大阪信愛学院大学の「高校吹奏楽部活動応援プログラム」は、高校生と大学生が合同練習やコンサートを通じて学ぶ継続的な取組です。演奏を合わせる経験から、本人が工夫したことや新たに持った疑問を記録できます。総合型選抜・公募推薦へ生かすなら、参加した事実に加え、自分が何を考え、行動したかを説明する準備が大切です。
大阪信愛学院大学の高校吹奏楽部活動応援プログラムで学べることと参加条件
学校法人が2026年6月29日に発表した資料によると、プログラムは2024年度から始まり、近隣の少人数の高校吹奏楽部と連携しています。月1回の合同練習やジョイントコンサートを開催し、現在5校が参加する案内です。全高校生を対象にした個人の自由応募とは説明されていません。
2026年6月のジョイントコンサートでは、高校生、大学生、社会人が一緒に演奏しています。異なる年齢や所属の人と練習し、一つの演奏へまとめる学習ができる点に特徴があります。参加に関する条件や今後の日程は、学校・大学の案内で確認しましょう。
資料にある大学部員14人、地域バンドの登録約50人、合同演奏最大約110人は、それぞれ別の人数です。高校生の受講者数として一括して扱わず、本人の活動資料には、自分が参加した練習や公演、担当した役割を整理することが大切です。
出典:学校法人大阪信愛学院・2026年6月29日の高校吹奏楽部活動応援プログラム発表
参加した経験を、推薦で伝わる成果へ
記録には、練習で難しかったこと、他の人の助言、自分が試した工夫を残せます。音を合わせるために何を聴き、どう伝え、次の練習で何を変えたかを具体化すると、本人の判断が見えます。
音楽の経験から、音や情報に関する自分の問いを深める方法も考えられます。例えば、響きや音の高さに関心を持ち、物理の原理を調べ、条件をそろえた録音を数値で比較する取組です。合同演奏で学んだことと、その後に自分で行う分析は別の活動として記録しましょう。
資格と研究成果をどう組み合わせるか
物理や数学の学習を、波や周波数、音の伝わり方の理解へつなげられます。情報系の資格学習を音声データの処理へ、統計検定を測定値のばらつきの読み取りへ結び付ける方法もあります。Python等を使う場合は、処理の意味と結果を自分で説明できる準備が重要です。
以下は、音楽への関心を音響・情報・工学の研究へ発展させた場合の2027年度方式の比較です。演奏に参加しただけで、理工学研究の要件を満たすという意味ではありません。各校の該当方式は2026年9〜10月に出願を終えており、これから行う測定や分析を、それ以前の研究成果として提出することはできません。
研究・学習実績を伝えられる大学3校
| 大学・方式 | 音楽の経験から発展させる方向 | 準備の要点 |
|---|---|---|
| 電気通信大学・Ⅲ類 総合型 | 音・響きの原理と測定の研究 | 現役等、入学確約、原理・方法・結果 |
| 工学院大学・情報学部 探究成果活用型 | 音声データを使う理数探究 | 現役等、評定、探究・発表経験 |
| 東京電機大学・理工学部 AO | 音や情報の理工学の問い | 評定・履修、課題・発表・口頭試問 |
電気通信大学Ⅲ類の2027年度総合型選抜では、高校等で取り組んだ理工学の代表的な研究を報告します。要項7ページ(PDF9頁)は「研究方法と結果」と記載し、原理・法則や応用を含めて説明することを求めています。音や響きについて、物理の原理を調べ、測定や数値解析で確かめる問いを、自分の研究として深めた場合に、考察を伝える準備が考えられます。
2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。共通テストはなく、一次は書類、二次は約10分の発表と約20分の質疑・口頭試問です。Ⅲ類では自己PR映像の提出はありません。
工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と学内外発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2、専門学科3.5以上です。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答です。
出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。
出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ
理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も
2026年度入試では、愛媛大学工学部工学科・機械工学コースの総合型選抜Ⅰは、受験者6人・合格者3人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。
資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ
スキルパスでは、演奏活動から本人が持った問いを整理し、物理・数学・情報などの資格対策と基礎学習を組み合わせます。何を比べたいか、録音やデータの条件をどうそろえるかを検討し、波形や数値を本人が理解できる分析へ進みます。
成果資料では、部活動の中での役割と、自主的な調査・分析の目的、方法、結果を分けてまとめます。志望理由書では、演奏中の疑問を大学で学びたい音響や情報の専門分野へつなげます。発表・口頭試問では、原理、比較条件、結果の限界に答える練習を重ねます。音楽を続けた経験を、自分で問いを立てて検証した実績へ育てることを支援します。
スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


