福島大学の面接では、志望分野への関心に加え、探究や活動で何を考えてきたかを説明する準備が大切です。2027年度は教育学部・政経学部・理工学部・食農学部の選抜内容を確認し、自分の方式に合った練習を進めましょう。

実績を紹介するときは、本人の行動、判断の根拠、大学で学ぶ必要を感じたことを具体的に伝えてください。 模擬授業や課題図書、探究調書など、面接の前提となる資料も方式ごとに異なります。

以下の質問と回答は架空の練習例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人が経験した内容に置き換えてください。

学部・方式別の面接対策

教育学部|地域教員希望枠・探究枠

地域教員希望枠は、小論文と、福島県の教員を目指して大学で取り組みたいことについてのプレゼンテーション・面接等があります。探究枠は、探究調書や事前提出物、口頭試問を含む面接等で評価し、保健体育系は実技実績も評価します。

教員になりたい理由だけでなく、教科や教育に関する探究で何を確かめたかを整理しましょう。

政経学部|総合型Ⅰ型・Ⅱ型

課題図書に基づくレポート等による第1次選抜の後、課題図書に基づくグループディスカッションと、志願理由書に基づく面接があります。Ⅰ型とⅡ型では出願条件も確認が必要です。

著者の主張、資料にある事実、自分の意見を分けて説明する練習が役立ちます。

理工学部|総合型選抜

第2次選抜では科学的な話題の模擬授業を受け、課題レポートを作成し、面接も受けます。初めて聞いた内容を理解し、考えを整理して伝える準備が必要です。

自分の探究や制作を紹介する練習に加え、授業の要点と、そこから考えたことを分けて説明する練習を続けましょう。

食農学部|地域社会貢献枠・実践教育経験枠

第2次選抜では課題論文と面接があります。面接は自己推薦書の内容を中心に、地域社会での経験や実践教育の経験を、次の学びにどうつなげたいかを評価します。

活動の結果と本人の担当を区別し、食・農・地域について生まれた疑問を整理してください。

福島大学・2027年度総合型選抜募集要項

公募の学校推薦型選抜

政経学部の学校推薦型選抜Ⅰは、A推薦・B推薦の条件を確認しましょう。小論文と面接等があり、B推薦には簿記検定の基準もあります。教育学部・理工学部の学校推薦型選抜Ⅱは、共通テストと面接等による方式です。

教育学部の面接は個人または集団で、資料に基づく質疑応答を行う場合もあります。理工学部は出願書類を基に、理工学的な社会問題への関心や、自分の考えを伝える力などを評価します。

福島大学・2027年度学校推薦型選抜募集要項

実績を、大学で学ぶ理由に結び付ける

理工系なら、物理検定・化学検定・生物検定の学習を、探究や実験の理解にどう使ったかを振り返りましょう。情報分野なら、情報オリンピック予選の学習や制作で、解法を比較した理由、検証したことも説明の材料になります。

教育系では教材づくりや学習支援、政経系では地域の調査や資料の比較、食農系では観察・栽培・食品に関する活動など、本人の経験から大学で深めたい課題を整理できます。

ここで挙げる資格・大会が、すべての方式の必須条件や一律の加点対象という意味ではありません。各方式の出願条件を満たすかどうかは、募集要項で別に確認してください。

想定質問と回答例

質問1|なぜ福島大学で学びたいのですか

…(本人が課題に関心を持った経験)…から、私は…に取り組みました。…(比較・観察・制作したこと)…を通じ、今の知識だけでは…を十分に説明できないと感じました。

貴学の…(志望学部の公式教育内容)…を学び、自分の経験と専門知識を結び付けて考えたいです。特に…について、基礎から理解を深めたいと考えています。

大学紹介の暗記ではなく、学びを必要と感じた経験から話しましょう。

質問2|教科や教育の探究で、何を工夫しましたか

教育学部を想定した、架空の例です。

…(自分で取り組んだ教材づくりや探究)…で、私は…を担当しました。相手が理解しにくかった点を聞き、…を変更して、反応を比べました。

ただ、一度の経験だけで学習効果を判断することはできません。大学では教科と教育について学び、子どもがどこで困っているのかを確かめながら考えたいです。

探究した内容と、教員になりたい理由のつながりを整理してください。関わった人の個人情報は含めないようにしましょう。

質問3|模擬授業で理解したことを説明してください

理工学部に向けた練習例です。実際の授業テーマを示すものではありません。

私が理解した要点は…です。…という条件で、…の関係を考える内容だと受け取りました。

私が…(本人の学習・制作・実験)…で経験した内容と関連があります。ただ、…という点は条件が異なるため、そのまま同じ結論にはできないと考えています。

授業で説明されたことと、自分が推測したことを区別して話しましょう。 分からなかった点も、どの部分で理解が止まったかを整理する練習が役立ちます。

質問4|課題図書について、どのように考えましたか

政経学部を想定した、架空の例です。特定の課題図書の内容や出題を再現するものではありません。

著者は…と述べていると理解しました。根拠として挙げているのは…です。私は…という経験から、この点に関心を持ちました。

一方で、…という条件の場合にも同じ説明が成り立つかは、追加の資料で確かめたいです。他の方がどのように読んだかも聞き、自分の理解を見直したいと考えています。

討論では、賛成・反対を急いで決めるより、何を根拠に考えているかを共有することが大切です。

質問5|食・農に関する活動から、何を学びましたか

食農学部に向けた、架空の例です。

…(栽培・観察・地域での活動など)…で、私は…を担当しました。生物や化学の学習を参考に、…と…を比べ、記録しました。

…という結果でしたが、短い期間の記録だけでは結論を出せないと感じました。大学では…について学び、地域の人の経験と科学的な知識の両方を参考に考えたいです。

活動の規模を大きく見せる必要はありません。本人が考え、確かめ、まだ分からないことを具体的に説明してください。

本番前に確認したいこと

自分の学部・方式で必要なレポート、発表、面接、共通テスト等を確認しましょう。提出物や持参物は、募集要項と受験者への通知に従ってください。

実績、提出書類、面接での説明が一致していることが大切です。理由や根拠を聞き返してもらい、暗記した文章に頼らず説明する練習を重ねましょう。

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  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

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スキルパスでは、資格・探究・制作などの実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人が取り組んだことを整理し、志望学部や方式に合わせて説明する練習を重視しています。

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