一関第一高校は、中高一貫教育の中で、高志探究や振り返りを通じて研究を深めているSSHの高校です。2026年度入試の後期日程までの資料では、東北大学15人、岩手大学14人などの合格が公表されています。高校の大学実績と、探究を進路につなげる準備を確認してみましょう。
2026年度入試は東北大学15人・岩手大学14人。高志探究では、研究の方法と振り返りを志望理由に結び付けることが大切です。
岩手県立一関第一高等学校の大学合格実績
対象は2026年度入試・後期日程までの高校の大学合格状況(現役・過卒を区別)です。
| 大学 | 合格者数 | うち現役 |
|---|---|---|
| 東北大学 | 15人 | 14人 |
| 岩手大学 | 14人 | 13人 |
| 北海道大学 | 1人 | 1人 |
| 北見工業大学 | 1人 | 1人 |
出典:岩手県立一関第一高等学校・令和8年度入試・合格状況(後期日程まで)。
表の現浪計と現役生R8の列を使っています。過去年度の現役人数や受験者数とは別の数字です。附属中学校の進学人数ではなく、高校の大学入試の合格者数です。
東北大学や岩手大学に加え、北海道の大学への合格例もあります。中高での探究の継続を説明する場合も、長く続けたことだけでなく、問いや方法がどう発展したかに注目したいところです。
学校の大学実績と、これから出願する方式の条件は分けて確認しましょう。 合格・進学した大学の一覧だけでは、利用した選抜方式やSSH活動との関係までは分かりません。
岩手県立一関第一高等学校のSSHの探究・課題研究で取り組めること
以下は、2025年度SSH研究開発実施報告書(2026年3月発行)に掲載された高校の活動をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 高志探究I | 高校1年生全員 | 学校設定科目として探究に取り組み、OPPシートを使った振り返りも導入されています。 |
| 高志探究IIA・IIB | 高校2年生・普通科と理数科 | 2025年9月の中間発表、2026年2月の全校発表と振り返りが報告されています。 |
| 高志探究IIIB英語発表会 | 2025年7月・高校3・2年生理数科 | 英語発表と外部人材からの助言を取り入れた活動が報告されています。 |
出典:岩手県立一関第一高等学校・附属中学校・2025年度SSH研究開発実施報告書・2026年3月。
探究の発表と振り返りを組み合わせている点が特徴です。初期の問い、発表で受けた質問、その後の修正を比べると、自分の学びの変化を説明できます。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
研究の中間発表と最終発表を見比べ、仮説、調査対象、実験条件をどこで変えたかを整理してみてください。修正の理由を説明できることが、研究を自分で考えて進めた根拠になります。
英語発表や外部からの助言を使う場合は、発表した事実に加え、理解してもらうために工夫した説明や、質問から気付いた限界まで残しておきましょう。その経験から大学で学びたい方法へつなげてください。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
情報・統計
今後の活動例として、情報オリンピックへの挑戦や統計検定の学習を研究の分析に結び付ける方法があります。予選Bランクなどの実績があれば、解けた課題や工夫と併せて説明したいところです。
物理・化学・生物
物理検定、化学検定、生物検定などから研究分野に合う学習を選び、実験や考察に生かす方法が考えられます。資格は今後の準備例であり、同校の取得実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
岩手県立一関第一高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
SSHの研究経験は、推薦入試でどう説明すればよいですか?
研究テーマだけでなく、問いを選んだ理由、実験や調査の方法、自分の担当、結果を受けて考え直した点を説明してください。その経験から大学で確かめたいことへつなげると、志望理由に具体性が生まれます。
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