地域や福祉の問題を調べていても、テーマの絞り方や、結果のまとめ方に迷うことはあります。日本社会事業大学の高大連携では、高校生の探究活動に教員や学生が協力します。助言を受け、本人が調査と考察をどう深めたかが、推薦・総合型選抜で伝える実績になります。

テーマ設定から情報の整理・分析を支援

「探究活動への協力及び補助」は、高校生が主体的に課題を設定し、情報を集め、整理・分析し、成果としてまとめる学習を支援するプログラムです。原則として社会福祉分野を対象とし、テーマや研究の進め方に教員・学生が助言します。

研究テーマや進め方の相談は、社会福祉に直接限定されない内容でも、趣旨に応じて対応できる場合があります。高校からの依頼と、高校生個人からの依頼の両方を受け付けています。関心と、どこで困っているかを整理して相談することが大切です。

成果発表の場として、社大福祉フォーラムの分科会を活用する案内もあります。ただし、その発表は学校からの依頼に限るため、個人相談と同じ条件ではありません。

出典:日本社会事業大学・探究活動支援の案内

2026年には、高校での探究が学会発表へ

2026年7月11・12日に同大学で行われた日本ソーシャルワーク学会では、7月12日に高校生のポスター報告もありました。高大連携協定校の東京都立つばさ総合高校の生徒が、教員や大学生、来場者へ探究の成果を伝えています。

報告されたテーマは、盲ろう者との触れ合いを通して考えたことでした。高校での活動を発表し、異なる立場の人から意見を聞くことで、福祉の役割や、自分の問いを考え直す機会になります。

この7月の学会は、毎年6月に行う社大福祉フォーラムとは別の催しです。発表した経験と、そこで得た助言、その後の修正を分けて残しましょう。学会で発表したという名称だけでなく、本人の学びが伝わります。

出典:日本社会事業大学・2026年7月の高校生ポスター報告

資格の学習と、継続的な地域活動を重ねる

ニュース時事能力検定や英検の学習は、社会の出来事や異なる地域の取り組みを調べる基礎になります。統計検定で集計や比較を学び、地域の公開データを確かめることも一案です。

例えば、活動で感じた困りごとについて、行政の調査や複数の資料を読み比べる方法があります。回答した人の範囲や質問文も確認し、数値だけで当事者の思いを決めつけず、本人が見聞きしたことと資料の内容を分けて考えましょう。

Pythonで図表を作る場合も、何を集計したか、どこまで判断できるかを説明できることが目標です。資格の知識、地域での経験、本人の調査を結びつけることが、大学で学ぶ理由を具体的にします。これらは本人が組み合わせる準備の例です。

社会の課題への関心を生かす大学3校の例

大学・方式成果の生かし方と主な条件
日本社会事業大学・社会福祉学部/総合型選抜高校卒業等の資格が必要。継続活動を活動報告書へ整理し、書類選考、小論文・面接で評価
ICU・教養学部/総合型英語外部試験利用継続活動と小論文で関心を説明。全体4.1以上、所定の英語公式スコア、第一志望・入学確約などが必要
慶應義塾大学・総合政策学部/環境情報学部AO入試本人の調査と学習計画を活動資料へ。高校卒業等、大学で学ぶ日本語または英語の能力、第一志望・入学確約が必要

日本社会事業大学の2027年度要項8ページは、活動報告書で「それらの活動を通じて学んだこと、考えたこと等」を求めています。福祉、環境、災害、国際協力などのボランティアや類似の社会的活動、学校内外の生徒会・部活動・地域活動等を、継続してきた内容とともに整理します。介護福祉士養成校の介護実習は、この報告対象から除かれます。

志願理由書、調査書、活動報告書などによる一次選考後に、60分の小論文と面接があります。共生社会デザイン学科とソーシャルワーク学科の両方へ出願できる制度です。探究相談を受けただけで済ませず、本人が続けた社会的活動と学びを具体的に伝えましょう。

出典:日本社会事業大学・2027年度入学試験要項4・8・20〜21ページ

ICUの英語外部試験利用は、2024年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業・修了等が対象で、過去にICU総合型へ出願していないことも条件です。2024年10月1日以降の所定の英語公式スコア、推薦状2通、小論文等を提出し、書類選考後に日本語の対面面接があります。自己活動歴は少なくとも2・3週間以上の教科外活動が対象です。

出典:ICU・2027年度総合型選抜要項3〜8・22〜23ページ

慶應SFCは、本人の志望理由・学習計画や活動資料などの書類選考後に面接を行います。客観的に志願者を知る2人の評価者による評価が必要で、2親等内の親族は評価者になれません。

出典:慶應義塾大学・2026夏秋AO要項(2027年入学)8・10・18〜20ページ

以上は2027年度要項を使った準備の比較例です。参加や資格に一律加点が付くという説明ではありません。本人の受験年度と提出期限を確かめ、出願後の成果を過去の実績にせず、継続した活動を育てることが必要です。

データ・技術へ関心が深まる場合の推薦例

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。社会福祉系の倍率とは別の実績です。課題の解決をデータや情報技術で考えたい場合は、資格、分析・制作、数学や英語を早くから学び、名門理系大学を目指す道もあります。

出典:静岡大学・2026年度入試調査資料(PDF6頁・印刷4ページ)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで探究相談を推薦の実績へ育てる

スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、利用できる企画や支援窓口、基礎学習、大学へ相談したい問い、本人の活動計画を整理できます。

相談後は、助言を受けた内容と本人の判断を確かめ、資料の比較、データ分析、考察を含む報告へ発展させます。志望理由書や面接では、活動の中で考えがどう変わり、大学で何を深める必要があるかを伝える準備が大切です。

オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・発表・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

日本社会事業大学の志望理由書対策を読むスキルパスの理系特化推薦対策

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