松山東雲女子大学の高大連携科目等履修は、高校に在籍しながら大学の授業を受け、所定の条件を満たすと単位を得られる制度です。地域や子ども、福祉への関心を、継続した学びへ発展させられます。
大学の授業で考えたことに、資格と本人の調査を組み合わせ、推薦で説明できる実績を育てましょう。地域イノベーション専攻の2027年度総合型選抜には、情報分野の資格を出願に使える受験型もあります。
高校在学中に大学の授業を履修する制度
2026年度は、高校または中等教育学校の後期課程に在籍し、所属学校長の推薦を受けた人が対象です。男子は2026年度の1・2年生に限られます。科目ごとの対象学年や受入人数もあるため、高校の先生と相談して選ぶ必要があります。
前学期は2026年4月8日〜8月10日、後学期は9月25日〜2027年2月8日です。授業は原則として5時限目の16時20分〜17時50分に開かれます。願書と学校長の推薦書を高校で取りまとめて提出し、大学の審議を経て受入が決まります。
検定料・登録料・授業料は無料ですが、教材費などが必要になる場合があります。前学期の出願は3月2〜23日、後学期は8月19日〜9月14日で、いずれも必着でした。
大学の開講一覧には、前学期の「地理学」「現代のメンタルヘルス」「ボランティア論」、後学期の「まつやま学」「生活の美術」などがあります。「しののめ子ども学」は高校3年生が対象です。共通科目には大学・短大合同開講のものもあります。
全授業の3分の2以上に出席し、試験・レポート等の評価に合格すると単位が付与されます。成績通知表が交付され、希望すれば単位取得の証明書も発行されます。同大学への入学後に、本人の願い出と大学の審議を経て卒業に必要な単位として扱える制度です。
出典:松山東雲女子大学2026年度高大連携科目等履修生募集要項・開講一覧
地域や福祉の学びを、データを使う探究へ
「まつやま学」や地理の学びから、地域の人口、交通、商店街について公開統計を調べる探究が考えられます。例えば、年代別人口と交通手段を整理し、地域間で条件がどう違うかを図にする活動です。
福祉や子どもに関心があれば、自治体が公表する支援制度の情報を比べ、必要な人に届きやすい案内の構成を考える方法もあります。公開資料を使う段階から始め、調査対象や個人情報の扱いは高校の先生と相談してください。
これらは、授業を受けた本人が発展させる探究の例です。授業の内容、参照した資料、自分が比較・考察した部分を分けて残すことが、志望理由書や面接の準備につながります。
ITパスポートで学ぶ情報管理を資料整理に、統計検定の学習をグラフや比較の読み取りに生かす準備もできます。資格の取得と、実際にその知識で何を調べたかを一緒に説明できるようにしましょう。
授業と資格から考える大学・方式
| 大学・2027年度の方式 | 実績の生かし方 | 主な条件・選考 |
|---|---|---|
| 松山東雲女子大学地域イノベーション専攻・総合型の資格・検定型 | 対象資格と学びを口頭試問へ | 女子、専願、Ⅰ〜Ⅳ期は面談終了証、対象資格、面接・調査書 |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 地域調査を情報系の分析・制作へ深める | 現役等、入学確約、数学・情報CBT、発表・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜AO | データや情報提供の仕組みを本人の課題へ | 数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件、活動報告・発表等 |
松山東雲の資格・検定型と探究学習型
2027年度の総合型選抜自己推薦枠は、高校卒業者・卒業見込み者等の女子が対象で、同大学を専願とすることが条件です。Ⅰ〜Ⅳ期は、事前面談後に発行される「面談終了証」が必要です。
地域イノベーション専攻の資格・検定型は、ITパスポート、日本情報処理検定協会の情報処理技能検定1級、全国商業高等学校協会主催検定1級1種目以上のいずれかが対象です。口頭試問を含む面接80点と調査書20点で選考します。
探究学習型は「活動の成果をもとに自己を推薦できる者」が対象で、グループ活動も認められています。3専攻ともプレゼンテーション50点、口頭試問を含む面接30点、調査書20点です。地域イノベーション専攻では、求める学習歴に沿ってPowerPointで5分程度の発表を行います。
履修した科目や単位だけでなく、そこで生まれた問いと、自分が調べて考えた成果を説明する準備が役立ちます。資格・検定型と探究学習型は、提出できる実績と得意な伝え方から選びましょう。
後学期の授業は2027年2月8日まで続きます。2026年秋の出願や、2027年2月1日のⅣ期選考の時点で、後学期の単位がすでに確定しているとは扱えません。履修中の内容と、確定済みの成績を分ける必要があります。
出典:松山東雲女子大学2027年度学生募集要項11〜13ページ
情報系を目指すなら、他大学の条件も比較
電気通信大学Ⅰ類は、2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポート、3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等で選考します。
東京電機大学理工学部AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件があり、事前課題、活動報告、発表・面接等で選考します。他大学との併願も可能です。
両大学の2027年度出願は2026年9月上旬でした。後学期の履修成果は間に合わないため、2027年度の方式は比較例として、主に翌年度以降の準備に活用してください。大学の履修を、情報分野で本人が取り組む分析や制作へ深めることが大切です。
出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項
低倍率の理系推薦を、早期準備で狙う
2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
高校1・2年生から資格、本人の探究、数学・理科の基礎を育て、条件と倍率が合う方式を比較すれば、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで履修計画・資格・探究・面接まで
スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。高校の授業と大学の履修、資格学習、本人の調査を無理なく続けられる計画から支えます。
地域データの探究なら、資料の選び方、比較条件、集計・図示、考察を整理し、志望理由書や発表へつなげます。資格・検定型では、学んだ内容を自分の言葉で説明する口頭試問の練習もできます。
受講歴を、本人の成果と学びたい理由まで説明できる実績へ育てる対策です。応募条件の確認から書類・面接まで、オンラインで徹底伴走します。
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