北海道千歳リハビリテーション大学の健康科学部リハビリテーション学科には、理学療法学専攻と作業療法学専攻があります。総合型A・B・Cはいずれも20分程度の個別面接、公募の学校推薦型選抜Ⅰ期・Ⅱ期は15分程度の個別面接です。
理学療法士・作業療法士の役割を理解し、本人の経験と、大学で学びたいことをつなげて伝えましょう。 総合型は方式によって講義・小テストや課題もあるため、面接だけの準備では不十分です。
この記事は2027年度の総合型と公募推薦を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型A・B・C|20分程度の面接と方式別の準備
Aは、当日の講義と小テストもある
総合型Aは事前エントリーが不要です。当日の講義50分と、その内容を確認する小テスト30分、個別面接20分程度があります。自己PRシートと面接は段階評価、小テストは100点で、これらを総合的に判断します。面接を一律100点とする選考ではありません。
講義では、内容を理解し、要点を整理する練習が役立ちます。面接では、自己PRシートに書いた活動について、本人が何を考え、どう取り組んだかを説明できるようにしましょう。
Bは、エントリー時の課題について口頭試問
総合型Bはエントリーが必要です。2025年5月から2026年9月までのオープンキャンパスに1回以上参加し、大学から案内される課題とエントリーシートを提出します。出願許可を受けた後に、正式な出願手続きが必要です。
個別面接は20分程度で、志望理由等に加え、エントリー時の課題について口頭試問があります。自己PRシートと面接を段階評価し、総合的に判断します。エントリーを済ませただけで出願が完了するわけではありません。
課題の提出期日等は大学の案内に従ってください。面接準備では、提出した課題を読み返し、調べた資料、考えた理由、分からなかったことを本人の言葉で説明する練習が大切です。
Cは、事前課題の内容について口頭試問
総合型Cは事前エントリーが不要です。障がい予防リハビリテーションについて500字以内で述べる事前課題があり、20分程度の個別面接で、その内容について口頭試問も行われます。自己PRシート・事前課題・面接は、それぞれ段階評価による総合判断です。
出願期間は2026年11月11日から12月8日まで、試験日は12月12日です。出願書類は締切日必着のため、Web上の入力と郵送の両方を確認してください。
自己PRシートは、4項目をつなげて考える
総合型の自己PRシートは、志願理由、これまで力を入れたこと、その経験から学んだこと、入学後の学びや将来目標の4項目で、各250字以内です。別々の話題を並べるより、活動を通して何に気付き、なぜ大学で学びたいと考えたかを整理しましょう。
総合型はいずれも、2027年3月卒業見込みで、理学療法士または作業療法士への強い志望があり、合格後の入学を確約できること等が条件です。学習成績の基準だけでなく、要項にある出願資格全体を確認してください。
公募推薦Ⅰ期・Ⅱ期|15分程度の個別面接
面接と調査書を総合的に判断
公募の学校推薦型選抜Ⅰ期・Ⅱ期は、個別面接15分程度の段階評価と、調査書の内容を総合的に判断します。2027年度のこの方式に、小論文は記載されていません。他の方式や過年度の情報と混同しないよう注意が必要です。
主な出願資格は、2027年3月卒業見込み、学習成績の状況3.5以上、学校長の推薦、学業・人物ともに優れていること、合格後の入学を確約できること等です。志願理由書は、大学を志願し、リハビリテーション医療職を目指す理由を250字以内で記述します。
短い志願理由書でも、背景まで説明できるように
書類の文字数に収まらなかった背景や、活動中に考えたことを振り返ってください。「人の役に立ちたい」という思いとともに、なぜ理学療法または作業療法を選んだか、どんな学びが必要だと考えているかを伝えましょう。
Ⅰ期の試験日は2026年11月14日、Ⅱ期は12月12日です。出願書類や受付時刻等も、大学の最新案内で確認してください。
理学療法・作業療法に合わせた実績の伝え方
理学療法学専攻|身体の動きへの関心を具体的に
授業や部活動で身体の動きに関心を持った場合は、何を疑問に思い、どんな資料や学習で理解を深めたかを整理しましょう。競技経験だけで終わらず、理学療法士の役割を知って考えたことまで説明すると、専攻を選ぶ理由が伝わります。
物理検定や生物検定等の学習は、本人が実際に取り組んだ場合の経験例です。取得が一律に必須、または一定の加点や合格が保証されるという意味ではありません。学んだ内容と、大学でさらに学びたいことの関係が大切です。
作業療法学専攻|生活や活動への理解を深める
日常生活や、その人が大切にしている活動への関心を、資料調査や見学等の経験と結び付けてください。本人が見聞きしたことと、自分の解釈を分けて説明しましょう。
見学した支援を、自分が実施した医療行為として話さないことが大切です。 患者等の個人情報を面接資料に加えず、本人の学びや考えを中心に振り返ってください。
質問例と回答の組み立て方
質問1|なぜ理学療法学専攻を志望していますか
…(関心を持った経験)…から、身体の動きと生活との関係を学びたいと考えました。…(実際に調べた資料や見学)…を通して、…(知った理学療法士の役割)…に関心が深まりました。高校での…(学習や活動)…を踏まえ、大学で…(さらに学びたいこと)…を学びたいです。
本人が実際に知ったことを入れてください。けがや病気の経験がなければ、無理に作る必要はありません。
質問2|作業療法を学びたい理由を教えてください
…(本人が関心を持った出来事)…から、その人が大切にする生活や活動を支えることに関心を持ちました。…(資料調査や見学等)…で、…(学んだ作業療法士の役割)…を知りました。大学で…(必要だと感じた知識や学び)…を深めたいです。
理学療法との違いを単純な言い切りで説明せず、職種を調べた上で、本人が特に学びたいことを伝えましょう。
質問3|提出した課題で、なぜその考えに至ったのですか
…(提出した主張)…と考えたのは、…(実際に読んだ資料や確認した事実)…が理由です。一方、…(調査だけでは分からない点)…も残っています。…(別の見方)…も踏まえ、大学で…(さらに確かめたいこと)…を学びたいです。
総合型B・Cの口頭試問に向けた独自の練習例です。課題の文章を覚えるだけでなく、根拠と自分の考えを区別して説明してください。
質問4|これまで力を入れた活動から、何を学びましたか
…(本人の活動)…で、…(難しかったこと)…がありました。私は…(実際に工夫したこと)…に取り組み、…(結果や変化)…につながりました。…(反省や学んだこと)…を、大学での学習や周囲との協働にも生かしたいです。
大きな受賞歴がなくても、継続した学習や役割を果たした経験から振り返れます。活動全体の成果と、本人が担当した部分を分けましょう。
質問5|高校の学習を、大学でどう深めたいですか
…(実際に取り組んだ授業・探究・検定等)…を通して、…(理解が深まった内容)…を学びました。同時に、…(まだ十分に説明できないこと)…にも気付きました。大学では…(志望専攻の学び)…に取り組み、根拠をもとに考える力を身に付けたいです。
資格名や級だけを並べず、何を理解し、どんな疑問が生まれたかまで説明できるようにしてください。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|経験とリハビリテーションへの関心をつなげる
スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、志望理由書や面接の準備までを一人ひとりに合わせて支援します。書類に書いた内容を振り返り、追加の質問にも本人の考えを説明できるよう練習を重ねます。
北海道千歳リハビリテーション大学では、志望する専攻と受験方式に合わせ、書類・課題・面接を分けて準備しましょう。 B・Cは口頭試問、Aは講義と小テストへの準備も大切です。
北海道千歳リハビリテーション大学の志望理由書例文と、実績を伝える書き方
公式資料
出願前に、最新の公式情報で出願資格、提出書類、課題の指示、受付・入室時刻、試験会場を確認してください。

