高校の授業で興味を持ったことを、大学の講義で深めたい。専修大学附属高校には、在学中に専修大学の授業を受ける科目等履修・高大連携聴講の制度があります。大学で学んだ知識を、自分の調査や分析へつなげることが、推薦・総合型選抜で伝える実績になります。
附属高校の生徒が大学生と学ぶ制度
「科目等履修生」は高校3年生の希望者、「高大連携聴講生」は高校2・3年生の希望者が対象です。専修大学附属高校の2027学校案内には、2026年度の科目等履修生が3年生6人、聴講生が2年生6人と掲載されています。
受講例には宇宙地球科学、簿記論、財務会計論、倫理学などがあり、聴講では学習心理学、ビジネスプランニング、情報メディアの活用なども挙げられています。全員がこれらすべての科目を学ぶという意味ではありません。
これは同校の制度です。他の附属校や、全国の高校生が同じ条件で申し込める募集としては紹介していません。利用したい場合は、在籍校の案内で対象と手続きを確認してください。
出典:専修大学附属高校・2027学校案内4ページ(2026受講実績)
科目等履修と聴講、単位の扱いを分ける
学校案内では、進学を希望する分野の講義を1年間じっくり学べる制度と説明されています。大学生と同じ授業で、課題に向き合い、大学での学び方を知る機会です。
科目等履修生として大学生と同じ試験に合格すると、学科によっては進学後の単位として認められます。聴講への参加だけで単位が認められる制度とは区別しましょう。履修・認定の条件は、学校と大学の案内で確認する必要があります。
授業では、理解できたことだけでなく、難しかった説明や、質問して考え直した点も残すと、その後の学習につながります。
資格の知識を、授業後の探究に使う
例えば、宇宙や地球について学んだなら、公開された観測データを調べ、数値が何を意味するかを確かめる活動が考えられます。情報メディアへの関心から、情報の集まり方や示し方を比較する調査へ発展させる方法もあります。
統計検定で集計やばらつきを学び、Pythonでデータを図表にすると、授業の知識と分析を結びつけられます。ITパスポートで情報の管理やシステムを学ぶこと、簿記の学習で会計科目の理解を深めることも一案です。これらは本人が取り組む学習の例です。
大学の説明、提出したレポート、自分が追加で確かめたことを分けて整理することが大切です。使った資料やコードの出典を残し、本人がどこを考え、何を変更したかを説明できるようにしましょう。
理数・情報への関心を深める大学3校の例
| 大学・方式 | 成果の生かし方と主な条件 |
|---|---|
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類/総合型選抜 | 情報技術の探究を活動実績報告書へ。2027年3月卒業見込み等と入学確約が必要 |
| 東京電機大学・理工学部/総合型選抜 | 研究や分析を活動報告書等と発表で説明。高校卒業ルートは数学・外国語各3.3以上など、併願可 |
| 金沢工業大学・情報理工学部等/総合型選抜課外活動型 | 学習による成長をエントリーシートへ。2027年3月高校・中等教育学校卒業見込みが対象、併願可 |
電気通信大学の2027年度要項7ページには「他大学でのスクーリング・セミナー参加」とあります。情報分野へ探究が深まった場合、履修内容と本人の分析、授業後に生まれた疑問を活動実績へ整理する方法が考えられます。Ⅱ類では活動実績報告書や3分間のPR動画などを提出し、書類選考後に発表と面接・口頭試問があります。
東京電機大学理工学部は、一次の課題・活動報告書等と、二次のプレゼンテーション・面接で評価します。高校卒業による出願は数学・外国語各3.3以上が必要です。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C、英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修条件があり、理数科や工業・総合・情報等の学科は別の科目条件を確認してください。
金沢工業大学の課外活動型は、調査書、エントリーシートと15分間の面談で総合評価します。夢中になった活動、学習による成長、志望学科で学びたい内容を具体的に示す準備が考えられます。
2027年度要項は準備の比較例です。資格や受講に一律加点が付くという説明ではありません。高校2年生の活動は主に翌年度以降の受験へつながります。本人の受験年度と提出期限を確認し、出願後の成果を過去の実績にせず、学習を続けましょう。
早めの学びで、名門理系大学も目標に
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。附属高校の履修制度とは別の大学入試の実績です。理数・情報に関心があれば、資格、本人の研究や制作、数学・英語を高校1・2年から育てることで、理系推薦にも選択肢が広がります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで先取り学習を推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。利用できる学習企画や履修科目を検討する段階から、必要な基礎学力と、本人が調べたい問いを整理できます。
履修後は、レポートや学習記録を確かめ、資料の比較、統計やPythonによる分析、本人の報告へ発展させます。大学別の志望理由書では、授業で分かったことと残った課題を学びたい内容へ結びつけ、発表や口頭試問でも、自分の根拠や考察を伝えられるように準備します。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


