岐阜県立看護大学看護学部看護学科の公募推薦には、学校推薦型選抜AとBがあります。Aは小論文と面接、Bは大学入学共通テストと面接が中心です。どちらも、看護を学ぶ目的や、自分で問題の改善に取り組む姿勢等を面接で評価します。
看護への関心を、本人が気付いた課題と、その後の行動から説明しましょう。 卒業後に岐阜県内で看護職として働く意思も求められるため、大学での学びと将来の関わり方を考えることが大切です。
以下は独自に作成した架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人の経験に合う内容へ置き換えて練習してください。
公募推薦A・Bの面接と選抜内容
推薦A|小論文の回答も面接資料になる
推薦Aは岐阜県内の高校等を卒業見込みの人が対象で、成績や学校長の推薦等の条件があります。試験日は2026年11月14日です。小論文は10時20分から12時までの100分で100点、面接は13時から実施し、4段階で評価します。大学入学共通テストは課しません。
小論文は問題ⅠとⅡで構成されます。問題Ⅰは質問に答えるもので、面接資料としても利用します。問題Ⅱは文章や図表を提示し、一部に英語の問題も含みます。小論文の得点、面接の評価、調査書等の内容を総合して判定します。
書いた意見について、その根拠や別の見方も説明できるようにしましょう。文章の表現だけを整え、本人が内容を説明できない状態は避けてください。
推薦B|共通テスト525点と面接の4段階評価
推薦Bは全国の高校等から募集し、成績等の条件があります。面接は2027年2月3日に実施します。個別の小論文試験はなく、面接の評価、大学入学共通テストの得点、調査書等を総合して判定します。
共通テストは6教科6科目で、国語・地理歴史公民・数学・理科・外国語が各100点、情報が25点、合計525点です。面接はAと同じく4段階評価です。面接にも独自の点数があるように、合計点へ足して考えないでください。
AとBでは、高校所在地や評定等の条件も異なります。両方式とも、合格時の入学確約と、卒業後に岐阜県内で看護職として就業する強い意思が必要です。出願条件は、それぞれの募集要項を確認してください。
看護を学ぶ目的と、地域への関心
「なりたい」から、何を学ぶ必要があるかへ
面接では、看護学を学ぶ目的意識、問題意識を持って現状を改善する姿勢、自分の意見を的確に伝える表現力、コミュニケーション能力等を評価します。
大学は、人間や生活への関心、主体的な問題解決、文系・理系に偏らない学力を求めています。看護や医学の知識だけでなく、人文科学・社会科学の知識も重要だと示しています。
身近な出来事から関心を持った場合は、何が分からず、その後に何を調べたかを説明してください。他の人の病歴や家庭事情等を詳しく話す必要はありません。
岐阜県内で働く意思を、自分の言葉で説明する
県内就業の意思は、面接の評価内容にも含まれます。地域の保健・医療・福祉について調べ、自分の関心と結び付く点を整理しましょう。
面接用に、実際とは異なる就業意思を作ることは勧めません。自分の進路の希望と出願条件が合っているかも確認し、大学でどのような力を身に付けたいかを考えてください。
学習・探究を「改善した経験」として整理する
気付いた課題と、試した方法
課題に気付いた理由、試した方法、結果を受けて見直した点を説明しましょう。 課題を解決できたかどうかだけでなく、本人がどのように考えたかが分かるように整理してください。
学校や地域での協働、授業の探究、学習方法の改善等も振り返る材料です。活動全体の成果と本人の担当を分け、ほかの人の意見から学んだことも具体化しましょう。
生物・化学や統計の学習経験
生物・化学分野の理科検定や統計検定等に取り組んだ経験があれば、何を理解し、どこに疑問が残ったかを説明する練習に使えます。資格を持たない人は、授業や探究等の経験を振り返ってください。
ここでの資格の例は、必須条件や加点を示すものではありません。生物の知識を学んだことだけで人の生活を理解できるとは限らず、数字だけで相手の希望を判断できるわけでもありません。自分の学習の範囲と、大学で深める必要がある内容を区別しましょう。
推薦面接の想定質問と回答例
質問1|なぜ岐阜県立看護大学で看護を学びたいのですか
…(本人のきっかけ)…から、人の健康と生活に関心を持ちました。その後…を調べ、…に取り組みました。
…という疑問が残ったため、貴学の…という教育内容を確認しました。看護の知識と、人の生活を理解する視点を学び、…を深めたいと考えています。
質問2|自分で課題を見付け、改善した経験を教えてください
…(本人の活動)…で、…という問題に気付きました。原因を…と考え、…を確かめてから…を試しました。
結果は…でした。…は改善しましたが、…は十分ではありませんでした。ほかの人の意見も聞き、…を見直しました。
質問3|意見の異なる相手と、どう関わりましたか
…(本人の協働経験)…では、私は…と考えていました。相手に理由を聞くと、…を心配していると分かりました。
…を確認して相談し、…という方法を選びました。自分の意見を伝えると同時に、相手の前提を理解することが必要だと学びました。
質問4|岐阜県内で看護職として働くことを、どう考えていますか
…(本人が県内就業を希望する理由)…から、岐阜県の…に関心があります。…を調べ、…という課題を知りました。
一方で…はまだ十分に理解できていません。大学で…を学び、県内で暮らす人の生活を理解しながら、看護職として…に関わりたいと考えています。
質問5|学習で身に付けたことと、今の課題を教えてください
…(本人の授業・探究・資格学習)…では、…の理解に苦労しました。…を比較し、…の基礎に戻って考えました。
…を説明できるようになりましたが、…はまだ課題です。知識を覚えるだけで終わらせず、根拠や限界を確かめながら学び続けたいです。
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合格へ
スキルパスの推薦面接対策|問題意識と行動を伝える練習
提出書類や小論文で述べた考えを、自分の経験と根拠から説明できるようにしましょう。 推薦Aでは小論文、Bでは共通テストの学習も並行し、面接だけに準備を偏らせないことが大切です。
スキルパスでは、本人の学習・探究・協働等を振り返り、志望理由と口頭説明の準備を支援しています。本人が行ったことを整理し、追加の質問に対しても自分の言葉で答える練習を進めます。
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