東京女子体育大学の総合型選抜では、面接の冒頭に約5分の口頭プレゼンテーションがあります。競技成績を紹介するだけでなく、高校時代に何に取り組み、それを大学でどう学びたいのかを説明する準備が必要です。
東京女子体育大学の面接対策は、約5分の自己アピールと、その内容について質問されたときの説明を一緒に準備することが基本です。この記事は2027年度の体育学部体育学科の総合型選抜を扱います。質問・回答例は独自の架空練習で、公式過去問や合格者の回答、出題予告ではありません。
総合型の面接は発表を含め約20分
| 確認項目 | 2027年度の主な内容 |
|---|---|
| 形式と時間 | 受験者1人に面接員2人。プレゼンテーションを含め約20分 |
| 冒頭の発表 | 約5分の口頭発表。志望動機や高校時代の取り組みに関する自己アピール |
| 対面で行う月 | 9月・11月・1月・3月 |
| オンラインで行う月 | 10月・12月 |
| 選考資料 | 出願書類、プレゼンテーションシート(エントリーシート)、面接等 |
約20分の面接とは別に、5分の発表が追加されるわけではありません。発表を含む時間です。用意した原稿を読み上げる練習だけでなく、質問を聞いて必要な事実を補う練習も行いましょう。
総合型の「一般」は、一般選抜という別の入試の名称とは区別してください。また、スポーツの「アスリート」「探究」は、事前の出願資格確認や許可等の条件があります。発表で探究活動に触れることと、「探究」の受験区分に出願することは同じではありません。
一般区分では、競技だけでなく、ダンス、地域のスポーツ活動、ボランティア、体育・スポーツのデータ分析や情報活用等への関心も案内されています。自分が実際に取り組んだ内容から、大学で学びたい理由を考えることが大切です。この記事では、条件の異なる特別の各区分を個別には解説していません。
5分の発表で伝えたい取り組みと志望理由
発表の練習では、最も伝えたい活動を絞り、取り組んだ理由、本人の工夫、分かったこと、大学で学びたいことの順に整理する方法が考えられます。これは独自の練習方法で、大学が指定した発表の順番ではありません。
大会の結果がある場合は、競技・種目、時期、記録、チーム内での役割を正確に確認しましょう。個人の記録と団体の成績、選手としての経験と補助・運営の経験を分けることで、本人が何を行ったかを説明しやすくなります。
データ分析の活動なら、記録した項目、比較した条件、集計の方法を振り返ってください。統計検定の学習を、練習記録の集計やばらつきの理解に使った実績が本人にあれば、その内容も説明の材料になります。資格名だけを挙げても、分析を行った証拠にはなりません。
競技やダンスの動きと、生物・物理などの学習が結び付いた経験も考えられます。ただし、生物検定・物理検定等を取得したと話すなら、級や時期も本人の事実どおりに伝えてください。これらは独自の学習例で、大学が指定した必須資格や加点対象の紹介ではありません。
競技成績だけで終わらず、自分で考えて取り組んだ過程と、大学で学びたい内容とのつながりを伝えましょう。身体の状態や技術について、確認できていない効果を断定しないことも大切です。
対面とオンライン、それぞれの準備
対面の練習では、相手に聞こえる声と話す速さを確かめ、発表の途中で言葉に詰まっても、要点に戻って話せるようにしましょう。発表に使う道具や追加資料を独断で用意せず、当日の扱いは公式案内で確認してください。募集要項が示すのは口頭での自己アピールです。
オンラインはZoomで行います。第三者の出入りがなく、通信に支障のない静かな場所や、カメラ・音声通信が可能な機器等を用意します。通信トラブルに備えた代替の連絡手段も確認してください。
大学が行う事前接続テストは必須です。面接を予定している場所で実施し、日程等は受験票に同封される案内で確認します。接続テストの所要時間と、本番の面接時間は別のものです。
自主練習では、声が途切れないか、顔や上半身が見えるか、画面越しでも説明が伝わるかを確認する方法が役立ちます。録画する場合は本人の練習だけにとどめ、本番の録画が認められていると考えないでください。
発表と面接で練習したい質問・回答例
以下の省略箇所には、本人の実際の活動を入れてください。架空の大会成績や、行っていない調査を加えるための例ではありません。
質問1|高校時代の取り組みと志望理由を説明してください
私は…(実際に取り組んだ競技・活動)…に取り組んできました。特に…(本人が工夫したこと)…を通じて、…(関心を深めた内容)…に疑問を持ちました。貴学で…(公式情報で確認した学び)…を学び、…(自分が深めたい課題)…を考えていきたいです。
約5分の発表を組み立てるための導入例です。この短い回答だけで5分の発表が完成するわけではなく、活動の具体例や考えた過程を補って練習してください。
質問2|記録や技術を改善するため、どんな工夫をしましたか
…(実際に困っていたこと)…に対し、…(本人が試した方法)…を行いました。…(残っている記録や確認方法)…から、…(実際に分かったこと)…を確認しました。ただし、…(比較できていない条件)…もあるため、方法の効果を断定することはできません。
競技・ダンス等の独自練習です。結果が向上しなかった経験でも、本人がどう考え、試したかを正確に説明できます。
質問3|チームの中で、どんな役割を果たしましたか
私は…(実際の役割)…を担当しました。…(意見が分かれた場面や課題)…では、…(本人が行った働きかけ)…を行い、…(確認できた変化)…がありました。すべてを自分で解決したのではなく、…(ほかの人の協力)…も重要だったと考えています。
選手・補助・運営など、本人の立場に合わせた独自練習です。チーム全体の成果を、自分だけの成果として話さないようにしましょう。
質問4|体育・スポーツをデータから考えた経験はありますか
…(実際に記録した項目)…を集め、…(本人が行った集計や比較)…を行いました。…(実際の結果)…という傾向が見られましたが、…(人数や測定条件の限界)…が残りました。大学では…(関係する学び)…を通じて、より適切な調べ方を学びたいです。
データ活用に取り組んだ人のための独自練習です。経験がなければ、行ったこととして話す必要はありません。
質問5|大学での学びを、どのような活動につなげたいですか
…(本人が関心を持った対象や課題)…について、現在は…(学習・活動の状況)…です。大学では…(公式情報で確認した学習内容)…を学び、…(今後考えてみたい活動)…につなげたいと考えています。まずは…(自分に必要だと考える基礎)…を身に付けたいです。
将来像を説明する独自練習です。希望と、すでに身に付けた技能や取得した資格を区別してください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
出願日程とスキルパスの面接準備
2027年度総合型の11月選考は、2026年11月1日〜10日出願、11月20日対面試験です。12月選考は、11月24日〜12月3日出願、12月12日オンライン試験です。
1月選考は2027年1月7日〜14日出願、1月23日対面試験、3月選考は2月18日〜3月1日出願、3月9日対面試験です。9月・10月の選考は実施済みです。対象となる受験区分も、希望する月の募集案内で確認してください。
出願はWeb登録だけで完了しません。検定料の支払いと書類郵送も必要で、書類は各締切日必着です。オンライン選考を選ぶ場合も、事前接続テストを含む案内を忘れずに確認しましょう。
公式資料:2027年度総合型選抜、2027年度入学試験案内、入試日程、オンライン面接。出願資格や必要書類は公式案内で確認してください。
スキルパスでは、本人の活動や学習を整理し、志望理由書、口頭発表、面接の質疑応答で具体的に伝える準備を支援します。志望する方式に合った対策は、下のフォームからご相談ください。


