広島市立大学芸術学部のサマースクールでは、日本画、油絵、彫刻、デザイン工芸の制作に取り組み、教員の講評を受けられます。描いた・作ったという経験から、助言を受けて何を直したかまで残すことが、総合型選抜で自分の表現を伝える準備になります。
広島市立大学芸術学部サマースクールの対象と学び
2026年度は、美術系大学への進学を希望する高校生相当年齢以上の人を対象に、各コース2日間で開講する募集でした。会場は大学の芸術学部棟です。定員はコース別の先着順で、受講料は6,200〜8,200円。材料費を別に必要とするコースもあります。
日本画は静物の着彩写生、油絵は人物デッサンと油彩、彫刻は自刻像や自身の手の塑造に取り組む構成です。デザイン工芸では作品を制作し、翌日に採点・個別指導を受ける案内でした。9月の公式開催報告でも、生徒が制作に取り組んだ様子が紹介されています。
2026年度分の募集は終了しています。次年度の募集日や対象条件は、新しい公式案内で確認しましょう。通常の施設見学とは別に、制作と講評まで経験するプログラムです。
出典:広島市立大学・2026年度芸術学部サマースクール募集案内
出典:広島市立大学・2026年9月29日・芸術学部公開講座とサマースクール開催報告
プログラムの経験を、志望理由の根拠へ
制作前の下描き、制作中に迷った点、教員からの助言、次の作品で試したことを並べる方法が考えられます。例えば構図の助言なら、修正前後で何を見せたい絵になったか、自分で説明してみましょう。
講評を受けた作品と、その後に自分で発展させた作品を区別して記録することが大切です。持参作品への助言も、自分の課題を知る材料になります。作品の画像だけでなく、素材、制作時期、目的、工夫と改善を残しておくと、活動資料の整理に役立ちます。
資格の学習と成果を組み合わせる
色彩に関する検定学習を配色の比較へ、CGや画像処理の学習を試作の検証へつなげる方法があります。情報を扱うデザインなら、統計検定で学ぶグラフの読み方も参考になります。資格で理解したことを、実際の表現でどう使ったかを説明しましょう。
学びを生かして考えたい大学3校
| 大学・2027年度の方式 | 制作との接点と主な条件 |
|---|---|
| 広島市立大学・芸術学部/総合型選抜 | 自己推薦書と作品ファイル、専攻別の実技・課題・面接等。高校卒業・見込み等、入学確約 |
| 沖縄県立芸術大学・美術工芸学部/総合型選抜 | 専攻に合う作品・活動資料を説明。高校卒業・見込み等、入学確約、指定共通テスト受験 |
| 東京造形大学・造形学部/総合型選抜(自己アピール) | ポートフォリオと発表で制作を伝える。所定の卒業資格等と入学時18歳以上、入学確約 |
広島市立大学の2027年度要項1ページは、自らの考えを「作品や言葉によって表現」できる人を求めています。講評前後の作品や試作を見比べ、自分の判断がどう変わったかを説明する準備が考えられます。
高校卒業者・2027年3月までの卒業見込み等が対象で、入学確約が必要です。自己推薦書・作品ファイルに加え、専攻によって小論文、実技、課題作品、面接等で評価し、共通テストは利用しません。提出する活動や作品は本人のものであることが必要です。
出典:広島市立大学・2027年度要項1〜2・12・16〜19ページ
沖縄県立芸術大学も、高校卒業者・2027年3月までの卒業見込み等が対象で、入学確約が必要です。絵画は課題作品と小論文・面接、デザインは自己アピール資料と小論文・面接など、専攻ごとに内容が異なります。
美術工芸学部では合格後にも指定の共通テスト科目の受験が必要です。国語・外国語・指定の選択1科目を準備し、未受験や科目に0点がある場合は合格取消の可能性があります。音楽学部の扱いと混同しないようにしましょう。
東京造形大学は、所定の卒業資格等に加え、2027年4月1日に18歳以上であることと入学確約が必要です。作品・活動をまとめたポートフォリオによる書類審査と、5分程度の自己アピールを含むプレゼンテーション選考を行います。
ポートフォリオでは、基礎的能力と専門的能力の資料が必須です。資格・検定等の証明は、その他の活動として任意提出できます。作品が自主制作か学校等の課題か、共同制作なら自分の担当はどこかも明示します。資格と作品、制作の過程を関連づけて伝えることが大切です。
各方式の出願条件を満たしたうえで、本人が取り組んだ内容を伝える方法の例です。受講歴だけで一律の加点や合格が保証されるわけではありません。
推薦・総合型には比較的落ち着いた倍率も
2026年度の広島市立大学芸術学部美術学科日本画専攻の総合型選抜は、受験者7人・合格者3人で実質倍率2.33倍でした。プログラムの参加選考とは別の大学入試の実績です。
作品制作の経験、関連する資格、基礎学力を早くから準備し、自分の表現と大学の学びが合うかを比較しましょう。倍率と併せて、提出作品や実技、入学条件まで確認することが大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスでプログラムの学びを推薦の実績へ
スキルパスは、推薦で伝える実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。表現したいテーマに合わせ、資格で学ぶ知識や調査を、本人の制作と関連づける準備から支えます。
受講後は、講評の記録と作品を振り返り、助言を受けた内容と本人が考えた工夫を整理します。デザインでデータやプログラミングを用いる場合は、見せ方の比較や制作の検証も、本人の関心に合わせて考えられます。
出願時には、作品を選んだ理由、制作意図、試行錯誤を説明する資料を準備します。本人作成の規定に沿って志望理由を深め、作品を使った発表や質疑応答を練習する指導です。
スキルパスはオンラインの個別指導で、資格対策、活動の整理、大学別の志望理由書・発表・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


