみましょう。共同活動の場合は、自分の担当と仲間の担当を区別して説明してください。
学科の学びに合った問いを考える
国際学科は、多様な社会・文化や国際関係、実践的な外国語運用能力等への関心を示しています。交流や語学の経験から、どのような疑問を持ったかを振り返ってみてください。
臨床心理学科では心の理解や支援、健康・スポーツ心理学科では心身の健康や他者への援助との関わりを考えられます。同じ部活動の経験でも、競技成績だけでなく、どのような場面で心理学を学ぶ必要を感じたかが重要です。
子ども学科では子どもや子育て、子ども文化への関心を、経営学科では企業や組織の活動への関心を、本人の経験や調べた内容と結び付けて整理しましょう。これは記事で提案する練習方法で、公式の質問内容を示すものではありません。
公募推薦の配点・出願条件と今後の日程
公募推薦は総合型と配点が異なる
公募推薦も、小論文60分・面接・書類審査を実施します。書類審査には調査書、志望理由・活動報告書、推薦書を使用し、配点は次のようになります。各学科とも合計100点です。
| 学部・学科 | 小論文 | 面接 | 書類審査 |
|---|---|---|---|
| 国際・国際 | 60点 | 20点 | 20点 |
| 応用心理・臨床心理 | 30点 | 30点 | 40点 |
| 応用心理・健康・スポーツ心理 | 40点 | 30点 | 30点 |
| 子ども・子ども | 60点 | 20点 | 20点 |
| 経営・経営 | 20点 | 40点 | 40点 |
出願資格は、2025年3月以降に高等学校または中等教育学校を卒業した者、もしくは2027年3月卒業見込みの者で、在学中の成績・人物ともに優れ、出身学校長が推薦する者です。評定等の基準は設けていません。
総合型選抜は専願で、合格した場合は入学し、辞退できない方式です。一方、公募推薦は他大学との併願と入学手続後の辞退が可能とされています。学校長の推薦が必要な公募と、総合型の条件を混同しないよう確認してください。
今後の出願・試験日程
| 方式 | 出願期間・最終日必着 | 試験日 | 合格発表 | 入学手続締切 |
|---|---|---|---|---|
| 公募推薦1期 | 2026年11月1日〜7日 | 11月15日 | 12月1日 | 12月14日 |
| 公募推薦2期 | 2026年11月20日〜12月7日 | 12月13日 | 12月18日 | 2027年1月5日 |
| 総合型12月 | 2026年11月20日〜12月7日 | 12月13日 | 12月18日 | 2027年1月5日 |
Web出願登録は、公募1期が10月25日、総合型12月・公募2期が11月13日から可能です。登録と検定料の支払いに加え、必要書類の提出も必要となります。郵送は簡易書留・速達で、出願期間内必着です。公募1期のみ11月7日の9時〜13時に入試広報課で窓口受付があります。
方式別の配点と書類の内容を確認し、小論文の読解・記述と、本人の経験を説明する練習を並行して進めましょう。 詳細は公式の募集要項・各種様式と2027年度学生募集要項で確認できます。
学科別の質問例と回答の組み立て方
次の例は、本人の経験を振り返るための練習用です。省略部分には事実を当てはめ、取得していない資格や参加していない活動を実績として話さないでください。
質問1|国際学科で何を学びたいですか
…(本人の交流・語学学習等の経験)…を通して、…(文化や社会についての疑問)…を持ちました。…(実際に読んだ資料や比較したこと)…から、…(気付いたこと)…があります。貴学で…(公式情報で確認した学び)…を学び、自分の理解を深めたいです。
語学資格の学習経験がある人は、スコアだけでなく、実際のやり取りで理解できたことや難しかったことも振り返ってみましょう。
質問2|臨床心理学科を志望する理由を教えてください
…(本人の経験や読書)…から、人の心をどのように理解するかに関心を持ちました。…(調べた内容)…を通して、自分の印象だけでは判断できないと感じました。大学では…(心理学の学びたい内容)…を学び、根拠をもとに考えられるようになりたいです。
統計検定等の学習に取り組んだ人は、データをどう読んだかを説明する例にもできます。資格はこの回答の必須条件ではありません。他者の病歴等を詳しく明かしたり、自分の判断で診断したりする説明は避けましょう。
質問3|健康・スポーツ心理に関心を持った経験はありますか
…(本人の運動・部活動等の経験)…で、…(気持ちや行動の変化についての疑問)…がありました。私は…(実際に続けた記録や調査)…に取り組み、…(分かったこと)…を学びました。ただし…(確かめられていない点)…もあり、大学で心身の健康について学びたいです。
大会への出場経験や生物検定等の学習経験を使う場合も、それだけで効果を証明したことにはなりません。実際に観察したことと、まだ確かめていない推測を分けて説明してください。
質問4|子どもに関する活動から、何を学びましたか
…(本人が参加した活動や調べたこと)…で、…(子どもの姿について気付いたこと)…がありました。私は…(本人の役割と工夫)…に取り組みました。その経験から…(学びたい問い)…に関心を持ち、貴学で子どもの保育・教育について学びたいです。
活動経験がない場合、架空の体験を足す必要はありません。読書や授業等で考えたことを振り返り、子どもの立場をどう理解しようとしたかを説明してみましょう。
質問5|経営学を学ぶ必要を感じたのはなぜですか
…(本人が関わった学校行事や調査等)…で、…(組織や販売についての疑問)…を持ちました。…(本人が行った集計・比較・提案)…によって、…(分かったこと)…があります。経験だけでは説明できない点を、大学で経営学の基礎から学びたいです。
簿記やITパスポート等を学んだ人は、知識を活動や調査でどのように使ったかを振り返ってみてください。ここで挙げた資格は任意の経験例で、大学が必須資格や加点対象として示したという意味ではありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、書類と面接の準備を進める
まずは志望理由・活動報告書を読み返し、経験の事実と、その経験を通して考えたことを区別してみましょう。答えを一語一句暗記するだけでなく、理由や方法を尋ねられたときにも説明する練習が役立ちます。
スキルパスでは、本人の活動や学習の過程を整理し、志望学科の学びにつながる説明と面接練習を支援します。 出願準備について、下のフォームからご相談ください。


