薬学や看護に関心があっても、高校の化学・生物をどこまで理解できているか、不安な人もいるでしょう。第一薬科大学の「AI学習プログラム型」は、オンラインで指定単元を学び、修得認定試験を経て総合型選抜へ進む方式です。

学習を修了することと、内容を自分の言葉で説明できることの両方が必要です。資格の学習や本人の探究も重ね、学びたい分野と高校での実績をつなげましょう。

薬学部・看護学部で異なる5コース

2026年4月21日の公式案内では、5月1日から受講を開始し、申し込みは2027年1月29日までとしています。申し込みコースに応じてKOUDAIBridgeの指定単元を学ぶ流れです。学習アカウントの発行には最長1週間ほどかかる場合があります。

薬学科・漢方薬学科の6年制では、化学コースか生物コースを選びます。標準的な学習時間は22〜25時間。化学は物質の構成、物質量、濃度計算、酸・塩基、生物は代謝、遺伝情報、体内環境、生態系などが指定されています。

4年制の薬科学科にも化学・生物の2コースがあり、標準的な学習時間は16〜21時間です。看護学科は生物コースで28時間。遺伝情報の分配と合成、神経とホルモン、免疫などを含みます。

これらは標準時間で、全員が同じ時間で修了できるという意味ではありません。志望学科に合うコースを選び、試験までに理解を確かめる時間も確保しましょう。

出典:第一薬科大学・AI学習プログラム型の公式案内

修得認定試験の修了後も、面接・口頭試問がある

2027年度募集要項では、高校卒業・2027年3月卒業見込み等の資格に加え、大学の理念や教育内容を理解し、合格した場合に必ず入学する意思と、目標達成への強い学習意欲を求めています。AI学習プログラム型で受験できるのは、プログラムを受講し、修得認定試験を修了した人です。

薬学部・看護学部とも、AI学習プログラム型の面接は15分程度。申し込んだコースの指定単元の範囲から口頭試問があります。面接と提出書類を総合的に評価するため、学習修了だけで合格が決まる制度ではありません。

看護学部は、自己アピール作文と調査書等も提出します。一方、薬学部の要項では自己アピール作文を「面接型のみ提出」としており、方式や学部の書類を混同しないことが大切です。

2027年度は第1〜6回の日程があります。プログラムの申し込み期限と各回の出願締切は別なので、希望する回の受験に間に合うように準備してください。

出典:第一薬科大学・2027年度募集要項12〜14・34〜36・54〜55ページ

資格の知識を、本人の理解と探究につなげる

化学検定や生物検定の学習は、用語や仕組みを説明できるか確かめる機会になります。例えば濃度なら、式を覚えるだけでなく、何の量を何で割っているのか、単位がどう対応するかまで説明する練習が考えられます。

健康や環境への関心がある人なら、公開されている調査を読み、対象者や調査年をそろえて比較する探究も一案です。統計検定で集計の基礎を学び、Pythonでグラフを作れば、数値から言える範囲を考える練習になります。

指定単元の学習、資格の知識、本人が確かめたことを分けて記録しましょう。ここで挙げた資格や分析は、本人が組み合わせる対策の例です。第一薬科大学がすべてを必須資格や加点対象に指定しているという説明ではありません。

薬学・生命科学への関心を生かす大学3校

大学・2027年度の方式主な条件と準備
第一薬科大学・薬学部/看護学部・AI学習プログラム型指定単元と修得認定試験の修了、高校卒業等、合格時入学の意思。面接・口頭試問と書類で評価
東京薬科大学・生命科学部・研究型AO本人の研究成果を発表。2026年3月卒業・2027年3月卒業見込み等、合格時入学確約が必要
東京農業大学・生命科学部等・総合型選抜全学部自己推薦書と学科別課題を準備。2027年卒業見込み・2026年卒業等、第一志望・二次合格時入学が前提

第一薬科大学の要項12ページには「修得認定試験修了者のみ」とあります。出願条件を満たしたうえで、なぜ薬学・看護を学びたいのか、指定単元をどのように理解したかを説明できる準備が必要です。他大学向けの資格や研究で、同大学の指定単元修得を代用することはできません。

出典:第一薬科大学・2027年度募集要項

東京薬科大学の研究型AOは、科学クラブや高校・大学教員の指導下で行った研究等を発表対象にしています。研究発表10〜15分、質疑10〜15分と、生物基礎または化学基礎の口頭試問があります。AI教材の学習履歴だけでなく、本人が研究した目的・方法・結果・考察を示すことが必要です。

出典:東京薬科大学・2027年度募集要項20〜22ページ

東京農業大学は、全体評定の数値要件を設けていません。調査書・自己推薦書・学科別事前課題と、口頭試問を含む面接で評価します。第一志望とし、一次合格後は二次を受験し、二次合格時に入学することが条件です。

出典:東京農業大学・2027年度総合型選抜全学部要項3〜8ページ

東京薬科大学・東京農業大学の2027年度の出願は終了しています。ここでは今後の準備を考える比較例であり、これからの成果を過去の出願へ加えることはできません。実際の受験年度と提出期限に合わせて、学習と本人の活動を育てましょう。

高校1・2年から、理系推薦の選択肢を広げる

2026年度の京都工芸繊維大学工芸科学部応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。第一薬科大学の選考とは別の実績です。資格、本人の実験・調査、数学・理科の基礎を早くから育てれば、名門理系大学を目指す道も考えられます。

出典:京都工芸繊維大学・2026年度入試情報(PDF14頁・印刷12ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで学習修了から口頭試問まで対策

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の選考を熟知しています。志望分野と学習状況に合わせて、化学・生物の理解、資格、本人の調査やデータ分析を結びつける準備を支えます。

指定単元は、答えを選ぶ練習に加え、理由や仕組みを声に出して説明する練習が大切です。本人の活動も、大学で学びたい内容へつなげ、志望理由や自己アピール、面接で伝えられる形に整えましょう。

オンラインの個別指導で、資格学習から実績づくり、大学別の書類・口頭試問まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

第一薬科大学の志望理由書対策スキルパスの理系特化推薦対策

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