日川高校では、SS科目での課題研究を中間発表につなげ、全国の高校生とも研究を交流しています。公式に公開されている2025年春の合格結果と2026年の研究発表から、実験・調査を理系推薦の説明へまとめる準備を紹介します。
2025年春の合格表には山梨大学31人・信州大学4人。2026年には、ブドウの品種による染色の違いを全国SSH発表会で発表しています。
山梨県立日川高等学校の大学合格実績
対象は学校公式「最近4年間の本校生の合格状況」のR6卒業年度=2025年春の合格欄です。
| 大学 | 合格者数 |
|---|---|
| 山梨大学 | 31人 |
| 信州大学 | 4人 |
| 静岡大学 | 2人 |
| 電気通信大学 | 1人 |
| 福井大学 | 1人 |
| 芝浦工業大学 | 1人 |
| 東京電機大学 | 1人 |
| 東京理科大学 | 1人 |
出典:山梨県立日川高等学校・最近4年間の本校生の合格状況(R6卒業年度等)。
原典は受験者数と合格者数を並べた表です。合格者欄だけを使用し、括弧内の現役内数を足していません。R6は卒業年度のため2025年春の結果で、2026年の実績には読み替えていません。
地元の大学と県外の理工系大学への合格例があります。研究の題材に加え、大学でどの分野の方法を学びたいかを考えながら学部を比較してみてください。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
山梨県立日川高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、学校公式の2026年度SSⅡ中間発表と全国SSH生徒研究発表会の記録をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| SSⅡ中間発表会 | 2年次が発表・2026年9月25日 | SSⅡで進める課題研究の中間報告を実施。1年次も発表を聴き、今後のSSⅠの研究を考える機会とした。 |
| ブドウの品種による染色の比較 | 3年次2人・2026年度全国SSH発表会 | 品種ごとの染色を比較する研究をポスター発表し、来場者から意見や助言を受けた。 |
出典:山梨県立日川高等学校・SSⅡ中間発表会(2026年9月25日)、山梨県立日川高等学校・SSH生徒研究発表会(2026年8月24日掲載)、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
中間発表と全国発表は、それぞれの対象者の活動です。比較した条件、結果の整理、質問への答えを振り返り、何が分かり何が未解決かを説明できるようにしておきましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
品種や材料を比べる実験なら、品種以外の条件をどのようにそろえたかを説明しましょう。見た目の違いを数値にした方法や、繰り返して同じ傾向が得られたかも、結果を判断するうえで大切です。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
山梨県立日川高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
表の31人は山梨大学を受験した人数ですか?
合格者数です。原典ではR6卒業年度の山梨大学受験者が51人、合格者が31人と別々に掲載されており、この記事では合格欄を採用しています。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
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