名古屋葵大学の面接対策では、総合型選抜、育成型選抜、自己推薦型選抜を区別しましょう。いずれもグループ面接が案内されていますが、志望理由書の有無、事前講座、筆記試験の内容が異なります。
面接の準備は、志望する学科・コースで学ぶ理由を、自分の経験に沿って説明することから始まります。グループ面接では、質問を聞いて要点から答える練習も大切です。
以下の質問・回答は独自の架空練習例です。公式過去問、合格者の回答、出題予告ではありません。本人が実際に経験したことに置き換えてください。
名古屋葵大学は三つの選抜の面接と書類を区別
2027年度の入試案内では、次のような違いがあります。総合型の「専願自己推薦」と、別制度の「自己推薦型選抜」を混同しないようにしましょう。
| 選抜 | 面接に向けた確認事項 |
|---|---|
| 総合型Ⅰ期・Ⅱ期 | 志望理由書、調査書、筆記、15分程度のグループ面接で評価 |
| 育成型 | 所定の公開講座を経て修了証を取得。調査書と15分程度のグループ面接 |
| 自己推薦型 | 志望理由書の提出は不要。調査書、60分の学力試験、15分程度のグループ面接 |
総合型の配点は、志望理由書50点、学力試験または課題作文60点、面接30点、調査書20点です。面接だけで合否が決まる試験ではありません。
育成型は、公開講座の基礎・専門を受講して「育成プログラム修了証」を得た人が対象です。看護学科では実施しません。受講した学科・コースと、出願先が一致していることも必要です。
自己推薦型は学校長の推薦書が不要で、志望理由書の提出もありません。ただし、提出がないことと、志望理由を考えなくてよいことは別です。なぜ学びたいのかを自分の言葉で整理しておきましょう。
総合型は学科とⅠ期・Ⅱ期で筆記の準備も変わる
総合型Ⅰ期の健康栄養学科と理学療法学科は、所定の学力試験か課題作文を選択します。看護学科のⅠ期は学力試験のみで、課題作文は選べません。生活環境学科・児童教育学科も、所定の国語・英語の学力試験か課題作文で選考されます。
総合型Ⅱ期は、全学科で課題作文です。Ⅰ期と同じ科目をそのまま選べるとは限りません。学科の特色を踏まえ、読んだことや考えたことを文章にする練習も進めましょう。
健康科学部では、健康栄養学科の管理栄養士コースとフードサイエンスコース、看護学科で学ぶ内容が異なります。栄養、食品、看護のどこに関心があるのか、実際の授業や体験に沿って説明する練習が考えられます。
医療科学部の理学療法学科では、理学療法を学びたい理由と、人の生活や身体の働きへの関心を整理しましょう。生活環境学科では暮らしの課題、児童教育学科では子どもの育ちや学びへの関心など、志望する分野に合わせて考えられます。
志望理由は、将来の職業名だけでは伝わりません。本人が見たこと・調べたこと・試したことから、大学で深めたい課題がどう生まれたのかを説明しましょう。
自己推薦型の学力試験は、全学科で所定の国語・英語・数学・化学基礎・生物基礎から1科目を当日に選ぶ60分の記述式試験です。総合型Ⅱ期の課題作文とは異なるため、方式を確認して準備してください。
グループ面接では要点と聞く姿勢を大切に
大学が案内する「15分程度」は、グループ面接の時間です。一人が15分間話し続ける前提で準備しないようにしましょう。公開案内にない受験生や面接官の人数、質問の順番を決め付けることもできません。
練習では、まず質問に答え、その理由と具体例を補う順番が役立ちます。自分の番以外も質問や他の人の発言を聞き、発言を遮らず、必要な内容を自分の言葉で伝える姿勢が大切です。
資格等の優遇措置は、総合型の学科によって異なります。健康栄養学科と看護学科には資格等の優遇措置がありません。生物・化学などの学習を説明する場合も、資格による加点があるかのように話さないでください。
理学療法学科は所定の活動実績や英語・漢字・数学などの資格、生活環境学科はITパスポート・基本情報技術者・簿記・色彩などの所定資格、児童教育学科は英語・漢字・数学・音楽などの所定資格が対象です。総得点への10点加算には、対象級や証明資料などの条件があります。
活動や検定の結果は本人の事実だけを伝えましょう。医療・保育に関する経験も、見学やボランティアと専門職の業務を混同せず、患者や子どもが特定できる情報は伏せて説明してください。
名古屋葵大学の面接に備える質問例と回答の組み立て方
質問例1:なぜこの学科・コースで学びたいのですか
…(実際に関心を持ったきっかけ)…から、…(本人が調べたり試したりしたこと)…に取り組みました。…(気付いたこと)…がある一方、…(残った疑問)…もあります。貴学の…(確認した学科・コースの学び)…を通じて、…(深めたいこと)…を学びたいです。
健康栄養学科のコース名なども正確に確認しましょう。学科の教育内容を調べ、自分の関心とつながる部分を説明する練習です。
質問例2:生物や化学の学習から、どのような疑問を持ちましたか
…(実際に学んだ生物・化学の内容)…を通じて、…(関心を持った現象)…に興味を持ちました。…(授業や探究で確認したこと)…を調べましたが、…(まだ説明できないこと)…が残っています。大学では、基礎を確かめながら…(志望分野の学び)…を深めたいです。
生物・化学の検定学習などを挙げる場合も、取り組んだ内容と取得状況を正確に伝えてください。これは独自の練習例であり、資格優遇の対象を追加するものではありません。
質問例3:暮らしや子どもに関する課題を、どう調べましたか
…(本人が関心を持った課題)…について、…(実際に確認した資料や観察)…から調べました。…(当初の考え)…に対して、…(新たに分かった点)…がありました。今後は…(さらに確かめたいこと)…を学びたいと考えています。
生活環境・児童教育など、志望分野に合わせて考えられます。自分の観察と、資料に書かれたことや推測を区別しましょう。
質問例4:他の人と関わる中で、工夫したことはありますか
…(実際の共同活動)…で、私は…(担当したこと)…を受け持ちました。…(意見が異なった点や困ったこと)…に対して、…(相手の考えを確かめた方法)…を試しました。…(自分が変えた行動)…を通じて、…(学んだこと)…に気付きました。
相手を助けた話だけでなく、相手の意見から自分が学んだことも整理しましょう。団体の成果と自分の担当を分けて伝える練習が役立ちます。
質問例5:公開講座や体験を通じて、考えが変わった点はありますか
…(実際に参加した講座や体験)…の前は、…(当初の考え)…を持っていました。…(授業や課題で取り組んだこと)…を通じて、…(気付いた点)…がありました。提出したレポートでは…(自分が考えたこと)…を整理し、さらに…(学びたい内容)…に関心が深まりました。
育成型を想定した独自の練習例です。参加していない講座を受けたことにせず、実際のレポート内容と説明を一致させましょう。以上の例は、実際の出題や合格を保証するものではありません。
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総合型Ⅱ期と自己推薦型の日程を確認
総合型Ⅱ期の郵送出願は、2026年11月16日から11月26日までの消印有効です。窓口は11月27日まで、平日9時から17時まで受け付けます。試験は12月5日、合格発表は12月11日です。
自己推薦型は、2026年10月19日から10月27日までの郵送出願で、締切日消印有効です。窓口受付は10月28日まで、平日9時から17時まで、試験は11月7日です。志望理由書や学校長の推薦書が必要な別方式と混同しないようにしてください。
総合型Ⅰ期と育成型の試験は、2026年10月17日に終了しています。育成型は所定の講座と修了証が前提であり、面接だけを今から申し込む制度ではありません。
出願条件、選べる科目、資格等優遇、受験できる他方式の条件まで、大学の最新案内で確認しましょう。旧年度の募集要項ではなく、令和9年度の案内を使うことが大切です。
公式資料:2027年度の入試方法、総合型選抜の公式Q&A、出願方法、入試カレンダー。詳細な募集要項と変更情報も確認してください。
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