柴田学園大学には、高校に在籍しながら大学の科目を学ぶ「高大接続科目等履修生」の制度があります。健康や食、子どもの発達などへの関心を、大学の学びに触れながら深める機会です。総合型選抜・公募推薦へつなげるなら、受講した経験に加え、学んだ知識を使って何を調べ、考えたかを説明できる準備が大切です。
柴田学園大学の高大接続科目等履修で学べることと参加条件
2026年度学生便覧では、高校在籍中で、科目等履修生として大学が適当と認めた人を受け入れる規程が示されています。希望すれば誰でも全科目を受けられるという意味ではなく、受講できる科目や履修方法を確認する必要があります。
高大接続の取扱基準に示される申請書類は、大学所定の願書、高校に在籍していることが分かる証明書、健康診断書です。この区分では検定料・入学料・履修料が免除されます。通常の社会人等の科目履修料金と区分して確認しましょう。実験・実習の経費等については、希望する科目の案内で確認しましょう。
大学入学前に修得した科目の単位については、申請に基づき、学務委員会の審査と教授会を経て学長が認定を決めます。大学の科目を学ぶこと、単位の認定、大学入試で何を伝えるかは、それぞれ必要な準備がある制度です。
出典:2026年度学生便覧・科目等履修生規程と高大接続取扱基準34〜35ページ
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
例えば、食や健康の学習から、食品表示の違いに関心を持つことがあります。商品の情報を集め、同じ量にそろえて栄養成分を比べ、なぜ違いがあるかを調べる方法が考えられます。
授業で教わった知識を、自分で確かめた調査へつなげることが重要です。参照した資料、比較の条件、結果から考えたことを残しましょう。子どもへの食育に関心があるなら、相手に伝わる説明資料を作り、学校等での活動を通じて分かりやすさを見直す方法もあります。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
生物検定や化学検定の学習を、からだの働きや食品の成分の理解へ、統計検定の学習をデータの比較へつなげられます。調理の資格で学んだ内容を食育資料に生かすことも考えられます。学習を深める資格と、大学の要項にある加点対象は区分して選びましょう。
以下は2027年度方式の比較です。柴田学園の健康栄養学科総合型は2026年10月16日消印有効、筑波・東京電機の該当方式は9月に出願を終えています。今後の履修や活動の成果を、締切前の実績として提出することはできません。高校1・2年生は主に翌年度以降を見据えて準備しましょう。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 履修から発展させる方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 柴田学園大学・健康栄養学科 総合型 | 健康・食の活動を発表 | 入学条件、活動、対象資格 |
| 筑波大学・生物学類 AC入試 | 生物への問いと継続した研究 | 最近2年以上、経過・根拠資料 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | 生命科学等の問いと分析 | 評定・履修、事前課題・口頭試問 |
柴田学園大学健康栄養学科の2027年度総合型選抜は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等で、地域の健康支援を担う管理栄養士を目指し、継続して取り組める人が対象です。合格した場合に入学が確実であることが条件です。
要項3ページの発表課題は「健康や食事」について高校3年間に取り組んだ活動と、その将来の生かし方です。エントリーシート30点、発表10分40点、質疑を含む面接10分30点に、調査書も合わせて判定します。授業を学んだ経験を、自分の調査や食育の実践へ発展させる準備が考えられます。
要項4ページには、数検準2級以上、英検準2級以上、食物調理技術検定2級以上などの加点対象が示されています。チェック表と証明書のコピーを提出し、合計20点が上限です。同じ検定の級の違いで重複加点はしません。志望学科の対象資格と、実際の活動を組み合わせて準備することが大切です。
出典:2027年度学生募集要項3〜4ページ(PDF5〜6頁)
筑波大学の2027年度AC入試要項5ページ(PDF5頁)は、継続的な取り組みから「問題解決能力」を評価するとしています。生命環境学群生物学類の求める活動に合わせ、健康や食への関心から、生物に関する問いを立て、資料や観察で考察を深めてきた過程を説明する方法が考えられます。
対象は最近2年間またはそれ以上にわたる活動です。受講の前後を含め、自分が取り組んできた過程を整理しましょう。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書・活動経過報告書・根拠資料等による一次選考の後、面接・口述試験があります。
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、京都工芸繊維大学工芸科学部・応用生物学域応用生物学課程の学校推薦型選抜・一般プログラムは、受験者30人・合格者15人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、希望する分野と学べる科目を整理し、教科の基礎、資格対策、本人の問いに沿った調査を組み合わせます。資料の根拠を確認し、表計算やPythonで比較するなど、知識を具体的な活動に使う準備へ進みます。
活動資料では、授業で学んだこと、本人の工夫、考察を分けて記録。志望理由書では、残った疑問を大学の学問へ接続します。発表・面接では、調査の条件や実践の意図を答える練習へ。学びと資格を、本人の食・健康への関心が伝わる実績へ育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


